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知らない真実 後半
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前話の知らない真実ですが、この話が加わって本来の話になるはずでしたが、間違って公開になりブクマを沢山いただいてしまったので、しばらくは分かれてます。
時期を見て一話に合体させます。
________________________________________
公爵家の古い忠臣が戻って来た。
「旦那様、よくぞ、よくぞ」
「すまなかった、爺や」
公爵は老齢の忠臣の肩を掴み、頭を下げた。
その一瞬の出来事に、王妃についてきた護衛騎士も身動きが出来なかった。
そして次の瞬間、護衛騎士を取り押さえたのはヌガー達だった。
「お前らは命令に従っただけだってのは分かってるが、一応拘束させてもらうわ」
床に王妃の血溜まりが広がり、その赤い筋がフィナンシェの靴を汚すと、我にかえったフィナンシェが、腰に携えていた剣に手をやった。
だが、抜き切る前に団員の女性に切り付けられ、剣を握ったまま手首から床に落ちた。
「ぎゃあああいやぁああ!!!」
吹き出す鮮血を彼女は浴びながら、ニィッと笑って見せた。
「ぎ、ギモーブ!
そいつらを殺せ!」
部下だと思っているギモーブに命令をしても彼は動くことはなく、ただ、恍惚とした表情でミルフィーユを見つめて、新たな主人からの命令を待つ犬だった。
「ひぃ、何をしてる早く、早くそいつらを! 殺せ!!」
声を裏返して命令するフィナンシェを心底蔑んだ目を向けてから、再度ミルフィーユを見たギモーブにやっと待望の命令が下された。
「無駄吠えの駄犬を始末しなさい」
「はい、女王様」
そのやり取りに駄犬と称されたフィナンシェは驚きを隠せず、次に怒りが沸いてきた様だった。
「貴様! 裏切ったな!!」
「そうですねぇ、自分の正しいご主人様をお迎えしただけでございます。
お前の様に全てが偽物な奴に何を言われても、痛くも痒くもありません。
ですが、その手この先不便でございましょうね」
「ああ?! ふざけ」
言葉を言いきらないうちに、またゴトンという音を立ててもう片方の手首が落ちて転がった。
「ああああああああああああ!!!!!」
叫び声と共にフィナンシェの体が床へ崩れ落ちた。
「余計に五月蠅いわよ」
「あぁ、誠に申し訳ございません!!
すぐに黙らせましょう」
「いや、待ってくれ!
そいつを裁かなくてはならないんだ」
国民の前で、他の貴族の前できちんと裁いておかなければ、ただの殺しになってしまうからだと、公爵は告げてギモーブが殺そうとしてるのを間一髪制止した。
「へぇ、練習場の王子さんでも、あの動きを止めるんなら、実戦を積めば結構良いところまで行くんじゃねぇか?」
ヌガーが面白そうにそう言うと、出血してるフィナンシェの手首を止血の為に縛り上げ、何も出来ないだろうと思いながらも、更に身動きできないように拘束してくれた。
老齢の執事はその光景を満足気に見つめ、公爵から今までどこへ行っていたのかと聞いたりされながら、拘束した彼らを使用人に扮した団員たちと手際良く罪人を運ぶ檻を設えた馬車へと運んで行った。
時期を見て一話に合体させます。
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公爵家の古い忠臣が戻って来た。
「旦那様、よくぞ、よくぞ」
「すまなかった、爺や」
公爵は老齢の忠臣の肩を掴み、頭を下げた。
その一瞬の出来事に、王妃についてきた護衛騎士も身動きが出来なかった。
そして次の瞬間、護衛騎士を取り押さえたのはヌガー達だった。
「お前らは命令に従っただけだってのは分かってるが、一応拘束させてもらうわ」
床に王妃の血溜まりが広がり、その赤い筋がフィナンシェの靴を汚すと、我にかえったフィナンシェが、腰に携えていた剣に手をやった。
だが、抜き切る前に団員の女性に切り付けられ、剣を握ったまま手首から床に落ちた。
「ぎゃあああいやぁああ!!!」
吹き出す鮮血を彼女は浴びながら、ニィッと笑って見せた。
「ぎ、ギモーブ!
そいつらを殺せ!」
部下だと思っているギモーブに命令をしても彼は動くことはなく、ただ、恍惚とした表情でミルフィーユを見つめて、新たな主人からの命令を待つ犬だった。
「ひぃ、何をしてる早く、早くそいつらを! 殺せ!!」
声を裏返して命令するフィナンシェを心底蔑んだ目を向けてから、再度ミルフィーユを見たギモーブにやっと待望の命令が下された。
「無駄吠えの駄犬を始末しなさい」
「はい、女王様」
そのやり取りに駄犬と称されたフィナンシェは驚きを隠せず、次に怒りが沸いてきた様だった。
「貴様! 裏切ったな!!」
「そうですねぇ、自分の正しいご主人様をお迎えしただけでございます。
お前の様に全てが偽物な奴に何を言われても、痛くも痒くもありません。
ですが、その手この先不便でございましょうね」
「ああ?! ふざけ」
言葉を言いきらないうちに、またゴトンという音を立ててもう片方の手首が落ちて転がった。
「ああああああああああああ!!!!!」
叫び声と共にフィナンシェの体が床へ崩れ落ちた。
「余計に五月蠅いわよ」
「あぁ、誠に申し訳ございません!!
すぐに黙らせましょう」
「いや、待ってくれ!
そいつを裁かなくてはならないんだ」
国民の前で、他の貴族の前できちんと裁いておかなければ、ただの殺しになってしまうからだと、公爵は告げてギモーブが殺そうとしてるのを間一髪制止した。
「へぇ、練習場の王子さんでも、あの動きを止めるんなら、実戦を積めば結構良いところまで行くんじゃねぇか?」
ヌガーが面白そうにそう言うと、出血してるフィナンシェの手首を止血の為に縛り上げ、何も出来ないだろうと思いながらも、更に身動きできないように拘束してくれた。
老齢の執事はその光景を満足気に見つめ、公爵から今までどこへ行っていたのかと聞いたりされながら、拘束した彼らを使用人に扮した団員たちと手際良く罪人を運ぶ檻を設えた馬車へと運んで行った。
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