22 / 124
第1章 春と
大学生あるある
しおりを挟む
やるべきことなんて早く済ませれば済ませるほど良い。
ダラダラしていると日々を無益に過ごしてしまうが、後々その時間がどれだけ貴重だったのか理解する。
早起きは三文の徳とか時は金なりとか、お兄ちゃんだから我慢しなさい程度の暴論だと小学生の時には思っていたが、今考えるとかなり重要なことだ。
いくらやる気があっても、何事も一日でマスターすることなんてできない。
急激な成長は日々の努力の結晶として訪れる。
だからこそ、継続のために人は時間を捻出し、理想の自分に近づくために行動する。
だが、こんをつめ過ぎるのは身体に害を及ぼしてしまう。
適度な余裕を持ちながら、しかし一歩ずつ確実に進むことが、後の自分の身を救うのだ。
お兄ちゃんだから我慢しなさいはよく分からないが。
「ということで、明日二人の生徒と会ってもらうから、話題とか考えておいてね」
「はい、なんとか頑張ってみます」
ここ数日の活動で、二人の生徒を静香の友達候補として選んだ。
「でも、受け入れてもらえるか心配です。嫌われないかな……」
「それはほら、人には相性とかあるし仕方ないよ。どんなに好かれてるように見える人でも、全く敵を作らないっていうのは無理じゃないかな」
「そう、ですよね。ちょっと心が軽くなりました。ありがとうございます」
事前情報をもとに、彼女の希望に沿った人選ができたと思っているが、あとは実際に会ってみないとわからない。
中身がめちゃくちゃ合うのに生理的に無理な人とかいるしな。
「あと、途中で場所の移動をしてもらうから、それだけ覚えておいてほしい」
「わかりました。あの、ありがとうございます。こんなに早く対応していただいて……先輩が勧めてくれた理由がよく分かりました」
「ううん。気にしないで。君が一歩踏み出そうとしたことが、誇るべきことなんだよ」
会うのは明日だが、既にその顔には緊張が走っていた。
それよりも、彼女はかなり気になることを言っていたような。
「先輩って、この間来た子? 勧めてくれてたの?」
「え、はい。紫先輩、いつも言ってましたよ。『古庵君はすごい』って」
「へぇ……」
てっきり嫌われているとばかり思っていたが、能力は評価されていたのか。
口ぶりからして、紫は昔から俺のことを知っていたようだが、俺が関わった依頼の中に彼女の姿はなかったはず。
いつ知り合う機会があったんだ……?
「それで、紫先輩はいつも困ったことはないか聞いてくれるんです。とっても優しくて、私、尊敬してます」
「そうなんだ。てっきり俺は、あの子は冷たい子かと――」
「なんの話してるの?」
俺の言葉は、冷たい声でピシャリと打ち切られた。
聞こえた方を向くと、そこには女子生徒の姿が。
凹凸が少なく、薄いと表現するのが適切な体系。
おそらく、女子が言う「細い」とは彼女のことを言うのだろう。
「あ、紫先輩!」
静香が嬉しそうに手を振って挨拶する。
紫は優しく手を振りかえすと、静香の横の席に座った。
「……で、なんの話してたの?」
「経過報告だよ。なんとか二人の候補が見つかったから、実際に明日会ってもらおうと思って」
「へぇ…………やるじゃん」
前回同様、俺に向けられる視線は氷のように冷たい。
だが、俺はその冷たさの中に、信頼のような温かみがあるのを感じた。
「随分、後輩に慕われてるんだな」
「……別に、そんなことないと思うけど」
「いや、静香ちゃん、紫ちゃんの話してる時すごく楽しそうだったよ」
てっきり、静香はあまり会話が得意じゃないのかと思っていたが、紫への明るさを見るに、心を許した相手とそれ以外での差が大きいだけみたいだ。
後輩に慕われているという事実が照れ臭いのか、紫はほのかに耳を赤くして、そっぽを向いている。
「…………急に名前で呼ぶんだ」
「なに? なんて言った?」
「ううん。それより、明日の準備はできてるの?」
彼女は小声で何か言ったあと、話し相手を静香へと変えた。
「頑張って考えてます。出来るだけ、簡単な話題がいいですよね」
「そうだな。その二人はあんまり友達いないみたいだし、あるあるで攻めるといいかもしれない」
「あるある……ですか?」
あるある、大学生あるある。
人間には誰しも失敗や黒歴史がある。
そして、その内容は十人十色だが、軽い失敗に関しては一度は同じような体験をしているのだ。
「たとえば、受講した講義が思ったのと違ったとか、最初に電車の乗り換えで苦労したとか、教場の後ろの方が埋まりすぎて目立つ席に座ることになったとか……。当たり前だけどしがちな間違いで場を温めて、そこから趣味なんかに話を繋げると良いと思う」
「当たり前だけどしがちな……それなら思いつくかもです!」
一つ二つと、静香はゆっくりと案を出していく。
俺はそれに相槌を打ち、案を補強するための意見を出す。
「なら、新歓の話をするのもいいんじゃないか? 静香ちゃんも新歓行ったでしょ?」
「行きました。先輩も一年生の時に行ったんですか?」
「そりゃあもちろん。去年いろんなサークルの新歓に行って、友達たくさん作ったよ。んで、途中で先輩に酒飲まされちゃってさ……」
講義前の教場だけでは、基本的に同じ学部の生徒としか知り合えない。
受ける講義が専門的だからだ。
しかし、サークルへの参加はどの学部からでも出来るため、一年生が集まる新歓は効率が良い。
そこで知り合った生徒の中には今でも親交のあるやつがたくさんいるし、行って良いイベントである。
この時、俺は静香に向けて話していたが、何故か反応を示したのは紫の方だった。
「……先輩にお酒飲まされちゃった後はどうしたの?」
「いやぁ、それがあんまり覚えてないんだよな。俺、めちゃくちゃ酒弱いから。ただ、後日そのサークルは潰れたよ」
正確には、ムカついたから俺が潰した、だ。
そこは軽音サークルだったが、詳しく調べてみると、新入生に酒を飲ませてお持ち帰りしたり、かなりあくどい真似をしていたらしい。
俺はちょうどよく、その被害者たちの力を借りて、サークルを潰したというわけだ。
「そう……なんだ」
妙に悲しそうな顔をしている紫。
もしかしたら、そのサークルに苦い思い出でもあるのかもしれない。
その後もいくつか案を出して、経過報告は終わった。
ダラダラしていると日々を無益に過ごしてしまうが、後々その時間がどれだけ貴重だったのか理解する。
早起きは三文の徳とか時は金なりとか、お兄ちゃんだから我慢しなさい程度の暴論だと小学生の時には思っていたが、今考えるとかなり重要なことだ。
いくらやる気があっても、何事も一日でマスターすることなんてできない。
急激な成長は日々の努力の結晶として訪れる。
だからこそ、継続のために人は時間を捻出し、理想の自分に近づくために行動する。
だが、こんをつめ過ぎるのは身体に害を及ぼしてしまう。
適度な余裕を持ちながら、しかし一歩ずつ確実に進むことが、後の自分の身を救うのだ。
お兄ちゃんだから我慢しなさいはよく分からないが。
「ということで、明日二人の生徒と会ってもらうから、話題とか考えておいてね」
「はい、なんとか頑張ってみます」
ここ数日の活動で、二人の生徒を静香の友達候補として選んだ。
「でも、受け入れてもらえるか心配です。嫌われないかな……」
「それはほら、人には相性とかあるし仕方ないよ。どんなに好かれてるように見える人でも、全く敵を作らないっていうのは無理じゃないかな」
「そう、ですよね。ちょっと心が軽くなりました。ありがとうございます」
事前情報をもとに、彼女の希望に沿った人選ができたと思っているが、あとは実際に会ってみないとわからない。
中身がめちゃくちゃ合うのに生理的に無理な人とかいるしな。
「あと、途中で場所の移動をしてもらうから、それだけ覚えておいてほしい」
「わかりました。あの、ありがとうございます。こんなに早く対応していただいて……先輩が勧めてくれた理由がよく分かりました」
「ううん。気にしないで。君が一歩踏み出そうとしたことが、誇るべきことなんだよ」
会うのは明日だが、既にその顔には緊張が走っていた。
それよりも、彼女はかなり気になることを言っていたような。
「先輩って、この間来た子? 勧めてくれてたの?」
「え、はい。紫先輩、いつも言ってましたよ。『古庵君はすごい』って」
「へぇ……」
てっきり嫌われているとばかり思っていたが、能力は評価されていたのか。
口ぶりからして、紫は昔から俺のことを知っていたようだが、俺が関わった依頼の中に彼女の姿はなかったはず。
いつ知り合う機会があったんだ……?
「それで、紫先輩はいつも困ったことはないか聞いてくれるんです。とっても優しくて、私、尊敬してます」
「そうなんだ。てっきり俺は、あの子は冷たい子かと――」
「なんの話してるの?」
俺の言葉は、冷たい声でピシャリと打ち切られた。
聞こえた方を向くと、そこには女子生徒の姿が。
凹凸が少なく、薄いと表現するのが適切な体系。
おそらく、女子が言う「細い」とは彼女のことを言うのだろう。
「あ、紫先輩!」
静香が嬉しそうに手を振って挨拶する。
紫は優しく手を振りかえすと、静香の横の席に座った。
「……で、なんの話してたの?」
「経過報告だよ。なんとか二人の候補が見つかったから、実際に明日会ってもらおうと思って」
「へぇ…………やるじゃん」
前回同様、俺に向けられる視線は氷のように冷たい。
だが、俺はその冷たさの中に、信頼のような温かみがあるのを感じた。
「随分、後輩に慕われてるんだな」
「……別に、そんなことないと思うけど」
「いや、静香ちゃん、紫ちゃんの話してる時すごく楽しそうだったよ」
てっきり、静香はあまり会話が得意じゃないのかと思っていたが、紫への明るさを見るに、心を許した相手とそれ以外での差が大きいだけみたいだ。
後輩に慕われているという事実が照れ臭いのか、紫はほのかに耳を赤くして、そっぽを向いている。
「…………急に名前で呼ぶんだ」
「なに? なんて言った?」
「ううん。それより、明日の準備はできてるの?」
彼女は小声で何か言ったあと、話し相手を静香へと変えた。
「頑張って考えてます。出来るだけ、簡単な話題がいいですよね」
「そうだな。その二人はあんまり友達いないみたいだし、あるあるで攻めるといいかもしれない」
「あるある……ですか?」
あるある、大学生あるある。
人間には誰しも失敗や黒歴史がある。
そして、その内容は十人十色だが、軽い失敗に関しては一度は同じような体験をしているのだ。
「たとえば、受講した講義が思ったのと違ったとか、最初に電車の乗り換えで苦労したとか、教場の後ろの方が埋まりすぎて目立つ席に座ることになったとか……。当たり前だけどしがちな間違いで場を温めて、そこから趣味なんかに話を繋げると良いと思う」
「当たり前だけどしがちな……それなら思いつくかもです!」
一つ二つと、静香はゆっくりと案を出していく。
俺はそれに相槌を打ち、案を補強するための意見を出す。
「なら、新歓の話をするのもいいんじゃないか? 静香ちゃんも新歓行ったでしょ?」
「行きました。先輩も一年生の時に行ったんですか?」
「そりゃあもちろん。去年いろんなサークルの新歓に行って、友達たくさん作ったよ。んで、途中で先輩に酒飲まされちゃってさ……」
講義前の教場だけでは、基本的に同じ学部の生徒としか知り合えない。
受ける講義が専門的だからだ。
しかし、サークルへの参加はどの学部からでも出来るため、一年生が集まる新歓は効率が良い。
そこで知り合った生徒の中には今でも親交のあるやつがたくさんいるし、行って良いイベントである。
この時、俺は静香に向けて話していたが、何故か反応を示したのは紫の方だった。
「……先輩にお酒飲まされちゃった後はどうしたの?」
「いやぁ、それがあんまり覚えてないんだよな。俺、めちゃくちゃ酒弱いから。ただ、後日そのサークルは潰れたよ」
正確には、ムカついたから俺が潰した、だ。
そこは軽音サークルだったが、詳しく調べてみると、新入生に酒を飲ませてお持ち帰りしたり、かなりあくどい真似をしていたらしい。
俺はちょうどよく、その被害者たちの力を借りて、サークルを潰したというわけだ。
「そう……なんだ」
妙に悲しそうな顔をしている紫。
もしかしたら、そのサークルに苦い思い出でもあるのかもしれない。
その後もいくつか案を出して、経過報告は終わった。
0
あなたにおすすめの小説
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。
ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。
無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。
クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。
恋人、はじめました。
桜庭かなめ
恋愛
紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。
明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。
ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。
「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」
「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」
明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。
一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!
※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)
※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想などお待ちしています。
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
元おっさんの幼馴染育成計画
みずがめ
恋愛
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
管理人さんといっしょ。
桜庭かなめ
恋愛
桐生由弦は高校進学のために、学校近くのアパート「あけぼの荘」に引っ越すことに。
しかし、あけぼの荘に向かう途中、由弦と同じく進学のために引っ越す姫宮風花と二重契約になっており、既に引っ越しの作業が始まっているという連絡が来る。
風花に部屋を譲ったが、あけぼの荘に空き部屋はなく、由弦の希望する物件が近くには一切ないので、新しい住まいがなかなか見つからない。そんなとき、
「責任を取らせてください! 私と一緒に暮らしましょう」
高校2年生の管理人・白鳥美優からのそんな提案を受け、由弦と彼女と一緒に同居すると決める。こうして由弦は1学年上の女子高生との共同生活が始まった。
ご飯を食べるときも、寝るときも、家では美少女な管理人さんといつもいっしょ。優しくて温かい同居&学園ラブコメディ!
※特別編11が完結しました!(2025.6.20)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編7が完結しました!(2026.1.29)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる