そんなにホイホイ転生させんじゃねえ!転生者達のチートスキルを奪う旅〜好き勝手する転生者に四苦八苦する私〜

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幼女(妖精)の観察眼は半端ない

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この幼女(妖精)・・・私が異世界から来たって知っている・・・?

「ど、どういうことですか・・・?」

「どうもこうも無いさ。お主、異界より来た者だろう?」

「なんで・・・?」

どうして分かったんだろうか?

「これさ、これ。」

幼女は私がさっき上げた飴玉の包み紙を広げて見せた。

「この辺りじゃ飴は一つ一つ包んで売らないからな。それに、この包み紙に書いてある言語も意味分からんし、包み紙の材料もこの世界にはない物じゃ。つまりお主は異界より来たものなのでは無いかと推察したのじゃ。」

な、なるほど・・・たったそれだけで・・・

「当然じゃ!」

どや顔で胸を張る幼女(妖精)。

ピリリリリッ

その時私のスマホがなった。慌てて取り出して画面を見るとそこにはアトロポスさんの名前が。

「も、もしもし?」

『望結さん。バレましたね?』

アトロポスさんの声が前より一オクターブほど低い気がする・・・もしかして怒ってます?

『当然でございます。まあ、相手が普通の人間じゃ無いだけ御の字です。もしも転生者にバレたとしたら・・・』

「し、したら・・・?」

『冬のボーナス、そして年末年始の休暇は諦めていただきます』

ひえええそれだけはご勘弁を!!!

・・・・・

・・・

「なるほどなぁ。転生者達に与えすぎた世界エネルギーを回収するために運命の三女神からお主が遣わされたと。」

「そ、そういうことです。」

バレてしまったことは仕方が無い。ということで、アトロポスさんに言われ、私がこの世界に来た理由を洗いざらい話すと目の前の幼女(妖精)は特段驚きもせず、私の話を聞いてくれた。

「しかし神が力を与えた転生者ねぇ・・・しかもその力を回収するお主には何の力も無いとは。」

「い、一応女神の加護はついているので・・・」

「女神の加護とは言っても運気が上がるだけじゃからな。神から力を得た者たちを相手にするのは無理があるじゃろうて。」

女神の加護をばっさりと切り捨てる幼女(妖精)。ぐぅの音も出ない。

「まあいい。エルビスからの刺客を退けるために協力しよう。儂だってこの森を守る要請じゃ。この森に生きとし生けるものを守るために儂はいるんじゃからな。」

「ち、力を貸してくれるんですか?」

「おうとも。何だったらこの森に住む民を上の花畑に避難させても良いし。」

「ほ、ほんとですか?!ありがとうございます!」

と、お礼を言ったところでふと、思ったことが一つ。

ここまで迷わずに来ること出来るのだろうかと。花畑への入り口を見つけたのは完全に偶然だったし・・・

「お主の持っているそれ、それさえあれば迷うことなくここへたどり着けるから心配はしなくて大丈夫じゃ。」

それって・・・

「ほれ、左のポケットに入っているその石じゃ。」

これ?





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