109 / 186
幼女(妖精)に集いし眷属達
しおりを挟む
う・・・うーん・・・あれ?私なんで寝ているんだろう?
そう思って勢いよく上体を起こして。
「・・・」
「・・・え?」
目の前にいた、翼と四肢を持ったファンタジー生物の鋭い眼光によって
「・・・うーん・・・・・」
私はまた気絶した。
・・・・・
・・・
「まぁったく情けないのう。グリフォンの顔を見るなり気絶しおって。」
「し、仕方ないじゃないですか。目が覚めたら目の前にあんな怖い目があるなんて、誰だって気絶しますよ。」
幼女が私の方をにやつきながら見てくるので、精一杯反論する。そして、ライドとにらみ合っている、あの魔獣について聞いてみる。
「あの、あれって何ですか?ヒポグリフですか?」
いつだったか本で見たヒポグリフにそっくりだったから聞いてみたが、幼女(妖精)は首を横に振ってこう答えた。
「確かに似ておるが違うぞ。奴はグリフォン。儂の眷属じゃ。」
おお!ここに来てとてつもなくファンタジーな生き物が出てきた。って、幼女(妖精)の眷属?
「そうじゃよ?さっき呼び出したんじゃ。お主も見ていたじゃろ。」
あ、あの指笛って眷属を呼び出すための物だったのね。
で、そのグリフォンが・・・10頭くらい?中でも一番大きな個体は翼がある分ライドより一回り大きく見えるし、何なら今ライドとにらみ合いをしている。・・・止めた方が良いのかな?
「ほっとけば良いじゃろ。どうせすぐに終わる。」
幼女(妖精)にそう言われたので、とりあえず放って置くことにした。
・・・・・
・・・
「む、来たか。思っていたよりは早く来たな。」
幼女が上を見上げてそう言ったので、私も上を見上げてみると、何かがこちらに向かって飛んでくるのが見えた。
真っ白で触り心地の良さそうなふわふわの体毛。ずんぐりとした体型。
今度は巨大な梟か・・・私と同じくらいの大きさだ。
「此奴は知恵の梟ミネルヴァじゃ。」
梟がぺこりとお辞儀をしたので、釣られて私もお辞儀をする。すると
「お初にお目にかかります。私、ミネルヴァと申します。以後、宜しくお願いします。」
・・・は?
「・・・あの、いま喋りました?」
「喋るぞ?」
「喋りましたよ?」
幼女(妖精)とミネルヴァさんに言われるが、俄には信じられない。だって今まですアベル魔十二なんて出会ったことが無かったから。
「そりゃそうじゃろ。かなり知能が高くないと喋れないからの。ミネルヴァは魔獣のなかでも東大陸随一の頭脳の持ち主じゃ。だから喋れる。」
「お褒めにあずかり光栄です。」
そう言って恭しげに礼をするミネルヴァさん。声がダンディなこともあって梟なのにとてもかっこよく見える。
と、ここで一つの疑問が生じたので聞いてみることにした。
「ミネルヴァさん以外に喋れる魔獣っているんですか?」
「おりますとも。第一に思いつくのが神獣でしょうか。彼らは通常の魔中の上を行く存在です。当然知能もかなり高いです。」
神獣・・・と言うことはタマミとおしゃべりが出来る可能性が・・・!
「ただ、神獣が喋れるようになるにはおよそ200年ほどの年月が必要とされていますので、そこの九尾の幼体が喋れるようになるにはあと180年ほどは必要かと。」
あ、そうなのね。
「キュォン?」
あ、何でもないのよタマミ。気にしないで。
そう思って勢いよく上体を起こして。
「・・・」
「・・・え?」
目の前にいた、翼と四肢を持ったファンタジー生物の鋭い眼光によって
「・・・うーん・・・・・」
私はまた気絶した。
・・・・・
・・・
「まぁったく情けないのう。グリフォンの顔を見るなり気絶しおって。」
「し、仕方ないじゃないですか。目が覚めたら目の前にあんな怖い目があるなんて、誰だって気絶しますよ。」
幼女が私の方をにやつきながら見てくるので、精一杯反論する。そして、ライドとにらみ合っている、あの魔獣について聞いてみる。
「あの、あれって何ですか?ヒポグリフですか?」
いつだったか本で見たヒポグリフにそっくりだったから聞いてみたが、幼女(妖精)は首を横に振ってこう答えた。
「確かに似ておるが違うぞ。奴はグリフォン。儂の眷属じゃ。」
おお!ここに来てとてつもなくファンタジーな生き物が出てきた。って、幼女(妖精)の眷属?
「そうじゃよ?さっき呼び出したんじゃ。お主も見ていたじゃろ。」
あ、あの指笛って眷属を呼び出すための物だったのね。
で、そのグリフォンが・・・10頭くらい?中でも一番大きな個体は翼がある分ライドより一回り大きく見えるし、何なら今ライドとにらみ合いをしている。・・・止めた方が良いのかな?
「ほっとけば良いじゃろ。どうせすぐに終わる。」
幼女(妖精)にそう言われたので、とりあえず放って置くことにした。
・・・・・
・・・
「む、来たか。思っていたよりは早く来たな。」
幼女が上を見上げてそう言ったので、私も上を見上げてみると、何かがこちらに向かって飛んでくるのが見えた。
真っ白で触り心地の良さそうなふわふわの体毛。ずんぐりとした体型。
今度は巨大な梟か・・・私と同じくらいの大きさだ。
「此奴は知恵の梟ミネルヴァじゃ。」
梟がぺこりとお辞儀をしたので、釣られて私もお辞儀をする。すると
「お初にお目にかかります。私、ミネルヴァと申します。以後、宜しくお願いします。」
・・・は?
「・・・あの、いま喋りました?」
「喋るぞ?」
「喋りましたよ?」
幼女(妖精)とミネルヴァさんに言われるが、俄には信じられない。だって今まですアベル魔十二なんて出会ったことが無かったから。
「そりゃそうじゃろ。かなり知能が高くないと喋れないからの。ミネルヴァは魔獣のなかでも東大陸随一の頭脳の持ち主じゃ。だから喋れる。」
「お褒めにあずかり光栄です。」
そう言って恭しげに礼をするミネルヴァさん。声がダンディなこともあって梟なのにとてもかっこよく見える。
と、ここで一つの疑問が生じたので聞いてみることにした。
「ミネルヴァさん以外に喋れる魔獣っているんですか?」
「おりますとも。第一に思いつくのが神獣でしょうか。彼らは通常の魔中の上を行く存在です。当然知能もかなり高いです。」
神獣・・・と言うことはタマミとおしゃべりが出来る可能性が・・・!
「ただ、神獣が喋れるようになるにはおよそ200年ほどの年月が必要とされていますので、そこの九尾の幼体が喋れるようになるにはあと180年ほどは必要かと。」
あ、そうなのね。
「キュォン?」
あ、何でもないのよタマミ。気にしないで。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
スローライフ 転生したら竜騎士に?
梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる