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番外編 魅惑のバレンタイン
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ある日のことだった、フェルトラがレインの店の扉を開けた時、後ろから薬品を嗅がされフェルトラは意識を失ったのだった。
「……ん……。あ…?ここは…」
フェルトラが目を覚ますとそこは不思議な空間だった。お菓子でできた森だったのだ。
「これ、全部お菓子か?」
不思議な景色を眺めつつ、フェルトラは苺チョコの川を手ですくい飲んでみた。
「甘いな。チョコだしそりゃそうか。となるとやっぱり他の木とかも食える感じなんだろな」
そう言いつつチョコで出来た枝をおり、口へ運んだ。
暫く、食べたりチョコを味わいながら歩いて苺チョコの川を下った。
「誘拐?いや、こんなところ知らねぇし、どこだここ」
フェルトラが川を立ち止まり見ていたら大きなグミのティーカップが流れてきた。
思わずフェルトラは二度見をしてしまった。
船とかではなくティーカップだということもあるがナーガが丸められてティーカップの中に寝かされていたのだ。
「おい、まじかよ!?なんかこっちによせられるものねぇか?!」
フェルトラは目に映った大きなペロペロキャンディーを持ち、カップに引っ掛け引き寄せ、無事にナーガを救出できたのだった。
「おい、起きろ、ここどこか分かるか?」
「ん………うぁ?!何だこりゃ!つーか俺の服変わってんだが!?」
「あぁ。起きたら変わってたな。メルヘンチックっつーのか?」
「あー、それだな。ったく、主に言わて買い出ししに行っただけだというのにな、変な薬品かがされて最悪だ。……所でここ、どこだ?食べれるのか?」
「お前もか。俺も後ろから薬品で眠らされた。ここのやつ基本的に食べれるみたいだぞ?」
ナーガはお腹空いていたのか雑草を食べ始めた。
それを見たフェルトラは羊みたいだと思い笑いに肩を震わせながらレインの身をあんじたのだった。
(ナーガがいるということはレインもいる可能性があるな。無事だといいが……)
その時、大きな画面が空中に浮かびフードに仮面の男が映し出された。
「やぁ、よく来てくれた。ここはお菓子な空間。君達を招待させてもらったよ。楽しんでくれてるかな?」
「ん?まぁな。面白いとこだと思うがレイン知らねぇか?」
「勿論彼も来てるさ。探してみなよ。まぁ、屋敷まで来れるかな?」
そう言って男の画面は切れ、代わりにマップらしきものが映し出された。
「これはマップでゴールは星マーク。君たちの現在地はハートマークさ。頑張ってねー」
ここで男の声は聞こえなくなり、ナーガとフェルトラはお互い顔を見合わせ、ゴールに向けて走り出した。
森から抜け、街に出たらまた、画面が男へと切り替わる。
「ほら、あそこに2つつ席があるだろ?カップが2つずつあるんだけど、どっちが高級チョコか当ててみて。報酬は先に進むための鍵分かったらAかBか言ってね。負けたら戦闘で無理やり鍵を奪ってちょ?」
(なるほど、確かに封鎖されてるな。……待て待て、このチョコほとんど同じ味に感じる……。俺は王太子だというのに目わけがつかないくらいいい線いってる問題だな)
フェルトラは渋面をしながら考え、Aの答えを出した。
なお、この問題クッキーで隣と遮られてるため合わせることが出来ないし、声も聞こえてないらしい。
ナーガは感でAの答えを出し、どうやら2人共同じ答えとなったようだ。
「正解はA。お見事、じゃあ鍵ね」
そういった瞬間どこからか鍵が飛んできた。
フェルトラは後ろから飛んできた鍵をギリギリで両手で挟むように掴んだ。
鍵を開けた先にあるのは貴族街と呼ばれる貴族たちが学校に通うために作られたすむための寮という名の街だ。
勿論、お菓子でできている。その向こうには案の定行けないように封鎖されている。
「セカンドステージ!宝探し。鍵を見つけるだけの簡単な遊びだよー。この中のどこかに鍵があるよ。どこでしょうか?」
「おい、範囲がデケェよ」
「そうだな。フェルトラに同意する」
「ふむ。そうだなぁ。じゃあ、2番地にあるはずだから探してみて!これならどうかな?」
((極端に大きな範囲か小さい範囲しか出来んのだな))
二人は中を探したのだが見つからず、どうしたものかとグミのペン立てを食べた。
「にゃかひゃかみじゅかんにゃいけりょほんどにありゅのか?」
「知ってると思うのか?それより食ってから喋れよ。王太子だろが」
「ごくん………はぁ、ここ、お菓子で出来てるんだよな?王宮の高級お菓子に負けねぇ美味さだよな」
「それは分かるぞ。……まて、食べる?鍵はお菓子の中か?」
その言葉にフェルトラは目を見開き、振って中から音がなるお菓子を探した。
もし、喉に詰まったら大変なため流石にお菓子で固めてはないと思っているのだ。
案の定つみきのおもちゃから音がして出てきたのだった。
「うーん、俺が作ったのに簡単にクリアされるなんて…」
フェルトラは最後の鍵を開け、屋敷にたどり着き間髪入れずに仮面の男は言った。
「あぁー、お菓子は美味しかったぞ?レイン」
「ぷはぁ!この屋敷のお菓子うまいな!」
「……いつから気づいてたんだい?」
そう言ってフードをとり仮面を外し、レインのいつもの声に戻った。
「1番目の鍵の時」
「んー!俺もだ。主」
「まぁ、面白そうだからやってた」
レインは面白くなさそうにくるくると髪をいじってたがまぁいいかと納得をし、屋敷を見上げ言った。
「楽しかったならいいか。ハッピーバレンタイン、フェルトラ、ナーガ。俺からの贈り物だよ。満足するまで味わっておくれ」
この魅惑のお菓子な空間でレインはフェルトラ達を満足するまでもてなしたのだった。
きっと3人にとって幸せな1日を過ごせたのだろう。
「……ん……。あ…?ここは…」
フェルトラが目を覚ますとそこは不思議な空間だった。お菓子でできた森だったのだ。
「これ、全部お菓子か?」
不思議な景色を眺めつつ、フェルトラは苺チョコの川を手ですくい飲んでみた。
「甘いな。チョコだしそりゃそうか。となるとやっぱり他の木とかも食える感じなんだろな」
そう言いつつチョコで出来た枝をおり、口へ運んだ。
暫く、食べたりチョコを味わいながら歩いて苺チョコの川を下った。
「誘拐?いや、こんなところ知らねぇし、どこだここ」
フェルトラが川を立ち止まり見ていたら大きなグミのティーカップが流れてきた。
思わずフェルトラは二度見をしてしまった。
船とかではなくティーカップだということもあるがナーガが丸められてティーカップの中に寝かされていたのだ。
「おい、まじかよ!?なんかこっちによせられるものねぇか?!」
フェルトラは目に映った大きなペロペロキャンディーを持ち、カップに引っ掛け引き寄せ、無事にナーガを救出できたのだった。
「おい、起きろ、ここどこか分かるか?」
「ん………うぁ?!何だこりゃ!つーか俺の服変わってんだが!?」
「あぁ。起きたら変わってたな。メルヘンチックっつーのか?」
「あー、それだな。ったく、主に言わて買い出ししに行っただけだというのにな、変な薬品かがされて最悪だ。……所でここ、どこだ?食べれるのか?」
「お前もか。俺も後ろから薬品で眠らされた。ここのやつ基本的に食べれるみたいだぞ?」
ナーガはお腹空いていたのか雑草を食べ始めた。
それを見たフェルトラは羊みたいだと思い笑いに肩を震わせながらレインの身をあんじたのだった。
(ナーガがいるということはレインもいる可能性があるな。無事だといいが……)
その時、大きな画面が空中に浮かびフードに仮面の男が映し出された。
「やぁ、よく来てくれた。ここはお菓子な空間。君達を招待させてもらったよ。楽しんでくれてるかな?」
「ん?まぁな。面白いとこだと思うがレイン知らねぇか?」
「勿論彼も来てるさ。探してみなよ。まぁ、屋敷まで来れるかな?」
そう言って男の画面は切れ、代わりにマップらしきものが映し出された。
「これはマップでゴールは星マーク。君たちの現在地はハートマークさ。頑張ってねー」
ここで男の声は聞こえなくなり、ナーガとフェルトラはお互い顔を見合わせ、ゴールに向けて走り出した。
森から抜け、街に出たらまた、画面が男へと切り替わる。
「ほら、あそこに2つつ席があるだろ?カップが2つずつあるんだけど、どっちが高級チョコか当ててみて。報酬は先に進むための鍵分かったらAかBか言ってね。負けたら戦闘で無理やり鍵を奪ってちょ?」
(なるほど、確かに封鎖されてるな。……待て待て、このチョコほとんど同じ味に感じる……。俺は王太子だというのに目わけがつかないくらいいい線いってる問題だな)
フェルトラは渋面をしながら考え、Aの答えを出した。
なお、この問題クッキーで隣と遮られてるため合わせることが出来ないし、声も聞こえてないらしい。
ナーガは感でAの答えを出し、どうやら2人共同じ答えとなったようだ。
「正解はA。お見事、じゃあ鍵ね」
そういった瞬間どこからか鍵が飛んできた。
フェルトラは後ろから飛んできた鍵をギリギリで両手で挟むように掴んだ。
鍵を開けた先にあるのは貴族街と呼ばれる貴族たちが学校に通うために作られたすむための寮という名の街だ。
勿論、お菓子でできている。その向こうには案の定行けないように封鎖されている。
「セカンドステージ!宝探し。鍵を見つけるだけの簡単な遊びだよー。この中のどこかに鍵があるよ。どこでしょうか?」
「おい、範囲がデケェよ」
「そうだな。フェルトラに同意する」
「ふむ。そうだなぁ。じゃあ、2番地にあるはずだから探してみて!これならどうかな?」
((極端に大きな範囲か小さい範囲しか出来んのだな))
二人は中を探したのだが見つからず、どうしたものかとグミのペン立てを食べた。
「にゃかひゃかみじゅかんにゃいけりょほんどにありゅのか?」
「知ってると思うのか?それより食ってから喋れよ。王太子だろが」
「ごくん………はぁ、ここ、お菓子で出来てるんだよな?王宮の高級お菓子に負けねぇ美味さだよな」
「それは分かるぞ。……まて、食べる?鍵はお菓子の中か?」
その言葉にフェルトラは目を見開き、振って中から音がなるお菓子を探した。
もし、喉に詰まったら大変なため流石にお菓子で固めてはないと思っているのだ。
案の定つみきのおもちゃから音がして出てきたのだった。
「うーん、俺が作ったのに簡単にクリアされるなんて…」
フェルトラは最後の鍵を開け、屋敷にたどり着き間髪入れずに仮面の男は言った。
「あぁー、お菓子は美味しかったぞ?レイン」
「ぷはぁ!この屋敷のお菓子うまいな!」
「……いつから気づいてたんだい?」
そう言ってフードをとり仮面を外し、レインのいつもの声に戻った。
「1番目の鍵の時」
「んー!俺もだ。主」
「まぁ、面白そうだからやってた」
レインは面白くなさそうにくるくると髪をいじってたがまぁいいかと納得をし、屋敷を見上げ言った。
「楽しかったならいいか。ハッピーバレンタイン、フェルトラ、ナーガ。俺からの贈り物だよ。満足するまで味わっておくれ」
この魅惑のお菓子な空間でレインはフェルトラ達を満足するまでもてなしたのだった。
きっと3人にとって幸せな1日を過ごせたのだろう。
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