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抑えられない感情
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☆胸糞残虐表現あり。すみません。嫌な方はスルーで、を失念しておりました。☆
外に漏れ出た感情は、疑問や疑惑としてトルクにぶつける事になってしまった。
多分永遠の課題。
ただ、今回は折り合いが付けられなかった。
こんな復讐の連鎖をどうやって止めたらいいのか分からなかったけど、話さなきゃってそればかりに気が急いてトルクの気持ちを置き去りにしてしまった。
「咲季は私が信用できない?」
「そうじゃないよ、さっきトルクが違うって言ってくれたように
意味が違うんだ」
国際結婚して、うまくいかないカップルみたいでそんなのは嫌だ!
うっふっふって笑いながらエディオンがこっちを見てた。
「えっとね、エディオンはどうして僕たちに真実?を教えてくれたの?
本当だったら、もう、ここの国王のとこか、魔王の所へ連れて行かれて大変なことになってるくらいじゃない?」
まるで時間稼ぎをしてるみたいだった。
「っと、バレたか。
もうすぐ、この国は魔族が襲いに来る。
だからな、アンタたちは見届け人になってもらいたいのさ。」
「何を、あ!!」
この店!人がいない。
人目を避ける為かと思ってたけど違うんだ。
「多分、もしかしてだけど、すでに住民の大多数は逃がしたあと?
この国の王族を断罪するために、このタイミング?」
「そう、サキ様は賢いね
何故この国が滅びたか、何故魔族が王族を根絶やしにしたかをね」
必然的に、英雄エディオンの話をしなくてはいけなくなる。
でも、色んな国の王族に殺されたと言っても誰も信用しない。
僕やトルクが言ったら?
信憑性が生まれる。
ライハンの現状を魔族が嘆いているって事?
「エディオン、魔族はライハンの鳥獣人の現状を知ってた?
交易も無いライハンが僕を拉致するのに関わってるのは考えづらかったよ。
でもさ、ライハンの現状や、君のことを知らせるためには必要な布石だった?
他の国のこととか、どこまで把握してこんな事した?」
エディオンはスワラの身体と声と表情で、自分と家族を殺した国々の事情は把握してると。
そして、その国の王族の誰もがライハンの鳥獣人を暗殺に使っていて、その卵を獲るために大抵番で所持していると。
所持、所持ってなんだ!!
「それなら、ハラン様だって犠牲者じゃないか!!」
「う~ん、あの人って儚げで何も悪くないって感じだよね~
でもさ、それならおかしくない?
どうして襲われた程度で子供ができる?
そんなに簡単に仮部屋は出来ないって、知ってるよね?
中にはでき易い人もいるだろうけど、一般的には、一回や二回ヤッても子供は出来ない。
魔族になったあの男が嘯いてたけどね、レオハルトの地位が欲しくて、結託したって。
ところが存外、レオハルトのスキルが強かったわけだな。
それに、トルク様を人質に取られたせいで計画が変わっちゃったそうだよ。
蓋を開ければ、こんなもんだよ」
だから、相応でしょ?孕みたがってるんだからって。
「子供の命には、子供には関係ないじゃないか!!!」
「そこは生まれなかった俺の子供と、伴侶は?そして腹を裂いたハランの罪は?、でしょ」
「ハラン様が、腹を?裂いたの?」
「そうだよ、英雄の子が、もしかしたら神の子だったら、って。
自分たちが最強種の子の親になりたいから、俺の子は産まれちゃいけないんだそうだ」
酷い話だろ?と。
なら、最強種を孕むまで、頑張れって応援したよ、俺!
「お綺麗な魂を持つサキ様。
俺はね、魔族になった理由が、悲しみを抱えるのが辛かったからさ。
復讐するためには、嫌なことも冷酷に出来なきゃダメだ。
だから、魔族になったのさ。
復讐の感情を捨てたくなかったから」
簡単には捨てられない感情だと言うのがすぐわかった。
ただ、英雄としてでは出来ない所業なら、魔族になればいいとその魂で思ったのか。
外に漏れ出た感情は、疑問や疑惑としてトルクにぶつける事になってしまった。
多分永遠の課題。
ただ、今回は折り合いが付けられなかった。
こんな復讐の連鎖をどうやって止めたらいいのか分からなかったけど、話さなきゃってそればかりに気が急いてトルクの気持ちを置き去りにしてしまった。
「咲季は私が信用できない?」
「そうじゃないよ、さっきトルクが違うって言ってくれたように
意味が違うんだ」
国際結婚して、うまくいかないカップルみたいでそんなのは嫌だ!
うっふっふって笑いながらエディオンがこっちを見てた。
「えっとね、エディオンはどうして僕たちに真実?を教えてくれたの?
本当だったら、もう、ここの国王のとこか、魔王の所へ連れて行かれて大変なことになってるくらいじゃない?」
まるで時間稼ぎをしてるみたいだった。
「っと、バレたか。
もうすぐ、この国は魔族が襲いに来る。
だからな、アンタたちは見届け人になってもらいたいのさ。」
「何を、あ!!」
この店!人がいない。
人目を避ける為かと思ってたけど違うんだ。
「多分、もしかしてだけど、すでに住民の大多数は逃がしたあと?
この国の王族を断罪するために、このタイミング?」
「そう、サキ様は賢いね
何故この国が滅びたか、何故魔族が王族を根絶やしにしたかをね」
必然的に、英雄エディオンの話をしなくてはいけなくなる。
でも、色んな国の王族に殺されたと言っても誰も信用しない。
僕やトルクが言ったら?
信憑性が生まれる。
ライハンの現状を魔族が嘆いているって事?
「エディオン、魔族はライハンの鳥獣人の現状を知ってた?
交易も無いライハンが僕を拉致するのに関わってるのは考えづらかったよ。
でもさ、ライハンの現状や、君のことを知らせるためには必要な布石だった?
他の国のこととか、どこまで把握してこんな事した?」
エディオンはスワラの身体と声と表情で、自分と家族を殺した国々の事情は把握してると。
そして、その国の王族の誰もがライハンの鳥獣人を暗殺に使っていて、その卵を獲るために大抵番で所持していると。
所持、所持ってなんだ!!
「それなら、ハラン様だって犠牲者じゃないか!!」
「う~ん、あの人って儚げで何も悪くないって感じだよね~
でもさ、それならおかしくない?
どうして襲われた程度で子供ができる?
そんなに簡単に仮部屋は出来ないって、知ってるよね?
中にはでき易い人もいるだろうけど、一般的には、一回や二回ヤッても子供は出来ない。
魔族になったあの男が嘯いてたけどね、レオハルトの地位が欲しくて、結託したって。
ところが存外、レオハルトのスキルが強かったわけだな。
それに、トルク様を人質に取られたせいで計画が変わっちゃったそうだよ。
蓋を開ければ、こんなもんだよ」
だから、相応でしょ?孕みたがってるんだからって。
「子供の命には、子供には関係ないじゃないか!!!」
「そこは生まれなかった俺の子供と、伴侶は?そして腹を裂いたハランの罪は?、でしょ」
「ハラン様が、腹を?裂いたの?」
「そうだよ、英雄の子が、もしかしたら神の子だったら、って。
自分たちが最強種の子の親になりたいから、俺の子は産まれちゃいけないんだそうだ」
酷い話だろ?と。
なら、最強種を孕むまで、頑張れって応援したよ、俺!
「お綺麗な魂を持つサキ様。
俺はね、魔族になった理由が、悲しみを抱えるのが辛かったからさ。
復讐するためには、嫌なことも冷酷に出来なきゃダメだ。
だから、魔族になったのさ。
復讐の感情を捨てたくなかったから」
簡単には捨てられない感情だと言うのがすぐわかった。
ただ、英雄としてでは出来ない所業なら、魔族になればいいとその魂で思ったのか。
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