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異世界は続くよどこまでも
52※R18
しおりを挟む後ろから、尻尾を掴まれて抽送が繰り返される。
「ぁう、ぁい、ぁん、あ、やう、ぉ、お、」
これ以上無いくらいに乱暴に足を持ち上げられ、尻尾を掴まれ、しょろしょろと漏らすおしっこに、だらしなく涎を垂らし快感に浸る。
片足で支える体が、崩れ落ちそうになっても、タロー様のペニスは抜けることなく、抽送を繰り返す。
「アキ、アキ
愛してる、何よりも
このまま溶けてしまえたらいいのにな」
「あ、んあ、あん
タロー様、俺も、ん」
ぐちゃぐちゃに混ざり合った体液を羨ましいと思うほど、一つになりたかった。
「イクぞ!」
「ああああああぁぁー!!」
激しいピストンの後、中で熱く弾けたのと同時に、俺も中でイッた。
甘く、続く快感に体は痙攣しぱなしで、気持ちいいとしか、考えられなかった。
お湯の中で気がついた。
「あ、」
「目が覚めたか?
アキ、トんじゃってたな」
軽く笑うタロー様が後ろから抱き抱えながら、冷たい氷のカケラを口に含ませてくれた。
「タロー様」
濡れた髪がお湯に広がって、白い髪と黒い髪が絡まりあっていた。
それを玩びながら、その広い胸に頭を乗せた。
「アキ、可愛いなあ
手離すなんて、する訳がないのに
つくづく可哀想な奴だな、あいつは」
「また、トリスタンの事ですか?」
「青筋が立つこの額も可愛いのぉ」
ちゅっと音を立ててキスをする。
「もう!
タロー様、嫌いの反対です!」
なんか好きって言うのが悔しかったから!
「片時も離さずと言うのを再度実行せねばな。
明日、あの姫の腹から取り出そう。
姫の体に傷をつける事なく出来るだろう。
ライカスにも手伝って貰おうか」
「神様にもお願いしましょう
やはり手はあった方がいいと思うのです。」
そうだな、と言う返事と共に空中で光る文字を指で書いて、それを飛ばした。
黒い鳥になって、それは消えた。
「シムラクルムにも、この立ち会いをしてもらう。
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そして、落ち着いたら、ライカスを見せねばいかんが、きっと怒られるだろうなぁ」
確かに。
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神様もこっちの方が怖いって言ってたような気がするー!
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朝日が眩しくて、目が覚めた。
「アキ、可愛い寝顔だったよ」
「え、あ!
神様!
おはようございます。」
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前は保護者だったのに、なんかセックスアピールがすごくて、顔が赤くなってしまった。
「ふふ、良かった。
アキは私をちゃんとオスとして見てくれてるんだね」
「!!」
「シムラクルム、ダメだぞ
アキは私のだ。」
タロー様が俺を抱き上げながら、体に薄いローブを巻き付けた。
「それ、逆効果だよ、オプスクリタス」
神様の反則のような笑顔に、目眩がした。
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