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策謀
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デトロイン帝国とデルビア神魔国に隣接するオーガ族を中心とした国家、コロンボ王国。人口は約500万人の強国の狭間にある弱小国家である。
褐色の肌色をした齢50代でありながら筋肉隆盛の恰幅の良いオーガである国王エドワード・コロンボは、目の前にいる白亜の美女を謁見の間に迎え緊張していた。
なにしにここにきたのだ。
国王への突然の訪問でありながら、そんな事は委細気にせずの美女は扇子をゆっくりと仰ぎながら、見下すような眼差しを向けている。
相変わらずの無礼さはかわらないな。
「わらわが、ここに来た用は他でもない。そなたの国と今後の軍事的な方針を話し合いに来たのじゃえ」
「エカテリーナ殿、突然の訪問ゆえなんの準備も出来ておりませぬ」
デルビア神魔国魔王エカテリーナは、口元を歪めて笑う。
「ほほっ、構わぬぞえ。わらわの時間は存分に空けておる故にのう」
「・・・それはご配慮ありがとうございます」
「で、時にわらわは何時までこうしておればいいのじゃのう? オロバス戦略担当相よ」
扇子をバシッと閉じる音が謁見の間に鳴り響く。
「こ、これは無礼つかまつりました。奥の応接室まで至急ご案内いたします故に、ご容赦を」
コロンボ王国の宰相は、目の前の美女から溢れ出る膨大な魔力にどっと汗を吹き出しながら言葉を絞り出すように話し出す。
「ほほっ、なにもそう緊張されることはありませぬぞ。主は、寛容であります故にのう」
オロボスは、主という言葉に含みを持たせながら話す。
コロンボ国家は、あくまでデルビア神魔国という主人のおめこぼしで存在している飼い犬にすぎないという事か・・・たしかにデルビア神魔国がその気になれば、一晩でこの国家は陥落するであろう・・・
エドワード国王は苦々しい気持ちを抑えながら、表情は笑顔で応対する。
「では、こちらにどうぞ。エカリーナ殿」
「国王みずからの案内すまんのう」
不穏な雰囲気の中、エカテリーナ一行は応接室に案内される。
「ふむ、悪くはない座り心地。先ほどは、部下の前でいささか失礼な態度をとってすまなかったのう、エドワード殿」
「いや、無礼な事などなにもなく」
「左様でございます。エカテリーナ様」
エドワード国王と宰相は、言葉と態度が裏腹なエカテリーナの姿をみながら機嫌を損なわない様に細心の注意を払う。
魔王就任の際以来の面識だが、噂では部下も気分次第で蹂躙する冷酷無慈悲な魔王ときいている。下手に言質をとられたら国家の存亡に関わりかねぬわ。
「で、早速ではございますが、軍事的な方針の内容についてお聞かせいただけませんかな」
「そうじゃのう、オロバスよ」
「はい、その件については、まず私めの方からご説明いたしましょう」
「お願いできましょうか、オロボス殿」
「我がデルビア神魔国がデトロイン帝国と一時休戦を結んでいるのはご存知でしょうか」
「聞き及んでおります」
「左様。かの国に手違いで侵攻してしまった詫びとして、休戦を迎えております」
手違いではあるまいて。噂に聞く聖騎士を斃すための出兵だったと、諜報部隊から報告で聞いているぞ。
「そうでございましたか。手違いとはこれまた不幸なことで」
「が、わが国は、元々、アリラン教を崇拝する国家とは相いれない宿命。我が国の神であるサンナーガ神の宿敵神。おっと、無論、貴国の神を否定している訳ではありませんぞ」
「それは重々承知しております」
「宗教戦争は、いつの時代も繰り広がれるもの。先も5年前に戦乱がおこったように」
「また、聖戦を起こそうと?」
「きっかけがあれば戦争は案外簡単に起きるものでございます。が、火種を起こす準備が必要でしてな」
「火種・・・ですか」
「しかしながら、休戦協定を結んでいる我が国が直接に火だねを起こすのも無粋。大儀も通らない」
「・・・それでその役目を、我が国にと仰せか」
「ふふっ、国王陛下はご察しが宜しくて助かりますのう」
オロボスは片眼鏡の位置を調整すると、エカテリーナに視線を移す。
「エドワード国王よ。戦争というものは雰囲気作りが重要じゃえ。花火も屋台や澄みきった夜空、大勢の観客、賑わいが揃って盛り上がっていく」
「・・・・」
「雰囲気もないまま、わが国が侵攻するのも士気があがらないし、大儀名分も欲しいではないかぇ」
「我が国はなにぶん小国でありますので、お手伝いできることが限られておりますが」
「強大な武力を持たぬものが起こせる手段など、いつの世も決まっておりましょうぞ」
「オロボス殿、それはどういうことでしょうか」
「昔からよく行われているでしょう。敵は獅子身中にありと、持たざる者の戦い。そういうことですよ」
つまり、テロを起こし神魔国に敵意を向けさせろということか。それをコロンボ王国で実行すれば、形式上も実行的にも神魔国に証拠は存在しない。
それで、あらぬ疑いをかけられた挙句、小競り合いを機に一気に戦線布告というシナリオか。
「まさか、ご理解いただけぬ訳ではないかと存じますが」
「まあ、オロボス、そう急ぐものでもなかろうぇ。しいて申せば、わらわが癪にさわっている聖騎士の都市で、不穏な雰囲気が盛り上がるのを期待しているかのう」
「・・・・」
「で、ここからがもう一計じゃが」
「もう一計ですか?」
エカテリーナは、にっこりと微笑む。その微笑みの裏にあるものを知らなければ、つられて微笑んでしまうそんな笑顔だ。
「そう。聖騎士ザイアスのいる要塞都市セレーネにそなたの国が軍事協力を申し出るのじゃ」
「いや、それは。デトロイン帝国が呑むかどうか」
「通常では呑まぬよのう。じゃが、デルビア神魔国がそなたらの国に侵攻するということになり、軍事同盟を持ちかけたとしたらどうじゃ?」
「偽装ですか」
「無論。主人である者が従属する者に危害を加えることはないであろう、オロボスよ」
「仰せのとおりでございます」
拒否権はないということか。他国を巻き添えにしてまで、戦争を起こしたいのか、この狂人め。
笑顔のエカテリーナがエドワード国王の内心を見透かした様に、急に冷徹な表情にかわる。
「・・・わらわの本気をみたいという訳ではあるまいな」
「め、滅相もございませぬ」
噂では、最高位魔法を超えた神の魔法、超位魔法を使えるという魔王。5年前の戦争では、いくつかの呪文を軽く唱えただけで、数千人の命を瞬時に奪い飽きて帰還した女。
「エカテリーナ様、仮にも国王に向かい、その様な物言いは少しお控えいただけませぬかな」
「おお、そうじゃな。すまぬな、エドワード殿」
「いえ、エカテリーナ殿。ご意向に沿う形で策を進めてまいります」
「話はまとまったようじゃな。いや、今日は実に良き日であるぞぇ」
茶番劇が思惑通りに進んだことに高笑いする魔王と満足げなオロボス。それとは対照的に苦渋の表情のエドワード国王と宰相。
こうして、魔王の策謀は静かに進行開始するのであった。
褐色の肌色をした齢50代でありながら筋肉隆盛の恰幅の良いオーガである国王エドワード・コロンボは、目の前にいる白亜の美女を謁見の間に迎え緊張していた。
なにしにここにきたのだ。
国王への突然の訪問でありながら、そんな事は委細気にせずの美女は扇子をゆっくりと仰ぎながら、見下すような眼差しを向けている。
相変わらずの無礼さはかわらないな。
「わらわが、ここに来た用は他でもない。そなたの国と今後の軍事的な方針を話し合いに来たのじゃえ」
「エカテリーナ殿、突然の訪問ゆえなんの準備も出来ておりませぬ」
デルビア神魔国魔王エカテリーナは、口元を歪めて笑う。
「ほほっ、構わぬぞえ。わらわの時間は存分に空けておる故にのう」
「・・・それはご配慮ありがとうございます」
「で、時にわらわは何時までこうしておればいいのじゃのう? オロバス戦略担当相よ」
扇子をバシッと閉じる音が謁見の間に鳴り響く。
「こ、これは無礼つかまつりました。奥の応接室まで至急ご案内いたします故に、ご容赦を」
コロンボ王国の宰相は、目の前の美女から溢れ出る膨大な魔力にどっと汗を吹き出しながら言葉を絞り出すように話し出す。
「ほほっ、なにもそう緊張されることはありませぬぞ。主は、寛容であります故にのう」
オロボスは、主という言葉に含みを持たせながら話す。
コロンボ国家は、あくまでデルビア神魔国という主人のおめこぼしで存在している飼い犬にすぎないという事か・・・たしかにデルビア神魔国がその気になれば、一晩でこの国家は陥落するであろう・・・
エドワード国王は苦々しい気持ちを抑えながら、表情は笑顔で応対する。
「では、こちらにどうぞ。エカリーナ殿」
「国王みずからの案内すまんのう」
不穏な雰囲気の中、エカテリーナ一行は応接室に案内される。
「ふむ、悪くはない座り心地。先ほどは、部下の前でいささか失礼な態度をとってすまなかったのう、エドワード殿」
「いや、無礼な事などなにもなく」
「左様でございます。エカテリーナ様」
エドワード国王と宰相は、言葉と態度が裏腹なエカテリーナの姿をみながら機嫌を損なわない様に細心の注意を払う。
魔王就任の際以来の面識だが、噂では部下も気分次第で蹂躙する冷酷無慈悲な魔王ときいている。下手に言質をとられたら国家の存亡に関わりかねぬわ。
「で、早速ではございますが、軍事的な方針の内容についてお聞かせいただけませんかな」
「そうじゃのう、オロバスよ」
「はい、その件については、まず私めの方からご説明いたしましょう」
「お願いできましょうか、オロボス殿」
「我がデルビア神魔国がデトロイン帝国と一時休戦を結んでいるのはご存知でしょうか」
「聞き及んでおります」
「左様。かの国に手違いで侵攻してしまった詫びとして、休戦を迎えております」
手違いではあるまいて。噂に聞く聖騎士を斃すための出兵だったと、諜報部隊から報告で聞いているぞ。
「そうでございましたか。手違いとはこれまた不幸なことで」
「が、わが国は、元々、アリラン教を崇拝する国家とは相いれない宿命。我が国の神であるサンナーガ神の宿敵神。おっと、無論、貴国の神を否定している訳ではありませんぞ」
「それは重々承知しております」
「宗教戦争は、いつの時代も繰り広がれるもの。先も5年前に戦乱がおこったように」
「また、聖戦を起こそうと?」
「きっかけがあれば戦争は案外簡単に起きるものでございます。が、火種を起こす準備が必要でしてな」
「火種・・・ですか」
「しかしながら、休戦協定を結んでいる我が国が直接に火だねを起こすのも無粋。大儀も通らない」
「・・・それでその役目を、我が国にと仰せか」
「ふふっ、国王陛下はご察しが宜しくて助かりますのう」
オロボスは片眼鏡の位置を調整すると、エカテリーナに視線を移す。
「エドワード国王よ。戦争というものは雰囲気作りが重要じゃえ。花火も屋台や澄みきった夜空、大勢の観客、賑わいが揃って盛り上がっていく」
「・・・・」
「雰囲気もないまま、わが国が侵攻するのも士気があがらないし、大儀名分も欲しいではないかぇ」
「我が国はなにぶん小国でありますので、お手伝いできることが限られておりますが」
「強大な武力を持たぬものが起こせる手段など、いつの世も決まっておりましょうぞ」
「オロボス殿、それはどういうことでしょうか」
「昔からよく行われているでしょう。敵は獅子身中にありと、持たざる者の戦い。そういうことですよ」
つまり、テロを起こし神魔国に敵意を向けさせろということか。それをコロンボ王国で実行すれば、形式上も実行的にも神魔国に証拠は存在しない。
それで、あらぬ疑いをかけられた挙句、小競り合いを機に一気に戦線布告というシナリオか。
「まさか、ご理解いただけぬ訳ではないかと存じますが」
「まあ、オロボス、そう急ぐものでもなかろうぇ。しいて申せば、わらわが癪にさわっている聖騎士の都市で、不穏な雰囲気が盛り上がるのを期待しているかのう」
「・・・・」
「で、ここからがもう一計じゃが」
「もう一計ですか?」
エカテリーナは、にっこりと微笑む。その微笑みの裏にあるものを知らなければ、つられて微笑んでしまうそんな笑顔だ。
「そう。聖騎士ザイアスのいる要塞都市セレーネにそなたの国が軍事協力を申し出るのじゃ」
「いや、それは。デトロイン帝国が呑むかどうか」
「通常では呑まぬよのう。じゃが、デルビア神魔国がそなたらの国に侵攻するということになり、軍事同盟を持ちかけたとしたらどうじゃ?」
「偽装ですか」
「無論。主人である者が従属する者に危害を加えることはないであろう、オロボスよ」
「仰せのとおりでございます」
拒否権はないということか。他国を巻き添えにしてまで、戦争を起こしたいのか、この狂人め。
笑顔のエカテリーナがエドワード国王の内心を見透かした様に、急に冷徹な表情にかわる。
「・・・わらわの本気をみたいという訳ではあるまいな」
「め、滅相もございませぬ」
噂では、最高位魔法を超えた神の魔法、超位魔法を使えるという魔王。5年前の戦争では、いくつかの呪文を軽く唱えただけで、数千人の命を瞬時に奪い飽きて帰還した女。
「エカテリーナ様、仮にも国王に向かい、その様な物言いは少しお控えいただけませぬかな」
「おお、そうじゃな。すまぬな、エドワード殿」
「いえ、エカテリーナ殿。ご意向に沿う形で策を進めてまいります」
「話はまとまったようじゃな。いや、今日は実に良き日であるぞぇ」
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