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おっさんというのはどこにでもいる
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ライドが地面に鼻を近づけ、時々立ち止まりながら森の奥深くへと歩いて行く。道なき道を進んでいくと少し拓けた場所に出た。そこにはサラちゃんと
「お、お姉ちゃん?!」
「キャン!」
真っ白な毛を持つ子犬らしき生き物がいた。
「サラちゃん?」
「あ、あ、お姉ちゃん!これは・・・」
慌てて子犬を隠すサラちゃん。
「その子怪我してるの?」
子犬の腕には包帯が巻かれている。包帯が所々黒ずんでいるところを見ると大分前に巻かれたみたいだ。これだと傷が膿んじゃうから包帯を交換した方が良いんだけど・・・生憎と包帯なんて私は持っていない。
「ねえサラちゃん、この近くに川か綺麗な水がある所知らない?」
「あ、あっちに川がある・・・」
よし、じゃあ行こう。
・・・・・
・・・
この子犬は、サラちゃんがある日森の道ばたで脚を怪我して動けなくなっていたのを見つけたとのこと。家族には内緒にして密かに餌を与えていたこと。川に行くまでの道中、サラちゃん箱の子犬についてぽつりぽつりと教えてくれた。
そして、話をしているうちに川に着いたのは良いんだけど
「ララララ~♪ララルラ~~♪」
背中にちっちゃい翼の生えた背の高いおっさんが川で体を洗っていた。
もの凄く既視感のある光景。
「お、おねえちゃん・・・」
サラちゃんがしがみついてくる。
・・・たぶんあれって、ライドが住んでいた森の妖精(おっさん)と同族だろう。だって背中にちっちゃい翼あるし。ちらとライドを見てみると、ライドも既視感があるのか半目になっている。この世界の妖精っていうのはおっさんしかいないのかな?
よし、飴はポケットにある。とりあえず万が一怒らせてもなんとかなるはずだ。
「あ、あの~・・・」
「?!」
恐る恐る声を掛けてみるとおっさんは驚いたような顔をした。また追いかけられるんじゃないかと思っていたら
「キャアアアア!何よあんたたちぃ!!」
悲鳴を上げられてしまった。予想外のキャラの濃さにたじたじになりながらも、飴をあげてみると
「それで?アナタ達は何しにここへ?」
多少は機嫌を直してくれたようだ。とりあえず、子犬の傷を洗うためにここへ来たと説明すると、妖精(おっさん)はサラちゃんの抱える子犬を見てこういった
「あら?その子ブリザード・ウルフの子供じゃない。」
え?ブリザード・ウルフ?犬じゃなくて狼なの?
「ええ、名前の通り氷魔法を操る事が出来る狼よ。ここ一か月ぐらい見かけなかったから別の土地に移動したと思っていたけど」
そうなんだ。移動の時に取り残されてしまったのかな?
まあ、それを考えるのは後、この子の怪我の治療をしないと。
「怪我しているの?こちらへ連れていらっしゃい。その怪我を治してあげるわ」
とか思っていたら妖精(おっさん)が怪我を治してくれるらしい。
ありがたい。
「お、お姉ちゃん?!」
「キャン!」
真っ白な毛を持つ子犬らしき生き物がいた。
「サラちゃん?」
「あ、あ、お姉ちゃん!これは・・・」
慌てて子犬を隠すサラちゃん。
「その子怪我してるの?」
子犬の腕には包帯が巻かれている。包帯が所々黒ずんでいるところを見ると大分前に巻かれたみたいだ。これだと傷が膿んじゃうから包帯を交換した方が良いんだけど・・・生憎と包帯なんて私は持っていない。
「ねえサラちゃん、この近くに川か綺麗な水がある所知らない?」
「あ、あっちに川がある・・・」
よし、じゃあ行こう。
・・・・・
・・・
この子犬は、サラちゃんがある日森の道ばたで脚を怪我して動けなくなっていたのを見つけたとのこと。家族には内緒にして密かに餌を与えていたこと。川に行くまでの道中、サラちゃん箱の子犬についてぽつりぽつりと教えてくれた。
そして、話をしているうちに川に着いたのは良いんだけど
「ララララ~♪ララルラ~~♪」
背中にちっちゃい翼の生えた背の高いおっさんが川で体を洗っていた。
もの凄く既視感のある光景。
「お、おねえちゃん・・・」
サラちゃんがしがみついてくる。
・・・たぶんあれって、ライドが住んでいた森の妖精(おっさん)と同族だろう。だって背中にちっちゃい翼あるし。ちらとライドを見てみると、ライドも既視感があるのか半目になっている。この世界の妖精っていうのはおっさんしかいないのかな?
よし、飴はポケットにある。とりあえず万が一怒らせてもなんとかなるはずだ。
「あ、あの~・・・」
「?!」
恐る恐る声を掛けてみるとおっさんは驚いたような顔をした。また追いかけられるんじゃないかと思っていたら
「キャアアアア!何よあんたたちぃ!!」
悲鳴を上げられてしまった。予想外のキャラの濃さにたじたじになりながらも、飴をあげてみると
「それで?アナタ達は何しにここへ?」
多少は機嫌を直してくれたようだ。とりあえず、子犬の傷を洗うためにここへ来たと説明すると、妖精(おっさん)はサラちゃんの抱える子犬を見てこういった
「あら?その子ブリザード・ウルフの子供じゃない。」
え?ブリザード・ウルフ?犬じゃなくて狼なの?
「ええ、名前の通り氷魔法を操る事が出来る狼よ。ここ一か月ぐらい見かけなかったから別の土地に移動したと思っていたけど」
そうなんだ。移動の時に取り残されてしまったのかな?
まあ、それを考えるのは後、この子の怪我の治療をしないと。
「怪我しているの?こちらへ連れていらっしゃい。その怪我を治してあげるわ」
とか思っていたら妖精(おっさん)が怪我を治してくれるらしい。
ありがたい。
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