50 / 50
50話 (終話)私は人生を振り返り、そして旅立つ
しおりを挟む
あれから、どれ程の年月が経っただろう。
私も今年で90歳。
間もなく生を終えようとしている。
正直ほっとしている。
振り返ってみれば、今回の人生はとても……とても幸せな人生を生きれた、と断言できる。
もう転生を繰り返したいとは思わない。
もう人生に何も望む事はない。
だって、満ち足りて逝けるのだもの。
やっと逝けるわ。
アイリもダン兄様も待ってくれている筈。
私だけが頑張って残ってしまったから、愛する2人に会えるのはとても楽しみなの。
私はダン兄様の元に嫁いだ。
私は今回の人生で初めて、結婚生活と子育てを経験した。
ダン兄様はなんというか……凄かった。
私はすっかり女としてダン兄様の男に溺れてしまったわ。
今思えば、恋仲になってから結婚初夜までずっと我慢させていたのだと、しみじみ思う。
初めての夜は兎に角もの凄かったのだ。
一つ言えることは、超兄様モードは反則だ、という事。
それ以降もダン兄様は凄かったので、私は子宝に恵まれた。
3男5女は頑張り過ぎだと人から言われた。
だけど私はそうは思わない。
私とダン兄様の愛の結晶達。
ダン兄様ともっと愛し合って、もっともっと授かっても良かったわ。
兄様と私とでユニスリー家をより栄えさせた。
今ではユニスリー家は公爵家であり、王国の4大公爵家の中でもユニスリー家が随一と言われる程になった。
ユニスリー領の都市は王国第2の都市と呼ばれるくらいに栄えている。
そう言えば、兄様とトレーニ様は仲直りをした。
兄様の手助けもあり、リッシルト家は今も存続している。
またトレーニ様の奥様のご実家の影響は杞憂だった。
彼女はしっかりとトレーニ様の為にリッシルト家を盛り立てた良妻賢母だったのだ。
尚、兄様と私の長女がトレーニ様の息子の元に嫁ぎ、ユニスリー家とリッシルト家の仲は良好である。
アイリはシャルと共にアイドルとして王国のみならず世界にアイドル文化を発信した。
その功績はあまりに大きく、アイリ、シャルのみならずSFALDメンバーは全員、高等位に入ってすぐ聖女に内定した。
聖女に内定となってからも音楽活動で人々を元気づけた。
国内外に多くのアイドル達が生まれたけど、SFALDはトップに君臨し続けた。
高等位2年の時、アイリは第2王子と婚約した。
そして卒業と同時にシャルとアイリはそれぞれ婚姻。
王子2人とトップアイドルのダブル婚は王国を大いに盛り上げた。
婚姻後もSFALDは活動を続け、これもまたシャルとアイリのダブル妊娠で一時活動を休止したものの、解散はしなかった。
2人が子供を生んでからは、アイドル曲から方向を転換し、大人の恋愛や、人生観をテーマにした曲でまた大ブレイクを果たした。
今や王国は音楽の国と言われる程に音楽文化が充実し、最先端の音楽を求めて多くの観光客や留学しに来る若者で賑わう国となった。
私がアイリ達の活動に協力し続けたのは言うまでもない。
お姉ちゃんは、頑張った。
王国が音楽国家になったのも、シャルとアイリが王族でありながら聖女として活動出来たのも私が裏で色々と………うふふ。
また、私とダン兄様はこの音楽文化を活かし、ユニスリー領の都市にミュージカル専門の劇団を設立し、王都と一線を画した方向性の都市に位置づけた。
その試みは成功し、ユニスリー領は演劇の都市と言われ、王都に続き多くの観光客や留学生で賑わう都市となった。
アイリは20代の内に大聖女に就任した。
今まで王家の縁者は、聖女にならないのが慣例であった。
だから王太子妃になるシャル、第2王子妃になるアイリが聖女になるのですら異例のことなのに、聖女を纏める大聖女の役に就くのは異例中の異例と言える。
それだけ、シャルとアイリの功績は大きい。
シャルはやがて王妃となる為、大聖女にアイリが就く事になった。
私は私の誓いどおり、アイリを無事、大聖女に導けた。
その為に、お姉ちゃんはいろいろしました。
それはもう色々と。
念の為言えば、人を裏切ったり、貶めたり、違法な事はしていませんからね。
兎も角、王族の縁者が大聖女になる前例を作ってしまった。
しかし、王宮の聖女達はそもそも独立組織でなく、国家の庇護の元に活動する集団なのだから問題ないと思う。
そろそろ、お迎えが来たみたい。
だって天使が見えるから。
でもなぜだろう、私を迎えに来た3人の天使を何故か私は知っている気がするのよね。
意識が朦朧としてくる。
とても心地よい。
あぁ、全てが解き放たれていく………
私は多くの孫やひ孫達に見守られて旅立った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「神様」
「なんだいリリー君」
「これって修行でしょうか?」
「そうだよ。君には修行になって、僕は楽できる。お互いWin-Winだよね」
「でも、只の膝枕の様に思うのですけど」
「ま、騙されたと思って」
天に召された私の意識が覚醒した時、私は18歳当時のリリエナスタの姿になっていた。
そして目の前には神様がいた。
現在は神様の元で修行している?らしい。
?がつくのは、神様の世話ばかりしている気がするから。
今も天界の花畑の上で神様に膝枕をする修行?をしている。
「ミッチェル様はどう思う?」
私の頭の上に乗っている天使に話しかけた。
「単に神様が楽したいだけだと思うっス」
「ミッチェル君は判ってないなあ」
「こう見えても自分はリリーとの付き合い長いっスから。リリーの神格の変化も判るッスよ」
「ちぇ、ミッチェル君は大天使長にランクが上がってからどうにも厳しいね。リリー君の味方ばかりする」
「勿論っス。だって自分はリリーの頭の上に寝っ転がり続けて神格が上がったッスからね」
ミッチェル様の話では人でありながら神格をもつ私に触れ続けたことで、ミッチェル様の格が引き上げられ、裸眼で神様を見る事が出来るくらいにパワーアップしたらしい。
「ミッチェル様ごめんね。私ずっとミッチェル様の事忘れていたのよね」
「リリーは優しいから好きっス。気にする事無いっスよ」
様はつけなくていいとミッチェル様に散々言われたけど、私は修行の身だから呼び捨てなんて出来ない。
最近漸くミッチェル様のほうが諦めてくれた。
「はぁ、やれやれだね」
「そう言いつつも膝枕して貰ってるままじゃないっスか」
「だってさぁ、君やルコー君やキャペン君はずっとリリー君にくっついていたじゃない。僕は羨ましかったんだよね」
「神様大人気ないっス」
「えー、アイリ君やダンベル君だって甘えてるんだよ。神様だって甘えたいじゃない」
「ミッチェル様、許してあげて。神様が膝枕して欲しいならいくらでもしますから」
「リリーは優しすぎッス」
「さすがリリー君。じゃ、よろしく」
「ひでー神様ッスね」
「パワーアップばかりが修行じゃないって」
「ふふふ。神様って面白いですね」
なんてやり取りをしていたら、誰かが近づいてくるのを感じた。
「お姉様発見。神様ここにいたんですね」
「神様。急にリリーを連れて消えられては困ります」
やってきたのは、アイリとダン兄様だ。
アイリは大天使ルコー様を、ダン兄様は大天使キャペン様を連れている。
「あーミッチェル様ずるい」
「先輩、ずるいですよ」
「ずるいも何も昔っからここが自分の場所っス」
「やれやれ、リリー君のいる所に君たち在りだね」
私は神様の元で、次代の神となるべく修行している。
アイリは私の補助神として、ダン兄様は私とアイリを護衛する武神として取り立てられて一緒に修行している。
因みにアイリの姿は12歳くらい、ダン兄様は26歳位の時の姿である。
2人の年齢設定は私の好みによるものらしい。
確かに12歳時の甘えるアイリはものすごく可愛いかった。
兄様も26歳の時が一番凛々しく素敵だった。
私は次代の神様の候補の一人として、異世界からスカウトされた。
慈愛属性属性の持ち主として神格を得て転生した為、最有力候補だったみたい。
しかし、1回目の聖女としての人生では、人間としての経験が足りず2回目の人生で再度経験を積む事になった。
兄様を愛し愛される人生を送り、私の人間としての修行は完了したのだという。
アイリは世界の歌姫、また大聖女として人々を平和に導き、神格を得た。
私との相性も良いので私のサポートをする為、補助神となるべく一緒に修行をしている。
ダン兄様は前人未到の馬上槍試合1276連勝無敗を樹立。
武神としての資質を持ち、私と肌を重ねた事で神格を得た。
また、兄様も元は転生者であり、候補者の一人だった。
超兄様モードは一時的に神格化状態になるモードで、神格を得れば神になれる器なのだった。
愛する2人とまた一緒なのは非情に嬉しい。
「神様、ずるいー!私のお姉様ですよ」
「神様、リリーは僕の妹でかつ妻ですよ」
「いいじゃん、減るものじゃないし。2人も後で膝枕してもらえばいいじゃないの」
3人がやり取りしている内に、ルコーとキャペンがそれぞれ私の肩に乗って寝転がった。
「はー、落ち着く。やっぱここが一番よねー」
「ほんとほんと、ここが一番だよ」
「ふふふ。ルコー様とキャペン様もお帰りなさい。アイリとダン兄様も愛しているわ。だから少し待ってね」
結局いつも賑やかになってしまう。
修行は始まったばかり。
前途多難だ。
でも、みんなが一緒だから大丈夫。
だから……
お姉ちゃん頑張るわね!
終わり
私も今年で90歳。
間もなく生を終えようとしている。
正直ほっとしている。
振り返ってみれば、今回の人生はとても……とても幸せな人生を生きれた、と断言できる。
もう転生を繰り返したいとは思わない。
もう人生に何も望む事はない。
だって、満ち足りて逝けるのだもの。
やっと逝けるわ。
アイリもダン兄様も待ってくれている筈。
私だけが頑張って残ってしまったから、愛する2人に会えるのはとても楽しみなの。
私はダン兄様の元に嫁いだ。
私は今回の人生で初めて、結婚生活と子育てを経験した。
ダン兄様はなんというか……凄かった。
私はすっかり女としてダン兄様の男に溺れてしまったわ。
今思えば、恋仲になってから結婚初夜までずっと我慢させていたのだと、しみじみ思う。
初めての夜は兎に角もの凄かったのだ。
一つ言えることは、超兄様モードは反則だ、という事。
それ以降もダン兄様は凄かったので、私は子宝に恵まれた。
3男5女は頑張り過ぎだと人から言われた。
だけど私はそうは思わない。
私とダン兄様の愛の結晶達。
ダン兄様ともっと愛し合って、もっともっと授かっても良かったわ。
兄様と私とでユニスリー家をより栄えさせた。
今ではユニスリー家は公爵家であり、王国の4大公爵家の中でもユニスリー家が随一と言われる程になった。
ユニスリー領の都市は王国第2の都市と呼ばれるくらいに栄えている。
そう言えば、兄様とトレーニ様は仲直りをした。
兄様の手助けもあり、リッシルト家は今も存続している。
またトレーニ様の奥様のご実家の影響は杞憂だった。
彼女はしっかりとトレーニ様の為にリッシルト家を盛り立てた良妻賢母だったのだ。
尚、兄様と私の長女がトレーニ様の息子の元に嫁ぎ、ユニスリー家とリッシルト家の仲は良好である。
アイリはシャルと共にアイドルとして王国のみならず世界にアイドル文化を発信した。
その功績はあまりに大きく、アイリ、シャルのみならずSFALDメンバーは全員、高等位に入ってすぐ聖女に内定した。
聖女に内定となってからも音楽活動で人々を元気づけた。
国内外に多くのアイドル達が生まれたけど、SFALDはトップに君臨し続けた。
高等位2年の時、アイリは第2王子と婚約した。
そして卒業と同時にシャルとアイリはそれぞれ婚姻。
王子2人とトップアイドルのダブル婚は王国を大いに盛り上げた。
婚姻後もSFALDは活動を続け、これもまたシャルとアイリのダブル妊娠で一時活動を休止したものの、解散はしなかった。
2人が子供を生んでからは、アイドル曲から方向を転換し、大人の恋愛や、人生観をテーマにした曲でまた大ブレイクを果たした。
今や王国は音楽の国と言われる程に音楽文化が充実し、最先端の音楽を求めて多くの観光客や留学しに来る若者で賑わう国となった。
私がアイリ達の活動に協力し続けたのは言うまでもない。
お姉ちゃんは、頑張った。
王国が音楽国家になったのも、シャルとアイリが王族でありながら聖女として活動出来たのも私が裏で色々と………うふふ。
また、私とダン兄様はこの音楽文化を活かし、ユニスリー領の都市にミュージカル専門の劇団を設立し、王都と一線を画した方向性の都市に位置づけた。
その試みは成功し、ユニスリー領は演劇の都市と言われ、王都に続き多くの観光客や留学生で賑わう都市となった。
アイリは20代の内に大聖女に就任した。
今まで王家の縁者は、聖女にならないのが慣例であった。
だから王太子妃になるシャル、第2王子妃になるアイリが聖女になるのですら異例のことなのに、聖女を纏める大聖女の役に就くのは異例中の異例と言える。
それだけ、シャルとアイリの功績は大きい。
シャルはやがて王妃となる為、大聖女にアイリが就く事になった。
私は私の誓いどおり、アイリを無事、大聖女に導けた。
その為に、お姉ちゃんはいろいろしました。
それはもう色々と。
念の為言えば、人を裏切ったり、貶めたり、違法な事はしていませんからね。
兎も角、王族の縁者が大聖女になる前例を作ってしまった。
しかし、王宮の聖女達はそもそも独立組織でなく、国家の庇護の元に活動する集団なのだから問題ないと思う。
そろそろ、お迎えが来たみたい。
だって天使が見えるから。
でもなぜだろう、私を迎えに来た3人の天使を何故か私は知っている気がするのよね。
意識が朦朧としてくる。
とても心地よい。
あぁ、全てが解き放たれていく………
私は多くの孫やひ孫達に見守られて旅立った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「神様」
「なんだいリリー君」
「これって修行でしょうか?」
「そうだよ。君には修行になって、僕は楽できる。お互いWin-Winだよね」
「でも、只の膝枕の様に思うのですけど」
「ま、騙されたと思って」
天に召された私の意識が覚醒した時、私は18歳当時のリリエナスタの姿になっていた。
そして目の前には神様がいた。
現在は神様の元で修行している?らしい。
?がつくのは、神様の世話ばかりしている気がするから。
今も天界の花畑の上で神様に膝枕をする修行?をしている。
「ミッチェル様はどう思う?」
私の頭の上に乗っている天使に話しかけた。
「単に神様が楽したいだけだと思うっス」
「ミッチェル君は判ってないなあ」
「こう見えても自分はリリーとの付き合い長いっスから。リリーの神格の変化も判るッスよ」
「ちぇ、ミッチェル君は大天使長にランクが上がってからどうにも厳しいね。リリー君の味方ばかりする」
「勿論っス。だって自分はリリーの頭の上に寝っ転がり続けて神格が上がったッスからね」
ミッチェル様の話では人でありながら神格をもつ私に触れ続けたことで、ミッチェル様の格が引き上げられ、裸眼で神様を見る事が出来るくらいにパワーアップしたらしい。
「ミッチェル様ごめんね。私ずっとミッチェル様の事忘れていたのよね」
「リリーは優しいから好きっス。気にする事無いっスよ」
様はつけなくていいとミッチェル様に散々言われたけど、私は修行の身だから呼び捨てなんて出来ない。
最近漸くミッチェル様のほうが諦めてくれた。
「はぁ、やれやれだね」
「そう言いつつも膝枕して貰ってるままじゃないっスか」
「だってさぁ、君やルコー君やキャペン君はずっとリリー君にくっついていたじゃない。僕は羨ましかったんだよね」
「神様大人気ないっス」
「えー、アイリ君やダンベル君だって甘えてるんだよ。神様だって甘えたいじゃない」
「ミッチェル様、許してあげて。神様が膝枕して欲しいならいくらでもしますから」
「リリーは優しすぎッス」
「さすがリリー君。じゃ、よろしく」
「ひでー神様ッスね」
「パワーアップばかりが修行じゃないって」
「ふふふ。神様って面白いですね」
なんてやり取りをしていたら、誰かが近づいてくるのを感じた。
「お姉様発見。神様ここにいたんですね」
「神様。急にリリーを連れて消えられては困ります」
やってきたのは、アイリとダン兄様だ。
アイリは大天使ルコー様を、ダン兄様は大天使キャペン様を連れている。
「あーミッチェル様ずるい」
「先輩、ずるいですよ」
「ずるいも何も昔っからここが自分の場所っス」
「やれやれ、リリー君のいる所に君たち在りだね」
私は神様の元で、次代の神となるべく修行している。
アイリは私の補助神として、ダン兄様は私とアイリを護衛する武神として取り立てられて一緒に修行している。
因みにアイリの姿は12歳くらい、ダン兄様は26歳位の時の姿である。
2人の年齢設定は私の好みによるものらしい。
確かに12歳時の甘えるアイリはものすごく可愛いかった。
兄様も26歳の時が一番凛々しく素敵だった。
私は次代の神様の候補の一人として、異世界からスカウトされた。
慈愛属性属性の持ち主として神格を得て転生した為、最有力候補だったみたい。
しかし、1回目の聖女としての人生では、人間としての経験が足りず2回目の人生で再度経験を積む事になった。
兄様を愛し愛される人生を送り、私の人間としての修行は完了したのだという。
アイリは世界の歌姫、また大聖女として人々を平和に導き、神格を得た。
私との相性も良いので私のサポートをする為、補助神となるべく一緒に修行をしている。
ダン兄様は前人未到の馬上槍試合1276連勝無敗を樹立。
武神としての資質を持ち、私と肌を重ねた事で神格を得た。
また、兄様も元は転生者であり、候補者の一人だった。
超兄様モードは一時的に神格化状態になるモードで、神格を得れば神になれる器なのだった。
愛する2人とまた一緒なのは非情に嬉しい。
「神様、ずるいー!私のお姉様ですよ」
「神様、リリーは僕の妹でかつ妻ですよ」
「いいじゃん、減るものじゃないし。2人も後で膝枕してもらえばいいじゃないの」
3人がやり取りしている内に、ルコーとキャペンがそれぞれ私の肩に乗って寝転がった。
「はー、落ち着く。やっぱここが一番よねー」
「ほんとほんと、ここが一番だよ」
「ふふふ。ルコー様とキャペン様もお帰りなさい。アイリとダン兄様も愛しているわ。だから少し待ってね」
結局いつも賑やかになってしまう。
修行は始まったばかり。
前途多難だ。
でも、みんなが一緒だから大丈夫。
だから……
お姉ちゃん頑張るわね!
終わり
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
聖女を騙った少女は、二度目の生を自由に生きる
夕立悠理
恋愛
ある日、聖女として異世界に召喚された美香。その国は、魔物と戦っているらしく、兵士たちを励まして欲しいと頼まれた。しかし、徐々に戦況もよくなってきたところで、魔法の力をもった本物の『聖女』様が現れてしまい、美香は、聖女を騙った罪で、処刑される。
しかし、ギロチンの刃が落とされた瞬間、時間が巻き戻り、美香が召喚された時に戻り、美香は二度目の生を得る。美香は今度は魔物の元へ行き、自由に生きることにすると、かつては敵だったはずの魔王に溺愛される。
しかし、なぜか、美香を見捨てたはずの護衛も執着してきて――。
※小説家になろう様にも投稿しています
※感想をいただけると、とても嬉しいです
※著作権は放棄してません
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ボロボロになるまで働いたのに見た目が不快だと追放された聖女は隣国の皇子に溺愛される。……ちょっと待って、皇子が三つ子だなんて聞いてません!
沙寺絃
恋愛
ルイン王国の神殿で働く聖女アリーシャは、早朝から深夜まで一人で激務をこなしていた。
それなのに聖女の力を理解しない王太子コリンから理不尽に追放を言い渡されてしまう。
失意のアリーシャを迎えに来たのは、隣国アストラ帝国からの使者だった。
アリーシャはポーション作りの才能を買われ、アストラ帝国に招かれて病に臥せった皇帝を助ける。
帝国の皇子は感謝して、アリーシャに深い愛情と敬意を示すようになる。
そして帝国の皇子は十年前にアリーシャと出会った事のある初恋の男の子だった。
再会に胸を弾ませるアリーシャ。しかし、衝撃の事実が発覚する。
なんと、皇子は三つ子だった!
アリーシャの幼馴染の男の子も、三人の皇子が入れ替わって接していたと判明。
しかも病から復活した皇帝は、アリーシャを皇子の妃に迎えると言い出す。アリーシャと結婚した皇子に、次の皇帝の座を譲ると宣言した。
アリーシャは個性的な三つ子の皇子に愛されながら、誰と結婚するか決める事になってしまう。
一方、アリーシャを追放したルイン王国では暗雲が立ち込め始めていた……。
神託を聞けた姉が聖女に選ばれました。私、女神様自体を見ることが出来るんですけど… (21話完結 作成済み)
京月
恋愛
両親がいない私達姉妹。
生きていくために身を粉にして働く妹マリン。
家事を全て妹の私に押し付けて、村の男の子たちと遊ぶ姉シーナ。
ある日、ゼラス教の大司祭様が我が家を訪ねてきて神託が聞けるかと質問してきた。
姉「あ、私聞けた!これから雨が降るって!!」
司祭「雨が降ってきた……!間違いない!彼女こそが聖女だ!!」
妹「…(このふわふわ浮いている女性誰だろう?)」
※本日を持ちまして完結とさせていただきます。
更新が出来ない日があったり、時間が不定期など様々なご迷惑をおかけいたしましたが、この作品を読んでくださった皆様には感謝しかございません。
ありがとうございました。
【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
王家を追放された落ちこぼれ聖女は、小さな村で鍛冶屋の妻候補になります
cotonoha garden
恋愛
「聖女失格です。王家にも国にも、あなたはもう必要ありません」——そう告げられた日、リーネは王女でいることさえ許されなくなりました。
聖女としても王女としても半人前。婚約者の王太子には冷たく切り捨てられ、居場所を失った彼女がたどり着いたのは、森と鉄の匂いが混ざる辺境の小さな村。
そこで出会ったのは、無骨で無口なくせに、さりげなく怪我の手当てをしてくれる鍛冶屋ユリウス。
村の事情から「書類上の仮妻」として迎えられたリーネは、鍛冶場の雑用や村人の看病をこなしながら、少しずつ「誰かに必要とされる感覚」を取り戻していきます。
かつては「落ちこぼれ聖女」とさげすまれた力が、今度は村の子どもたちの笑顔を守るために使われる。
そんな新しい日々の中で、ぶっきらぼうな鍛冶屋の優しさや、村人たちのさりげない気遣いが、冷え切っていたリーネの心をゆっくりと溶かしていきます。
やがて、国難を前に王都から使者が訪れ、「再び聖女として戻ってこい」と告げられたとき——
リーネが選ぶのは、きらびやかな王宮か、それとも鉄音の響く小さな家か。
理不尽な追放と婚約破棄から始まる物語は、
「大切にされなかった記憶」を持つ読者に寄り添いながら、
自分で選び取った居場所と、静かであたたかな愛へとたどり着く物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
家族愛がとても綺麗で、主人公のリリーと兄が妹以外の面は完璧というところが最高です。妹可愛らしく姉大好きなんて素晴らしい。タイプすぎる小説、凄く気に入りました、応援するのでこれからも頑張って下さい!!
感想ありがとうございます
行き過ぎた妹愛を持つ兄弟がどうなっていくのか
暖かく見守って頂けたら幸いです
面白いです、頑張ってください‼
感想ありがとうございます
励みになります