そんなにホイホイ転生させんじゃねえ!転生者達のチートスキルを奪う旅〜好き勝手する転生者に四苦八苦する私〜

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避難民を襲う悪者は三流

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「皆の者、必要最低限の者を持って、またこの広場に集合せよ。時間はあまりない。急げ!」

エリックさんがそう言った瞬間、村の人たちは大慌てで自分の家へと戻っていく。

「ど、どういうこと?一体何があったの?」

ルミナークさんが慌ててエリックさんに駆け寄り事情を聞く。するとエリックさんは苦虫をかみつぶしたような顔でこう答えた。

「奴ら、とうとうしびれを切らしたらしい。俺達の陽動などお構いなしに、ここへとまっすぐ向ってきている。一応足止めはしておいたがいつまで持つかは分からん。」

「で、でもこの集落の隠蔽は完璧なんじゃ?」

ルミナークさんが言う。

確かに。この集落への入り口は知っている人じゃ無いと分からないだろう。

「それも時間の問題だろう。何せ奴らの中に並外れた索敵能力を持つ奴がいる。」

なるほど。20人もチートスキル持ち転生者がいれば、この場所を見つけることが出来る転生者がいてもおかしくは無い。

まてよ?そしたらあの幼女(妖精)の花畑も見つけられちゃうんじゃ・・・

いや、もうすぐ見つかってしまいそうなここより、森の奥の方にあるあの場所ならまだ時間稼ぎが出来る。とやかく言っている暇は無い。

「どうする?何処へ逃げれば・・・」

「私に任せてください!良い場所を知っています。」

「なに?!それは何処だ?」

「森の奥地にある、妖精の住む場所です。」

私はエリックさんにあの場所のことを話した。エリックさんは少し悩んだようだったが

「よし分かった!そこへ行こう!」

エリックさんがそう返事してくれたので、私も準備を始めた。

・・・・・

・・・

私はライドと一緒に村の人たちを先導しながら、あの花畑を目指していた。ちなみにエリックさんとルミナークさんは殿を勤めており、五月蠅い三人組やヘルゼさんはエルビスの連中が襲ってこないよう、辺りを見張っている。

ちなみにタマミには一足先に幼女(妖精)のもとへと向わせている。小さいタマミならば見つかる心配はあまりないし、幼女(妖精)にこれから集団で行くと言うことを伝えておかないとビックリしてしまうだろうと思ったからだ。

「ライド、大丈夫?道分かる?」

「ヴォウ!」

問題ないと言ったように返事をしてくれるライド。とても心強い。

そうして歩き続けていると、急に後ろの方が騒がしくなってきた。何事かと振り返ってみると、いきなりヘルゼさんが目の前に現れた。

どうしたのだろうかと尋ねる前にヘルゼさんは逼迫した様子で私のこう言ってきた。

「ミユ!急いで!」

「ど、どうし・・・もしかして!」

私の頭の中にいやな予感が駆け巡る。そしてその予感は当たった。

「ええ!奴らに見つかったわ!急いで!」

最悪だ




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