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プロローグ
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2年前の話からした方がよいだろう。勤めている会社でイベントが企画されていた。営業部長の贔屓のイベント会社ある投げし、実務を私に投げてきた。打ち合わせが進んでいくと、ある疑問が出てきた。
「そもそも、委託費用高すぎないか?」
考えれば考えるほど、このイベントの効果は費用に見合わないと感じ始めていた。社命なので表立って反対はしなかったが、部長に相談しておこうと思った。
「費用対効果が高くないうえに、委託費用が高くありませんか?」
最後の一言が余計だった。これがきっかけで、恐ろしく面倒な嫌がらせが始まる。半分ノイローゼになった。有給を使い、会社を休んだことも1度だけではない。休んだ日は図書館で1日中、本を読んでいた。この時に読んだ特許の本の影響で食品の梱包に関するアイディアで特許を取得した。
意外にも大手食品メーカーが特許に興味を持ってくれた。そして、今、黙っていてもまとまったお金が毎月振り込まれてくる。不思議なもので、あれほどおそれていた部長と互角に戦いを挑んでいる。振り込まれてくる特許料は会社の給料の3倍以上になっている。クビを恐れていた過去の私はここのにいない。
部長の不埒な業者との癒着を告発して退職した新人がいた。部長はすぐに口封じに走った。私は、金と正義感を武器に部長の行動より早く、キーマンたちにICレコーダーと現金を渡した。
「うまく弱点を録音したら、謝礼として今渡した現金の倍を払うよ。もちろん、申告のいらないお金だよ。」
余程、敵が多いのか、金が魅力的だったのか分からないが証拠はすぐに集まった。部長は元部長となり、会社を強制的に去って行った。私は、思いがけず昇進をする事となったが、退職をする事にした。
近くのコンビニでフリーターをしている年収1000万の男、これが今の私である。
独身男の楽しみは風俗であろう。私の場合、ソープ専門である。月に2回、お気に入り指名で通っている。長く通っているといろいろな話をしてくれる様になる。
「そもそも、委託費用高すぎないか?」
考えれば考えるほど、このイベントの効果は費用に見合わないと感じ始めていた。社命なので表立って反対はしなかったが、部長に相談しておこうと思った。
「費用対効果が高くないうえに、委託費用が高くありませんか?」
最後の一言が余計だった。これがきっかけで、恐ろしく面倒な嫌がらせが始まる。半分ノイローゼになった。有給を使い、会社を休んだことも1度だけではない。休んだ日は図書館で1日中、本を読んでいた。この時に読んだ特許の本の影響で食品の梱包に関するアイディアで特許を取得した。
意外にも大手食品メーカーが特許に興味を持ってくれた。そして、今、黙っていてもまとまったお金が毎月振り込まれてくる。不思議なもので、あれほどおそれていた部長と互角に戦いを挑んでいる。振り込まれてくる特許料は会社の給料の3倍以上になっている。クビを恐れていた過去の私はここのにいない。
部長の不埒な業者との癒着を告発して退職した新人がいた。部長はすぐに口封じに走った。私は、金と正義感を武器に部長の行動より早く、キーマンたちにICレコーダーと現金を渡した。
「うまく弱点を録音したら、謝礼として今渡した現金の倍を払うよ。もちろん、申告のいらないお金だよ。」
余程、敵が多いのか、金が魅力的だったのか分からないが証拠はすぐに集まった。部長は元部長となり、会社を強制的に去って行った。私は、思いがけず昇進をする事となったが、退職をする事にした。
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