36 / 338
35 予想外の効果
しおりを挟む森の奥に視線を向けると、木々に紛れるようにして弓を構えているモンスターがいる。
≪クワガタ弓兵≫という名前らしい。
俺に遠距離攻撃の手段は無い。
けど見えてる相手なら簡単だ。
「ギギィッ!」
一歩踏み出す。
するとそこはもうクワガタ弓兵の真横だ。
剣を振るうと一撃で倒してしまった。
そこそこ強そうなのにな。
「タマ、アイテム拾っておいてくれ」
「あいさー!」
順調にレベルアップだ。
確かに上がりづらくなったような気がしないでもない。
でも俺はタマから借りてる≪取得経験値増加≫のおかげで経験値が11倍になってるからな。
他の人に比べたらガンガン上がってるはずだ。
「キュル」
「ありがとねおろし金ー! お前はかしこいなー!」
「キュルル」
おろし金がドロップアイテムを咥えてタマに差し出している。
お手伝いか。
えらいぞ。
タマもすごい勢いで褒めていて、おろし金も嬉しそうだ。
名前:ナガマサ
種族:人
Lv:12(1↑)
Str:20(+400)
Vit:18(14↑)(+700)
Agi:30(+1000)
Dex:20(+302)
Int:24(+300)
Luc:2
職業:挑戦者(チャレンジャー)
職業Lv10(1↑)
スキル
サバイバルの心構え Lv5(1↑)
武器修練 Lv7(1↑)
武器適正・片手剣 Lv6(1↑)
リラックス Lv7(1↑)
魔法適正 Lv1
属性適正・無 Lv1
フルスイング Lv1
目印 Lv1
応急手当 Lv7
武器修練・片手剣 Lv6(1↑)
無属性魔法・下級 Lv1
スマッシュ Lv1
魔力の波動 Lv1
敏捷強化 Lv7(1↑)
生命力強化 Lv6(1↑)
筋力強化 Lv2(1↑)
知力強化 Lv1
器用強化 Lv1(New)
我が道を行く Lv10
解放の左腕 Lv10(1↑)(MAX)
解放の右腕 Lv7
解放の左脚 Lv10(MAX)
解放の右脚 Lv1
成長促進 Lv1(MAX)
取得経験値増加 Lv10(MAX)
無刀両断 Lv5
神脚疾駆 Lv2(1↑)
相変わらず色々上がっている。
職業スキルは≪器用強化≫を取得。
これで残すところはLucだけだな。
他のステータスは≪解放の左腕≫のレベルが10になったことですごいことになっている。
ひどい数値だ。
というか魔法スキルとか他のアクティブスキルを全く使ってない。
おかげで≪解放の右腕≫のレベルも上がってないな。
試すのも兼ねて魔法スキルを使ってみよう。
「モジャモジャー、アイテムあつめ終わった!」
「よし、ありがとな」
「うへへー」
「おろし金もいい子いい子」
「キュル」
魔法スキルを使う為にはスキルを取得する。
俺の場合は≪無属性魔法・下級≫がとってあるな。
すると、そのスキルのレベルに応じた魔法が解放される。
魔法の強さは元のスキルのレベルにも影響されるらしい。
今なら俺が使える魔法は≪速度増加≫のみ。
これはかけた相手のAgiに+スキルレベルしてくれる魔法だ。
この魔法を使い続けていれば≪無属性魔法・下級≫のレベルが上がって、≪速度上昇≫の魔法の威力も上がるし、新しい魔法も解放されるというわけだ。
狩りをしながらミルキーに教えてもらった知識だ。
「速度増加」
早速使ってみた。効果は微々たるものだけど、あって悪い困るものじゃないし……ん?
俺のステータスを見てみると、補正がおかしなことになっている。
さっきまで+1000だったから+1001になるはずが、+1070になっている。
あーそうか、いつも忘れてしまう。
≪解放の右腕≫で7倍、≪我が道を行く≫で10倍。
占めて70倍ってことだな。
うわお。
まさか魔法にもかかるとは思わなかった。
俺やタマにはそこまで大きい数字に見えないのがまた恐ろしい。
普通にふったら何レベル分になるんだろ。
でも支援魔法が強力なのはいいことだ。
ミルキーにかければ、それだけ安全になるってことだからな。
「てきだー!」
タマが嬉しそうに大声を出しながら、飛んでくるソードビートル達に突っ込んでいく。
どんどん進んでいこう。
この森のモンスターの種類はさっき出てきたので大体全部なのかな?
進んで行っても変わり映えはしない。
それでも遭遇する数が結構多い。
武者クワガタ3匹と取り巻きの足軽クワガタ30匹、それに遠くにクワガタ弓兵が4匹いて、ソードビートルが3匹突っ込んでくるのは中々の歓迎だった。
とはいってもそこは最強疑惑のあるタマ。
苦にせずに蹴散らしていった。
魔法一発でほぼ範囲内のモンスターは壊滅したし、残ったのもタマの放った礫みたいなので崩れ落ちていった。
その中にはおろし金の攻撃も含まれていたと思う。
俺?
何匹かは目の前まで行って切り倒したよ。
≪解放の左脚≫ってほんと便利。
このMAPで狩りしても危険はなさそうだからしばらくうろうろしよう。
素材集めだ!
46
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる