モブの俺が甥っ子と同級生からエロいいじめをうけまくるのは何故だ

爺誤

文字の大きさ
20 / 79

甥っ子登場で同級生のエロいじめがなくなると思ったけど 2

しおりを挟む
 ディアヴと王子の部屋は隣同士だった。豪華な内装は、同じ寮とは思えない。二人の侍従は扉の脇の椅子に座っている。最初にお茶を出してくれてからは、そこに待機するように言われていた。

 高そうなカップといい香りのお茶だが、どんなタイミングで飲んだらいいかわからない。これ就職活動の圧迫面接みたいだ。
 二人とも俺より体格いいし……。

「で、どうやっておじさんに教えるんだ? ディアヴ」

 王子までおじさんって呼ぶのかーい。
 悲しみとともに、同級生が俺をおじさんと呼ぶときにされていたことを思い出して、身体が疼いてしまう。そうだ、この呪いみたいな身体をディアヴに治してもらわないと。
 でも、王子がいて言い出しにくい。

「おじさんは覚えが悪いから、身体に覚えさせるほうがいい」
「へっ!? 痛いのは嫌だ!」
「暴れなければ痛いことはしない」

 音も立てずにカップをソーサーに置いたディアヴが、すっと目を細めた。なにあの顔、笑ってるのか怒ってるのかわからない。

「服を脱げ。正答できたら一枚ずつ返してやる」
「ひぇ!?」

 思わず王子を見ると楽しそうにニコニコしている。扉の前にいる侍従は感情を見せない。狼狽えているのは俺だけだ。

「あの、その、上の方の貴族ってこういうのが、普通、なのか?」
「……そうだ。俺も幼い頃からこういう教育を受けた」

 この国の貴族教育ってどうなってんの? ビチュード家は下級だからゆるゆるだっただけ?

「脱げ」
「え……あうっ」

 モタモタしていたらディアヴが近付いてきて、ぎゅっと俺の乳首を摘まんだ。服の上からピンポイントで摘めるって、どういう修練を積んだらできるんだ。
 それよりも、はしたない俺の身体が暴走しそうだ。この状態で服を脱いだら反応しているのがばれてしまう。

「俺の身体は王子に見せられるようなものじゃ、あぅ、やめ」
「殿下、いけませんか?」
「いいや? 見るのは慣れている。続けていい」

 俺の講義を封じるように両手で両乳首を摘むから、腰が砕けそうだ。後ろがきゅんきゅんして、王子がいるのにディアヴに入れてくれと縋りたい。

「ディアヴ、その、俺はおかしいんだ」
「何が?」
「お前にネクタイを貰った時から、身体が変で……何か魔法をかけたんじゃないか?」

 理性が残っているうちに、聞いておかねばならないことを聞く。もしかしたら王子の前ということもあって、あっさり解除してくれるかもしれない。王子がどうにかしてくれてもいい。

「清浄魔法は刻んだが、それ以外は何もしていない」
「そんなはず、だって、あの日から俺……」

 何をされても気持ちよくなってしまうのに。今だって、王子や侍従たちがいるのに、ディアヴの股間が気になって仕方がない。しゃぶりたい、挿れて欲しい、頭がソレでいっぱいになってくる。

「おじさんはお勉強どころじゃなさそうだ。ディアヴ、お前が開発したのか?」
「……一度だけでしたが、余程才能があったのでしょう」
「あっ」

 腕をつかまれて、部屋の端に置かれた大きなベッドに放り込まれた。当たり前のように王子がついてきて、ベッドサイドの椅子に座る。
 ディアヴは俺の上にのしかかるように、ベッドに上がってきた。
しおりを挟む
感想 35

あなたにおすすめの小説

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

【完結済み】準ヒロインに転生したビッチだけど出番終わったから好きにします。

mamaマリナ
BL
【完結済み、番外編投稿予定】  別れ話の途中で転生したこと思い出した。でも、シナリオの最後のシーンだからこれから好きにしていいよね。ビッチの本領発揮します。

弟勇者と保護した魔王に狙われているので家出します。

あじ/Jio
BL
父親に殴られた時、俺は前世を思い出した。 だが、前世を思い出したところで、俺が腹違いの弟を嫌うことに変わりはない。 よくある漫画や小説のように、断罪されるのを回避するために、弟と仲良くする気は毛頭なかった。 弟は600年の眠りから醒めた魔王を退治する英雄だ。 そして俺は、そんな弟に嫉妬して何かと邪魔をしようとするモブ悪役。 どうせ互いに相容れない存在だと、大嫌いな弟から離れて辺境の地で過ごしていた幼少期。 俺は眠りから醒めたばかりの魔王を見つけた。 そして時が過ぎた今、なぜか弟と魔王に執着されてケツ穴を狙われている。 ◎1話完結型になります

シナリオ回避失敗して投獄された悪役令息は隊長様に抱かれました

無味無臭(不定期更新)
BL
悪役令嬢の道連れで従兄弟だった僕まで投獄されることになった。 前世持ちだが結局役に立たなかった。 そもそもシナリオに抗うなど無理なことだったのだ。 そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。 目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。 …あれ? 僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~

マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。 王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。 というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。 この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。

【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。

天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。 成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。 まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。 黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。

悪役令嬢のモブ兄に転生したら、攻略対象から溺愛されてしまいました

藍沢真啓/庚あき
BL
俺──ルシアン・イベリスは学園の卒業パーティで起こった、妹ルシアが我が国の王子で婚約者で友人でもあるジュリアンから断罪される光景を見て思い出す。 (あ、これ乙女ゲームの悪役令嬢断罪シーンだ)と。 ちなみに、普通だったら攻略対象の立ち位置にあるべき筈なのに、予算の関係かモブ兄の俺。 しかし、うちの可愛い妹は、ゲームとは別の展開をして、会場から立ち去るのを追いかけようとしたら、攻略対象の一人で親友のリュカ・チューベローズに引き止められ、そして……。 気づけば、親友にでろっでろに溺愛されてしまったモブ兄の運命は── 異世界転生ラブラブコメディです。 ご都合主義な展開が多いので、苦手な方はお気を付けください。

処理中です...