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お、し、え、て、く、だ、さ、い
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部室の扉を開けた俺に飛んできたのは、脳裏にこびりついている東堂先輩の低い声とは真逆の、甘ったるい声だった。
「せぇんぱぁ~い! 遅いですよぉ~」
「あ、あぁ……ごめんな」
声の主は二兎芽莉彩(にと めりさ)だ。
分かりやすく丁寧なメイク、派手な髪色、着崩した制服。
この学校の校則はどこに行ったんだと気になる容姿だが、ファッション感度の高さは誰が見ても明らか。
隆輝が言うには、二年生では巻島と天王洲、三年では東堂先輩、そして一年では二兎が男子の視線を集めているらしい。
とはいえ、俺はあまり彼女のことが好きではない。
なぜなら――。
「――先輩は今日ものろまさんですねぇ~? はやく帰った方がいいんじゃないですかぁ~?」
人を小馬鹿にしているというか、なんというか。
誰に対しても常にこんな感じではあるが、心なしか俺には当たりが強い。
今のところ、彼女しか部活に来ていないようだし、相手しなきゃいけないのか。
「いま来たばっかりで帰るかよ」
「えぇ~? 別に誰も先輩にいてほしいなんて頼んでませんよぉ?」
「……と言いたいところだけど、今日は帰ろうかな」
「え、えぇ? 本当に帰っちゃうんですかぁ?」
小悪魔のように笑っていた二兎は、俺の言葉が予想外だったようで驚いている。
「実は今日さ、東堂先輩に絡まれちゃって。なんか疲れが抜けないんだよな。あ、東堂先輩は三年の――」
「流石に知ってますよー。いっつも先輩のクラスに入り浸ってる暇な人ですよね?」
よく言った。今ばかりは毒舌に感謝。
「でも、東堂先輩に絡まれたなら、あの邪魔も――巻島先輩とも何かあったんじゃないですか?」
「うぐっ」
リアルに「うぐっ」という声を出すやつを初めて見た。俺だ。
「……ふーん」
二兎は面白くなさそうに腕を組む。
こいつ、俺が困ってる話なんて一番に喜びそうなのに。
「それで、何があったんですか?」
「ん? いや、それは言えないというか、なんというか……」
「教えてください」
「勘弁してください」
「お、し、え、て、く、だ、さ、い」
腕をがっしり掴まれる。
今日はこんな展開ばかりだ。
「ちょ、ちょっと痛いって……」
「痛いのは私の心の方で~す。はい、先輩、観念してくださいっ」
悪びれもせず、二兎はぐいっと顔を近づけてくる。
その距離は明らかに後輩女子のそれではない。
「ただ、二人で体育倉庫に備品を運びに行った時に、閉じ込められただけだよ」
「今もですか?」
「じゃあここにいる俺はなんなんだよ……」
「別に、巻島先輩のことが好きとかじゃないですよね?」
「いや……それは――」
「ふーん? ちょっと気になるくらい? それともあわよくば?」
「どっちでもない。というか、俺が誰を好きでも良いだろ」
「だってぇ~、気になるじゃないですか。部活の先輩が、今をときめくトップアイドルと体育倉庫で二人っきりだったって話」
俺が黙ると、二兎は首を傾げた。
「――それだけじゃ、ないですよね」
見透かすような視線。
だが、相手は男友達じゃない。
どこまで説明すればいいか、そもそも言っていいのかすら分からない。
他の誰かに広められたら収拾もつかなくなる。
俺にできるのは口を閉ざし続けることだけだ。
「……まぁいいです。最初から、簡単に行くとは思ってませんでしたし」
「なにが?」
「こっちの話です。今日の先輩は雑魚先輩みたいですし、部長には私から説明しておくので帰っていいですよ」
「おお……? ありがとう……?」
どうして説明を逃れられたのかは分からないが、お言葉に甘えて帰ることにした。
扉を閉める直前に「私の有利は揺るぎません」とか聞こえてきたけど、なんのことだろう。
・
帰宅してすぐ、俺は湯船に身を沈めた。
温かい湯が疲れた身体にじわりと染み渡っていく。
目を閉じると、まぶたの裏に浮かぶのは……やはり、あの時の巻島の顔だった。
――額を見せてほしいと頼んだ時の、あの真剣な目。
――キスのあと、恥じらいもなくただひたすらに感情を溢れさせていた、あの顔。
――「君だけは見分けられる」なんて、まるで運命を見つけたかのような言葉。
俺はずっと、彼女のファンじゃなかった。
芸能人の私生活にも興味はなかった。
それでも今、どうしてこんなに彼女の言葉が、表情が、心に残っているのか。
(でも、俺には覚えがないんだ)
助けた記憶なんてない。
そもそも、俺は年末年始の記憶を失っている。
そして今日、隆輝から突きつけられた事実。
「……俺は、誰かを助けられたのか……」
湯の中で、拳を握りしめる。
隆輝や巻島が言う「あの日」と、俺の認識の「あの日」は違う。
忘れられない光景。
――燃える車。
歪んだフレーム。砕けたフロントガラス。
夜の冷えた空気の中に立ちこめる焦げた匂い。
俺は叫んでいた。泣き叫びながら、手を掴もうとした。
あの日、俺は家族を助けられなかった。
助けようとして、届かなかった。
俺が人助けをする理由と事故は、きっと関係がない。
自分の命を失うような無謀さは好きじゃない。
だけど、地震が起きた時、俺は走った。
俺のことだから分かる。
きっと、思い出していたんだ。
もし、本当に俺が巻島を助けていたとしたら。
彼女にとっての命の恩人が俺だったとしたら。
「俺じゃない」と拒否したいのか、「俺であってくれ」と願いたいのか、自分でも分からなかった。
ただ――。
『君だったって分かった瞬間……止まらなくなっちゃったんだ』
巻島は真剣に全てを言っている。
俺はその気持ちに応えるわけにはいかない。
平穏な学生生活が終わってしまうからだ。
「……いや待て。俺は思い違いをしているんじゃないか?」
命を助けてもらった相手を好きになるとか、今日日、そんなことは流行らない。
吊り橋効果とかいうのがあるが、アレはまやかしだ。
どこの誰だ。あんな嘘を提唱しだした奴は。
巻島の気持ちはきっと「感謝」だ。
彼女は俺に恩返しがしたいのだ。
ただ、事が事だったから言い方が大袈裟になってしまっただけで、これは恋ではない。
かといって、恩返しの内容も思いついていないのだろう。
大丈夫だ。それは俺が考えてやる。
サバフィクションのライブの関係者席とか、そういうのがいい。
「あぁそうだ、そうしよう。これなら東堂先輩もキレないだろうし、未来が明るくなってきたぞ!」
何を悩む必要があったのだろう。
巻島が俺に抱いている気持ちは恋ではない!
心が軽くなってきた。
やはり、深く思考する時間は人間に必要不可欠。
この後は早めに飯を済ませて、先週買ったサッカーのゲームでもやるとしよう。
明日、東堂先輩はシュートを放ってくるだろう。
その時、俺のスーパーセーブを見せてやる。
「せぇんぱぁ~い! 遅いですよぉ~」
「あ、あぁ……ごめんな」
声の主は二兎芽莉彩(にと めりさ)だ。
分かりやすく丁寧なメイク、派手な髪色、着崩した制服。
この学校の校則はどこに行ったんだと気になる容姿だが、ファッション感度の高さは誰が見ても明らか。
隆輝が言うには、二年生では巻島と天王洲、三年では東堂先輩、そして一年では二兎が男子の視線を集めているらしい。
とはいえ、俺はあまり彼女のことが好きではない。
なぜなら――。
「――先輩は今日ものろまさんですねぇ~? はやく帰った方がいいんじゃないですかぁ~?」
人を小馬鹿にしているというか、なんというか。
誰に対しても常にこんな感じではあるが、心なしか俺には当たりが強い。
今のところ、彼女しか部活に来ていないようだし、相手しなきゃいけないのか。
「いま来たばっかりで帰るかよ」
「えぇ~? 別に誰も先輩にいてほしいなんて頼んでませんよぉ?」
「……と言いたいところだけど、今日は帰ろうかな」
「え、えぇ? 本当に帰っちゃうんですかぁ?」
小悪魔のように笑っていた二兎は、俺の言葉が予想外だったようで驚いている。
「実は今日さ、東堂先輩に絡まれちゃって。なんか疲れが抜けないんだよな。あ、東堂先輩は三年の――」
「流石に知ってますよー。いっつも先輩のクラスに入り浸ってる暇な人ですよね?」
よく言った。今ばかりは毒舌に感謝。
「でも、東堂先輩に絡まれたなら、あの邪魔も――巻島先輩とも何かあったんじゃないですか?」
「うぐっ」
リアルに「うぐっ」という声を出すやつを初めて見た。俺だ。
「……ふーん」
二兎は面白くなさそうに腕を組む。
こいつ、俺が困ってる話なんて一番に喜びそうなのに。
「それで、何があったんですか?」
「ん? いや、それは言えないというか、なんというか……」
「教えてください」
「勘弁してください」
「お、し、え、て、く、だ、さ、い」
腕をがっしり掴まれる。
今日はこんな展開ばかりだ。
「ちょ、ちょっと痛いって……」
「痛いのは私の心の方で~す。はい、先輩、観念してくださいっ」
悪びれもせず、二兎はぐいっと顔を近づけてくる。
その距離は明らかに後輩女子のそれではない。
「ただ、二人で体育倉庫に備品を運びに行った時に、閉じ込められただけだよ」
「今もですか?」
「じゃあここにいる俺はなんなんだよ……」
「別に、巻島先輩のことが好きとかじゃないですよね?」
「いや……それは――」
「ふーん? ちょっと気になるくらい? それともあわよくば?」
「どっちでもない。というか、俺が誰を好きでも良いだろ」
「だってぇ~、気になるじゃないですか。部活の先輩が、今をときめくトップアイドルと体育倉庫で二人っきりだったって話」
俺が黙ると、二兎は首を傾げた。
「――それだけじゃ、ないですよね」
見透かすような視線。
だが、相手は男友達じゃない。
どこまで説明すればいいか、そもそも言っていいのかすら分からない。
他の誰かに広められたら収拾もつかなくなる。
俺にできるのは口を閉ざし続けることだけだ。
「……まぁいいです。最初から、簡単に行くとは思ってませんでしたし」
「なにが?」
「こっちの話です。今日の先輩は雑魚先輩みたいですし、部長には私から説明しておくので帰っていいですよ」
「おお……? ありがとう……?」
どうして説明を逃れられたのかは分からないが、お言葉に甘えて帰ることにした。
扉を閉める直前に「私の有利は揺るぎません」とか聞こえてきたけど、なんのことだろう。
・
帰宅してすぐ、俺は湯船に身を沈めた。
温かい湯が疲れた身体にじわりと染み渡っていく。
目を閉じると、まぶたの裏に浮かぶのは……やはり、あの時の巻島の顔だった。
――額を見せてほしいと頼んだ時の、あの真剣な目。
――キスのあと、恥じらいもなくただひたすらに感情を溢れさせていた、あの顔。
――「君だけは見分けられる」なんて、まるで運命を見つけたかのような言葉。
俺はずっと、彼女のファンじゃなかった。
芸能人の私生活にも興味はなかった。
それでも今、どうしてこんなに彼女の言葉が、表情が、心に残っているのか。
(でも、俺には覚えがないんだ)
助けた記憶なんてない。
そもそも、俺は年末年始の記憶を失っている。
そして今日、隆輝から突きつけられた事実。
「……俺は、誰かを助けられたのか……」
湯の中で、拳を握りしめる。
隆輝や巻島が言う「あの日」と、俺の認識の「あの日」は違う。
忘れられない光景。
――燃える車。
歪んだフレーム。砕けたフロントガラス。
夜の冷えた空気の中に立ちこめる焦げた匂い。
俺は叫んでいた。泣き叫びながら、手を掴もうとした。
あの日、俺は家族を助けられなかった。
助けようとして、届かなかった。
俺が人助けをする理由と事故は、きっと関係がない。
自分の命を失うような無謀さは好きじゃない。
だけど、地震が起きた時、俺は走った。
俺のことだから分かる。
きっと、思い出していたんだ。
もし、本当に俺が巻島を助けていたとしたら。
彼女にとっての命の恩人が俺だったとしたら。
「俺じゃない」と拒否したいのか、「俺であってくれ」と願いたいのか、自分でも分からなかった。
ただ――。
『君だったって分かった瞬間……止まらなくなっちゃったんだ』
巻島は真剣に全てを言っている。
俺はその気持ちに応えるわけにはいかない。
平穏な学生生活が終わってしまうからだ。
「……いや待て。俺は思い違いをしているんじゃないか?」
命を助けてもらった相手を好きになるとか、今日日、そんなことは流行らない。
吊り橋効果とかいうのがあるが、アレはまやかしだ。
どこの誰だ。あんな嘘を提唱しだした奴は。
巻島の気持ちはきっと「感謝」だ。
彼女は俺に恩返しがしたいのだ。
ただ、事が事だったから言い方が大袈裟になってしまっただけで、これは恋ではない。
かといって、恩返しの内容も思いついていないのだろう。
大丈夫だ。それは俺が考えてやる。
サバフィクションのライブの関係者席とか、そういうのがいい。
「あぁそうだ、そうしよう。これなら東堂先輩もキレないだろうし、未来が明るくなってきたぞ!」
何を悩む必要があったのだろう。
巻島が俺に抱いている気持ちは恋ではない!
心が軽くなってきた。
やはり、深く思考する時間は人間に必要不可欠。
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