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一章
3.これ以上見ないでくれ!
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歩香と俺は別のクラスなので、廊下で別れた。
とは言っても休み時間になったらちょくちょく俺の前に現れる。やってくるのではなく、現れる。
授業中は特にすることもなかったし、放課後まで時間は飛ばすぞ。
さて、放課後になったわけだが、ここで残念なお知らせだ。異能力研究会部長の親友、平塚健が風邪で休んでいる。
いや、ホントに残念だ。せっかく紹介しようとしていたのに。
まぁ、それは置いておくとして、異能力研究会とはなんぞや。という話なんだが、端的に言うと、能力者を集めた場所ということになる。
健は異能力が大好き過ぎて、なぜか能力者を集めようという結論に至ったらしく、能力者だとバレていた俺や歩香。そして健が独自に探しだした、神流先輩が所属させられた。俺と歩香は特に入る部活も無かったし別に良いが、神流先輩まで巻き込んで良かったものなのかは疑問だ。
おっと、そうこうしてるうちに部室に着いてしまった。
──ガチャ
ノブを回して中に入ると、
「あら、いらっしゃい」
神流先輩が居た。
おや、意外だ。いつもは遅いのに、今日は早いぞ。
「どうしたのよ、入り口で突っ立って。早くお入りなさい?」
「あぁ、はい。意外ですね、こんなに早いなんて」
「私だって早く登場したいのよ」
「はあ·········」
登場って何の事だろうか。俺にはさっぱり解らないなぁ。
「今朝、歩香ちゃんが私より先に登場しちゃったじゃない? このままだとメインの座を奪わ──」
「わぁぁぁぁ!!!! ちょっと待ってください! それはナシです! ホントに! それだけは!」
「そう? 仕方ないわね」
よし、一旦落ち着こう。もう少し疑問にすべき点があったはずだ。
「何で歩香が俺の所に来たなんて解ったんです?」
まさか、あの場でもう一人にもつけられてたとか······
「あら、私の能力に決まっているじゃない」
「あぁ、そうでしたね」
そうか、予知能力で何でもお見通しなんだな。便利な能力だよなぁ。俺のとは大違いだ。
「そうよ、貴方が今日何回トイレに行くとか、今日のお風呂の時間とかも解るわよ?」
「こっちもですか!」
もう俺にプライベートは無いらしい。
「まぁ、さすがにそんな事に興味は無いわよ」
「あってたまりますか······」
もう嫌だ、俺のプライベートを返してくれ······。
とは言っても休み時間になったらちょくちょく俺の前に現れる。やってくるのではなく、現れる。
授業中は特にすることもなかったし、放課後まで時間は飛ばすぞ。
さて、放課後になったわけだが、ここで残念なお知らせだ。異能力研究会部長の親友、平塚健が風邪で休んでいる。
いや、ホントに残念だ。せっかく紹介しようとしていたのに。
まぁ、それは置いておくとして、異能力研究会とはなんぞや。という話なんだが、端的に言うと、能力者を集めた場所ということになる。
健は異能力が大好き過ぎて、なぜか能力者を集めようという結論に至ったらしく、能力者だとバレていた俺や歩香。そして健が独自に探しだした、神流先輩が所属させられた。俺と歩香は特に入る部活も無かったし別に良いが、神流先輩まで巻き込んで良かったものなのかは疑問だ。
おっと、そうこうしてるうちに部室に着いてしまった。
──ガチャ
ノブを回して中に入ると、
「あら、いらっしゃい」
神流先輩が居た。
おや、意外だ。いつもは遅いのに、今日は早いぞ。
「どうしたのよ、入り口で突っ立って。早くお入りなさい?」
「あぁ、はい。意外ですね、こんなに早いなんて」
「私だって早く登場したいのよ」
「はあ·········」
登場って何の事だろうか。俺にはさっぱり解らないなぁ。
「今朝、歩香ちゃんが私より先に登場しちゃったじゃない? このままだとメインの座を奪わ──」
「わぁぁぁぁ!!!! ちょっと待ってください! それはナシです! ホントに! それだけは!」
「そう? 仕方ないわね」
よし、一旦落ち着こう。もう少し疑問にすべき点があったはずだ。
「何で歩香が俺の所に来たなんて解ったんです?」
まさか、あの場でもう一人にもつけられてたとか······
「あら、私の能力に決まっているじゃない」
「あぁ、そうでしたね」
そうか、予知能力で何でもお見通しなんだな。便利な能力だよなぁ。俺のとは大違いだ。
「そうよ、貴方が今日何回トイレに行くとか、今日のお風呂の時間とかも解るわよ?」
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もう俺にプライベートは無いらしい。
「まぁ、さすがにそんな事に興味は無いわよ」
「あってたまりますか······」
もう嫌だ、俺のプライベートを返してくれ······。
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