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二章
12.独自のルートについては詳しく言えない
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放課後。
「姫島、ちょっと良いか?」
俺は昨日の部活中の話について聞くため、姫島を呼び止めた。
「ん? どうしたの?」
「うちの部長の健は······知ってるよな?」
「うん、知ってるよ」
「健が異能力好きだということも?」
「この学校じゃ有名だよね」
まぁ、これは知ってて当然か。本題はここからだ。
「で、まぁ、その健なんだが、姫島さんに能力があるんじゃないかって言ってるんだよ」
「あたしに? 何でまたそんな?」
「いや、俺にも分からないんだが、何か独自のルートからの情報なんだそうだ」
「独自のルート? 何それ?」
「健の知り合いか何かじゃないか?」
実際のところ健の、『異能力についての話』を、真面目に聞く人物なんてそうそう居ないとは思うのだが、考えられる可能性はそれくらいのもんだ。
「そっか~。で、あたしはどうすれば良いの?」
「どうすると言われてもな······一度健と話してくれたら、俺の面倒事は無くなるんだが······」
「そっか~でも、ごめんね? あたしに能力は無いよ。だから行く必要も無いと思うんだ」
「それでは俺が困るんだが······どうにか話だけでもしてやってくれないか?」
このまま面倒事を持ち帰りたくはない。
「ん~······それじゃあ、こういうのはもうかな?」
「ん? 何か良い方法が──」
あるのか、と続けようとしたが、その前に視界がぼやけ始めた。
「なん······だ······?」
「ごめ──ね、ひ──ろく──」
意識が途絶えた。そして──
「······はっ!」
俺は何をしていたんだ? 早く部室に向かわなければ。
何か重要なことを忘れているような気がするが、思い出せない。まぁ、所詮その程度のことだったのだろう。
さて、今日の健は何を言い出すのやら。
「姫島、ちょっと良いか?」
俺は昨日の部活中の話について聞くため、姫島を呼び止めた。
「ん? どうしたの?」
「うちの部長の健は······知ってるよな?」
「うん、知ってるよ」
「健が異能力好きだということも?」
「この学校じゃ有名だよね」
まぁ、これは知ってて当然か。本題はここからだ。
「で、まぁ、その健なんだが、姫島さんに能力があるんじゃないかって言ってるんだよ」
「あたしに? 何でまたそんな?」
「いや、俺にも分からないんだが、何か独自のルートからの情報なんだそうだ」
「独自のルート? 何それ?」
「健の知り合いか何かじゃないか?」
実際のところ健の、『異能力についての話』を、真面目に聞く人物なんてそうそう居ないとは思うのだが、考えられる可能性はそれくらいのもんだ。
「そっか~。で、あたしはどうすれば良いの?」
「どうすると言われてもな······一度健と話してくれたら、俺の面倒事は無くなるんだが······」
「そっか~でも、ごめんね? あたしに能力は無いよ。だから行く必要も無いと思うんだ」
「それでは俺が困るんだが······どうにか話だけでもしてやってくれないか?」
このまま面倒事を持ち帰りたくはない。
「ん~······それじゃあ、こういうのはもうかな?」
「ん? 何か良い方法が──」
あるのか、と続けようとしたが、その前に視界がぼやけ始めた。
「なん······だ······?」
「ごめ──ね、ひ──ろく──」
意識が途絶えた。そして──
「······はっ!」
俺は何をしていたんだ? 早く部室に向かわなければ。
何か重要なことを忘れているような気がするが、思い出せない。まぁ、所詮その程度のことだったのだろう。
さて、今日の健は何を言い出すのやら。
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