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異世界で言葉が通じない現象は和製英語が外国人に伝わらない感じと似ている
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さっきの『オコノミヤキ』を売っていたお店の店主が言っていたとおり、大通りの角に魚屋さんがあった。夕飯時であるためか、お客さんは殆どいなかったが、お店の大きさからかなり繁盛しているんだろうと思える。
とりあえず、ライドの分の夕飯を買わないと
「あのーすいませーん」
「はーい。いらっしゃいませー」
私が呼びかけると、奥の方から中学生くらいの女の子が出てきた。私はおじさんとかおばさんが出てくるもんだと思っていたからちょっと面食らってしまった。
もしかしてこの子が女将さんかな?とも思ったが
「いえ、この店の女将は母です。母に何かご用でしたか?」
あ、娘さんなんだ。とりあえず、イカを一杯くださいな。
「え、ええと・・・どれくらいでしょうか?」
え?だから一杯・・・
あ!そうか!この世界じゃイカを一杯二杯で数えないのか!
「こ、このくらいですか?」
うわ、女の子がカゴ一杯のイカもって来ちゃった!って、イカの入ったカゴが重すぎて女の子めちゃくちゃふらついてる!とか思っていたら
「きゃっ!」
女の子が躓いてしまった。反射的に私は女の子を支えようとするが
ズルッ
足が滑ってしまい、私もこけてしまいそうになる。マズいこのままだと女の子とぶつかってしまう。私は反射的に目を閉じた。しかし、予測していた衝撃はいつまで経っても訪れない。恐る恐る目を開けてみると、私は転んでおらず、カゴを持った女の子を支えていた。
え?何でどういうこと?私は確かに滑って転びそうになった。けど私は転ばずに女の子を支えている。ライドは変なものを見たかのように首をかしげているし、一体何がなにやら・・・
あ!もしかしてこれが女神様達の言っていた加護の効果なのかな?まあ、何はともあれ女の子は無事だし、女の子が持ってきたイカも一つも落ちていない。よかった~・・・
とりあえず、涙目になりながら謝ってくる女の子をなだめていると、店の奥からエプロンを着た中年のおばさんが出てきた。
「あんたら何してんだい?」
「あ!お母さん!」
お、お母さん?じゃあこの人が女将さん?
「このお姉ちゃんがイカを一杯っていうからイカをカゴ一杯持ってこようとしたら転んじゃって・・・このお姉ちゃんに助けて貰ったの」
「そうだったのかい。娘が迷惑掛けたね。」
い、いえ!元はと言えば私がややこしいことを言ったからで・・・娘さんは一切悪くないので・・・
「ややこしい?もしかしてイカを一杯って、イカをカゴ一杯じゃなくて、イカを1匹ってことかい?」
え?
「珍しいね。お前さんもイカを杯で数えるのかい。」
ちょちょちょちょっとまって?!女将さんはイカを杯で数えるんですか?
「え?いや、私の曾じいさんがね、『俺の故郷ではイカを杯と数えていたんだ』って昔教えてくれ他のを思い出しただけさ。」
そ、そうなんですか・・・
あ、そうだ!私『オコノミヤキ』っていう料理のレシピを考案した人を探しているんですけど知りませんか?『オコノミヤキ』を売っていた出店の人に聞いたら、女将さんが同郷の人かもしれないって聞いたので・・・
「ああ、たぶんそれは私の甥っ子だね。昔から料理が好きでねえ、変わっているけど美味しい料理を作るのが得意だったのさ。『オコノミヤキ』を王都で広めたのもたぶん甥っ子だと思うよ。あの子この前泊まっていったときに『オコノミヤキ』作ってくれたから」
そうなんですか・・・私『オコノミヤキ』の事が知りたくて・・・このメニューを考案している人に是非ともお話を聞きたいんですけど
「うーん・・・残念だけど甥っ子はもう王都を発っちゃったからねえ・・・」
そうですか。ありがとうございました。
私は迷惑を掛けたお詫びとしてイカ以外にも、何種類かの魚(これはライドのご飯)と鮭トバ?らしきものを買ってライドと一緒に宿へと戻った
とりあえず、ライドの分の夕飯を買わないと
「あのーすいませーん」
「はーい。いらっしゃいませー」
私が呼びかけると、奥の方から中学生くらいの女の子が出てきた。私はおじさんとかおばさんが出てくるもんだと思っていたからちょっと面食らってしまった。
もしかしてこの子が女将さんかな?とも思ったが
「いえ、この店の女将は母です。母に何かご用でしたか?」
あ、娘さんなんだ。とりあえず、イカを一杯くださいな。
「え、ええと・・・どれくらいでしょうか?」
え?だから一杯・・・
あ!そうか!この世界じゃイカを一杯二杯で数えないのか!
「こ、このくらいですか?」
うわ、女の子がカゴ一杯のイカもって来ちゃった!って、イカの入ったカゴが重すぎて女の子めちゃくちゃふらついてる!とか思っていたら
「きゃっ!」
女の子が躓いてしまった。反射的に私は女の子を支えようとするが
ズルッ
足が滑ってしまい、私もこけてしまいそうになる。マズいこのままだと女の子とぶつかってしまう。私は反射的に目を閉じた。しかし、予測していた衝撃はいつまで経っても訪れない。恐る恐る目を開けてみると、私は転んでおらず、カゴを持った女の子を支えていた。
え?何でどういうこと?私は確かに滑って転びそうになった。けど私は転ばずに女の子を支えている。ライドは変なものを見たかのように首をかしげているし、一体何がなにやら・・・
あ!もしかしてこれが女神様達の言っていた加護の効果なのかな?まあ、何はともあれ女の子は無事だし、女の子が持ってきたイカも一つも落ちていない。よかった~・・・
とりあえず、涙目になりながら謝ってくる女の子をなだめていると、店の奥からエプロンを着た中年のおばさんが出てきた。
「あんたら何してんだい?」
「あ!お母さん!」
お、お母さん?じゃあこの人が女将さん?
「このお姉ちゃんがイカを一杯っていうからイカをカゴ一杯持ってこようとしたら転んじゃって・・・このお姉ちゃんに助けて貰ったの」
「そうだったのかい。娘が迷惑掛けたね。」
い、いえ!元はと言えば私がややこしいことを言ったからで・・・娘さんは一切悪くないので・・・
「ややこしい?もしかしてイカを一杯って、イカをカゴ一杯じゃなくて、イカを1匹ってことかい?」
え?
「珍しいね。お前さんもイカを杯で数えるのかい。」
ちょちょちょちょっとまって?!女将さんはイカを杯で数えるんですか?
「え?いや、私の曾じいさんがね、『俺の故郷ではイカを杯と数えていたんだ』って昔教えてくれ他のを思い出しただけさ。」
そ、そうなんですか・・・
あ、そうだ!私『オコノミヤキ』っていう料理のレシピを考案した人を探しているんですけど知りませんか?『オコノミヤキ』を売っていた出店の人に聞いたら、女将さんが同郷の人かもしれないって聞いたので・・・
「ああ、たぶんそれは私の甥っ子だね。昔から料理が好きでねえ、変わっているけど美味しい料理を作るのが得意だったのさ。『オコノミヤキ』を王都で広めたのもたぶん甥っ子だと思うよ。あの子この前泊まっていったときに『オコノミヤキ』作ってくれたから」
そうなんですか・・・私『オコノミヤキ』の事が知りたくて・・・このメニューを考案している人に是非ともお話を聞きたいんですけど
「うーん・・・残念だけど甥っ子はもう王都を発っちゃったからねえ・・・」
そうですか。ありがとうございました。
私は迷惑を掛けたお詫びとしてイカ以外にも、何種類かの魚(これはライドのご飯)と鮭トバ?らしきものを買ってライドと一緒に宿へと戻った
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