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三章
25.健はもうそろそろ消えるかもしれない
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「健、今日姫島が琴音ちゃんの様子を見に来るそうだが、絶対に勧誘しようなんて思うなよ?」
「お、おう、どうした急に」
「いや、教室で言われたのを今思い出したから言っただけだ」
俺達は今部室に居る。勿論全員揃ってだ。
「お姉ちゃん来るんですか?」
「あぁ、様子見だそうだ」
入部したての頃に地の文でそんなことを言った気がする。
──コンコン
ドアがノックされた。
「こんにちはー」
「いらっしゃい、天音さん。入部する?」
健の一言で、部屋に入ってきた姫島が早速顔をひきつらせた。何でこいつは人の話を無視するんだ? 消えたいのか?
「健、もうお前消えろよ」
「冗談だよ! 悪かったって!」
とりあえず健は無視しておく。
──姫島の能力でここから追い出せないかな。
「よう、姫島、いらっしゃい」
「お、お邪魔します。あの、琴音って迷惑かけてない?」
「まぁ、花瓶が飛んでったり健の私物が飛んでったりする程度だな。何も問題はない」
迷惑はかかってないな。
「俺に迷惑かかってんだけど!?」
「そっかぁ、迷惑かけてないんだね。良かったぁ」
「俺のこと無視!?」
何か健がうるさいが、放っておいた方が良さそうだ。何か言ってこれ以上うるさくなられても困るしな。
「ある程度抑えられるようにはなったんだよ?」
琴音ちゃんが言った。
まぁ、確かに最近は物飛ばしてないな。いつもかばんから小物が飛んでいくが、日常茶飯事過ぎて描写する気にもならなかったが。
「そうなんだー。良かったね」
「うん、まだたまに飛んでいくけどね」
主に健の私物がな。何で触らないと飛ばないのに、飛んでいくのかは知らないが。
飛ばすために実は触ってたとか?
「唐突だけれども平塚君、そろそろ部屋から出ていく時間よ?」
「ホントに唐突ですねぇ! 今まで喋ってなかったのに一言目がそれですか! 出ていきませんよ!」
──コンコン
またドアがノックされた。
入ってきたのは、この前と同じ女性の教師だ。
「平塚、すまないが臨時で部長集会をすることになった。来てくれ」
ホントに出ていく時間だった。
何でこんなとこだけ能力使うんすか先輩。
「またですか!? 今度は何を話し合うんすか」
「それは始まってから話す。とりあえず来い」
健が引き摺られて行った。いや、比喩だけど。実際普通についてったけど。
もうここまできたら、理由なく連れてかれても違和感無くなりそうだな。
「いつもあんな感じなの?」
姫島が面白そうに聞いてきた。
「まぁ、そうだな。健はここ最近よく居なくなる」
「理由が薄すぎるのは問題だけれどね」
それ言っちゃダメですって先輩。
「やっと平塚先輩居なくなりましたね」
やっとって言った!?
琴音ちゃん、どんだけ健が嫌いなんだよ······。
「うん、やっと健消えた」
歩香、それが一言目ってどうなんだよ。どんだけ健に居なくなってほしかったんだよ。
「ひ、平塚君って嫌われてるの?」
「いや、多分弄られてるだけ、だとは思うな」
実際のところ俺にもよくわからん。
「あ、そろそろ時間かな。あたし帰るね」
琴音ちゃん残していって良いのか?
「お姉ちゃん、あたしは?」
「琴音は······一緒に帰る?」
「うん!」
「らしいけど、いいかな?」
俺は構わん。というか何も活動してないしな。
「いい」
「問題ないわよ」
「そっか、分かった。じゃあね、氷室君、日野さん、神流先輩」
おう、何かと全員の名前覚えてるのな。
これで姫島が帰っていったわけだが、特に俺達だけですることはない。
「俺達も帰ります?」
「賛成」
「いいんじゃないかしら」
まぁ、また健を置いていくことになるが、いつものことなので触れはしない。
「よし、じゃあ帰ろう」
どうせ健は戻ってこないだろ。話し合いってわりと長いし。
と、思っていたらわりと早く終わったらしく、連絡が入っていたのは別の話だ。詳しく説明するつもりはない。
「お、おう、どうした急に」
「いや、教室で言われたのを今思い出したから言っただけだ」
俺達は今部室に居る。勿論全員揃ってだ。
「お姉ちゃん来るんですか?」
「あぁ、様子見だそうだ」
入部したての頃に地の文でそんなことを言った気がする。
──コンコン
ドアがノックされた。
「こんにちはー」
「いらっしゃい、天音さん。入部する?」
健の一言で、部屋に入ってきた姫島が早速顔をひきつらせた。何でこいつは人の話を無視するんだ? 消えたいのか?
「健、もうお前消えろよ」
「冗談だよ! 悪かったって!」
とりあえず健は無視しておく。
──姫島の能力でここから追い出せないかな。
「よう、姫島、いらっしゃい」
「お、お邪魔します。あの、琴音って迷惑かけてない?」
「まぁ、花瓶が飛んでったり健の私物が飛んでったりする程度だな。何も問題はない」
迷惑はかかってないな。
「俺に迷惑かかってんだけど!?」
「そっかぁ、迷惑かけてないんだね。良かったぁ」
「俺のこと無視!?」
何か健がうるさいが、放っておいた方が良さそうだ。何か言ってこれ以上うるさくなられても困るしな。
「ある程度抑えられるようにはなったんだよ?」
琴音ちゃんが言った。
まぁ、確かに最近は物飛ばしてないな。いつもかばんから小物が飛んでいくが、日常茶飯事過ぎて描写する気にもならなかったが。
「そうなんだー。良かったね」
「うん、まだたまに飛んでいくけどね」
主に健の私物がな。何で触らないと飛ばないのに、飛んでいくのかは知らないが。
飛ばすために実は触ってたとか?
「唐突だけれども平塚君、そろそろ部屋から出ていく時間よ?」
「ホントに唐突ですねぇ! 今まで喋ってなかったのに一言目がそれですか! 出ていきませんよ!」
──コンコン
またドアがノックされた。
入ってきたのは、この前と同じ女性の教師だ。
「平塚、すまないが臨時で部長集会をすることになった。来てくれ」
ホントに出ていく時間だった。
何でこんなとこだけ能力使うんすか先輩。
「またですか!? 今度は何を話し合うんすか」
「それは始まってから話す。とりあえず来い」
健が引き摺られて行った。いや、比喩だけど。実際普通についてったけど。
もうここまできたら、理由なく連れてかれても違和感無くなりそうだな。
「いつもあんな感じなの?」
姫島が面白そうに聞いてきた。
「まぁ、そうだな。健はここ最近よく居なくなる」
「理由が薄すぎるのは問題だけれどね」
それ言っちゃダメですって先輩。
「やっと平塚先輩居なくなりましたね」
やっとって言った!?
琴音ちゃん、どんだけ健が嫌いなんだよ······。
「うん、やっと健消えた」
歩香、それが一言目ってどうなんだよ。どんだけ健に居なくなってほしかったんだよ。
「ひ、平塚君って嫌われてるの?」
「いや、多分弄られてるだけ、だとは思うな」
実際のところ俺にもよくわからん。
「あ、そろそろ時間かな。あたし帰るね」
琴音ちゃん残していって良いのか?
「お姉ちゃん、あたしは?」
「琴音は······一緒に帰る?」
「うん!」
「らしいけど、いいかな?」
俺は構わん。というか何も活動してないしな。
「いい」
「問題ないわよ」
「そっか、分かった。じゃあね、氷室君、日野さん、神流先輩」
おう、何かと全員の名前覚えてるのな。
これで姫島が帰っていったわけだが、特に俺達だけですることはない。
「俺達も帰ります?」
「賛成」
「いいんじゃないかしら」
まぁ、また健を置いていくことになるが、いつものことなので触れはしない。
「よし、じゃあ帰ろう」
どうせ健は戻ってこないだろ。話し合いってわりと長いし。
と、思っていたらわりと早く終わったらしく、連絡が入っていたのは別の話だ。詳しく説明するつもりはない。
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