38 / 78
栄光時代
重い足取り
しおりを挟む
「いい!?絶対についてきたら駄目だからね!!」
すっかりいつも場所と化した寂れた公園に、カレンの甲高い声が響く。
彼女はトージローとルイスとメイの三人を前に仁王立ちになると、腰に手を当てては彼らに言い聞かせるように語りかけている。
「うるさいなぁ、分かったっての!!そんなの、いちいち繰り返さなくていいんだよ!!一度聞けば分かるんだから!!」
「・・・うん、分かる」
適当な距離で彼らを座らせては、それらに指を突きつけて何度も同じことを繰り返すカレンに、ルイスはもううんざりだと声を上げる。
その声にメイも彼の姿を真似るように両手を掲げ、うんざりだと示していた。
「おぉ、そうかそうか!偉いのぅ、二人とも」
「へへへっ、これぐらい当然だって!!」
「・・・ふふー!」
わざわざ繰り返さなくてもそれぐらいの言いつけならば守れると話す二人に、トージローはニコニコと微笑むと、その頭を優しく撫でている。
そんなトージローの態度に、ルイスは鼻を擦っては当然だと胸を張り、メイは鼻から息を吐き出しては誇らしそうな表情を見せていた。
「そ、そう?分かってくれたらいいのよ!それじゃ、私は仕事に行ってくるけど、貴方達はここで大人しくしてるのよ?絶対に・・・ぜーったいに!ついてきたら駄目だからね!」
普段はやたらと反発する癖に、こういう時だけ何故か物分かりのいいルイスの姿にカレンは戸惑いながらも頷いている。
そうして彼女は仕事に行くと告げると、更にしつこくついてきては駄目だと彼らに言い聞かせていた。
「分かってるっての!さっさと行けよ、もう!」
「・・・しつこい」
この場を離れ、仕事に向かおうとしているにも拘らず、未練がましくしつこく言い聞かせてくるカレンに、ルイスは腕を振ってはさっさと行けと促している。
メイに至ってはもう相手したくないと言わんばかりに、冷たい視線を送ってくるばかりであった。
「うっ、分かったわよ・・・だ、駄目だからね?指名依頼なんだから、ついてきたら。その、場所はこの街の外を少し行った所にある別荘らしいんだけど・・・そっちにもついてきちゃ、絶対に駄目なんだからー!」
そんな二人の冷たい態度に言葉を詰まらせたカレンは、その最後にも未練がましく依頼の場所を告げては去っていく。
「はぁ・・・ようやくいったか。何がしたかったんだ、あいつ?」
去っていく間際にも何度もこちらを振り返り、何やら意味ありげな視線をチラチラと送ってきていたカレンの姿に、ルイスは首を捻っては不思議そうにしている。
「ま、どうでもいいか。それより今日一日あいつはいないんだ・・・やる事は分かってるよな、メイ」
「・・・ん」
しかしそんな疑問も、今目の前に降って湧いた状況に比べればどうでもいいと、ルイスは切って捨てる。
そして彼は、メイに対して意味ありげな視線を向ける。
その視線に、彼女もまた力強く頷いていた。
「遠征修行だー!!あいつがいたら行けない所で、思いっきり修行するぞー!!」
「修行、修行!」
両手を振り上げ元気よくそれを宣言するルイスに、メイもまた飛び跳ねてはそれに同意している。
「ほっほっほ、二人とも元気じゃのぅ」
そんな二人の姿を目にしては、トージローもニコニコと目尻を下げていた。
「はぁ。こんな大事な依頼、一人で行くことになるなんて・・・き、緊張する」
グリザリドの街を出て、一人荒野を歩くカレンの足取りは重い。
それは彼女がこれからとても重要な依頼を、一人でこなさなければならないからだろう。
あのデリックと共に戦った騒動以来、順調な時を過ごし自信をつけた彼女にも、貴族相手の仕事をトージローなしでこなすほどの自信はまだない。
「っ!?だ、誰!?もしかして、トージロー!?トージローなの!?」
そしてその足取りの重さは、それだけが理由ではないだろう。
彼女は背後から聞こえた何かの物音に、慌てて振り向いている。
「はぁ・・・そんな訳ないよね」
そこにはこの荒野に生えた疎らな草むらから飛び出してきた兎が、不思議そうな顔でこちらを見詰めている姿があるだけであった。
そんな兎もカレンの姿を認めると、すぐにどこかへと立ち去っていく。
その姿にカレンは溜め息を漏らすと、そんな訳がないと呟いていた。
「ぐぬぬ・・・ルイスの奴、あれだけ丁寧にふってやったのに全然ピンときてなかったもんな。あれだけ言われたら、普通ついてくるもんでしょ!?くぅ!これだからお子様は!お約束ってのを分かってないんだから!!」
カレンが別れ際にあれほどしつこくついてくるなと言いつけていたのは、逆に彼らについてきて欲しかったからだ。
指名依頼であるためトージローに同行を頼めない彼女は、彼らが勝手についてきたという事にして、無理やりそれを認めさせようと考えていた。
しかしそれも不発に終わった今、彼女は重い足取りで一人、依頼に向かうしかなかったのである。
「はぁ、気が重いなぁ・・・このままいつまでもつかなければいいのに」
一人で依頼をこなす自信のないカレンは、もはや仕事に行くのが嫌で堪らないサラリーマンのようなことを言い出し始めている。
しかしそんな彼女の心とは裏腹に、目的地はすぐそこにまで迫っていた。
「うっ!?み、見えてきちゃった・・・絶対あれだよね」
あからさまに歩みを緩め、牛歩戦術で事態を先送りにしようとしていたカレンの目に、この荒野にぽっかりと現れた緑溢れる場所の姿が映っていた。
その中心には壁に囲われた立派な建物が存在しており、その背後にはまるでそれ専用であるかのような森が広がっている。
事前に伝えられていた場所や見た目と寸分違わぬその姿は、間違いなく彼女の依頼主が指定した場所であった。
「り、立派な建物だ。まさに、貴族の別荘って感じ・・・うぅ、大丈夫だよね?指名依頼だっていっといて、私を誘き出す罠とかじゃないよね?いきなり捕まってどこかに売られちゃったり・・・あ、ある訳ないよねそんなの?」
遠目にも分かる立派な建物は、それが貴族の所有物なのだと何よりも雄弁に物語っている。
それにさらにプレッシャーを感じ、痛み始めたお腹を押さえるカレンは、ありもしない妄想を浮かべ始めてしまっていた。
「そういえば、人攫いが事件になってるって・・・まさか、この依頼って!?」
そして彼女は、目の前の状況と巷で話題になっている事件をダブらせては驚きの声を上げていた。
「はぁ・・・そんな訳ないよね。領主様の一人娘が、そんな事する訳ないし。うぅ、いつまでも遊んでないで急がないと・・・」
巷を騒がしている人攫いと、今の状況は似てる部分がなくはない。
しかしそんな事を、領主の一人娘という立場ある人物がするとは思えず、何よりそれをギルドを通して依頼してくるなど考えられなかった。
自分が今の状況から目を逸らしたくて、必死に現実逃避をしていたと認めたカレンは、深々と溜め息を漏らすと足を速める。
その先では、彼女の到着を待っていたかのように館の門が開き、そこから執事と思われる老人が進み出てきていた。
すっかりいつも場所と化した寂れた公園に、カレンの甲高い声が響く。
彼女はトージローとルイスとメイの三人を前に仁王立ちになると、腰に手を当てては彼らに言い聞かせるように語りかけている。
「うるさいなぁ、分かったっての!!そんなの、いちいち繰り返さなくていいんだよ!!一度聞けば分かるんだから!!」
「・・・うん、分かる」
適当な距離で彼らを座らせては、それらに指を突きつけて何度も同じことを繰り返すカレンに、ルイスはもううんざりだと声を上げる。
その声にメイも彼の姿を真似るように両手を掲げ、うんざりだと示していた。
「おぉ、そうかそうか!偉いのぅ、二人とも」
「へへへっ、これぐらい当然だって!!」
「・・・ふふー!」
わざわざ繰り返さなくてもそれぐらいの言いつけならば守れると話す二人に、トージローはニコニコと微笑むと、その頭を優しく撫でている。
そんなトージローの態度に、ルイスは鼻を擦っては当然だと胸を張り、メイは鼻から息を吐き出しては誇らしそうな表情を見せていた。
「そ、そう?分かってくれたらいいのよ!それじゃ、私は仕事に行ってくるけど、貴方達はここで大人しくしてるのよ?絶対に・・・ぜーったいに!ついてきたら駄目だからね!」
普段はやたらと反発する癖に、こういう時だけ何故か物分かりのいいルイスの姿にカレンは戸惑いながらも頷いている。
そうして彼女は仕事に行くと告げると、更にしつこくついてきては駄目だと彼らに言い聞かせていた。
「分かってるっての!さっさと行けよ、もう!」
「・・・しつこい」
この場を離れ、仕事に向かおうとしているにも拘らず、未練がましくしつこく言い聞かせてくるカレンに、ルイスは腕を振ってはさっさと行けと促している。
メイに至ってはもう相手したくないと言わんばかりに、冷たい視線を送ってくるばかりであった。
「うっ、分かったわよ・・・だ、駄目だからね?指名依頼なんだから、ついてきたら。その、場所はこの街の外を少し行った所にある別荘らしいんだけど・・・そっちにもついてきちゃ、絶対に駄目なんだからー!」
そんな二人の冷たい態度に言葉を詰まらせたカレンは、その最後にも未練がましく依頼の場所を告げては去っていく。
「はぁ・・・ようやくいったか。何がしたかったんだ、あいつ?」
去っていく間際にも何度もこちらを振り返り、何やら意味ありげな視線をチラチラと送ってきていたカレンの姿に、ルイスは首を捻っては不思議そうにしている。
「ま、どうでもいいか。それより今日一日あいつはいないんだ・・・やる事は分かってるよな、メイ」
「・・・ん」
しかしそんな疑問も、今目の前に降って湧いた状況に比べればどうでもいいと、ルイスは切って捨てる。
そして彼は、メイに対して意味ありげな視線を向ける。
その視線に、彼女もまた力強く頷いていた。
「遠征修行だー!!あいつがいたら行けない所で、思いっきり修行するぞー!!」
「修行、修行!」
両手を振り上げ元気よくそれを宣言するルイスに、メイもまた飛び跳ねてはそれに同意している。
「ほっほっほ、二人とも元気じゃのぅ」
そんな二人の姿を目にしては、トージローもニコニコと目尻を下げていた。
「はぁ。こんな大事な依頼、一人で行くことになるなんて・・・き、緊張する」
グリザリドの街を出て、一人荒野を歩くカレンの足取りは重い。
それは彼女がこれからとても重要な依頼を、一人でこなさなければならないからだろう。
あのデリックと共に戦った騒動以来、順調な時を過ごし自信をつけた彼女にも、貴族相手の仕事をトージローなしでこなすほどの自信はまだない。
「っ!?だ、誰!?もしかして、トージロー!?トージローなの!?」
そしてその足取りの重さは、それだけが理由ではないだろう。
彼女は背後から聞こえた何かの物音に、慌てて振り向いている。
「はぁ・・・そんな訳ないよね」
そこにはこの荒野に生えた疎らな草むらから飛び出してきた兎が、不思議そうな顔でこちらを見詰めている姿があるだけであった。
そんな兎もカレンの姿を認めると、すぐにどこかへと立ち去っていく。
その姿にカレンは溜め息を漏らすと、そんな訳がないと呟いていた。
「ぐぬぬ・・・ルイスの奴、あれだけ丁寧にふってやったのに全然ピンときてなかったもんな。あれだけ言われたら、普通ついてくるもんでしょ!?くぅ!これだからお子様は!お約束ってのを分かってないんだから!!」
カレンが別れ際にあれほどしつこくついてくるなと言いつけていたのは、逆に彼らについてきて欲しかったからだ。
指名依頼であるためトージローに同行を頼めない彼女は、彼らが勝手についてきたという事にして、無理やりそれを認めさせようと考えていた。
しかしそれも不発に終わった今、彼女は重い足取りで一人、依頼に向かうしかなかったのである。
「はぁ、気が重いなぁ・・・このままいつまでもつかなければいいのに」
一人で依頼をこなす自信のないカレンは、もはや仕事に行くのが嫌で堪らないサラリーマンのようなことを言い出し始めている。
しかしそんな彼女の心とは裏腹に、目的地はすぐそこにまで迫っていた。
「うっ!?み、見えてきちゃった・・・絶対あれだよね」
あからさまに歩みを緩め、牛歩戦術で事態を先送りにしようとしていたカレンの目に、この荒野にぽっかりと現れた緑溢れる場所の姿が映っていた。
その中心には壁に囲われた立派な建物が存在しており、その背後にはまるでそれ専用であるかのような森が広がっている。
事前に伝えられていた場所や見た目と寸分違わぬその姿は、間違いなく彼女の依頼主が指定した場所であった。
「り、立派な建物だ。まさに、貴族の別荘って感じ・・・うぅ、大丈夫だよね?指名依頼だっていっといて、私を誘き出す罠とかじゃないよね?いきなり捕まってどこかに売られちゃったり・・・あ、ある訳ないよねそんなの?」
遠目にも分かる立派な建物は、それが貴族の所有物なのだと何よりも雄弁に物語っている。
それにさらにプレッシャーを感じ、痛み始めたお腹を押さえるカレンは、ありもしない妄想を浮かべ始めてしまっていた。
「そういえば、人攫いが事件になってるって・・・まさか、この依頼って!?」
そして彼女は、目の前の状況と巷で話題になっている事件をダブらせては驚きの声を上げていた。
「はぁ・・・そんな訳ないよね。領主様の一人娘が、そんな事する訳ないし。うぅ、いつまでも遊んでないで急がないと・・・」
巷を騒がしている人攫いと、今の状況は似てる部分がなくはない。
しかしそんな事を、領主の一人娘という立場ある人物がするとは思えず、何よりそれをギルドを通して依頼してくるなど考えられなかった。
自分が今の状況から目を逸らしたくて、必死に現実逃避をしていたと認めたカレンは、深々と溜め息を漏らすと足を速める。
その先では、彼女の到着を待っていたかのように館の門が開き、そこから執事と思われる老人が進み出てきていた。
0
あなたにおすすめの小説
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
「魔法を使わない魔術師を切り捨てた国は、取り返しのつかない後悔をする
藤原遊
ファンタジー
魔法を使わない魔術師は、役に立たない。
そう判断した王国は、彼女を「不要」と切り捨てた。
派手な魔法も、奇跡も起こさない。
彼女がしていたのは、魔力の流れを整え、結界を維持し、
魔法事故が起きないよう“何も起こらない状態”を保つことだけだった。
代わりはいくらでもいる。
そう思われていた仕事は、彼女がいなくなった途端に破綻する。
魔法は暴走し、結界は歪み、
国は自分たちが何に守られていたのかを知る。
これは、
魔法を使わなかった魔術師が、
最後まで何もせずに証明した話。
※主人公は一切振り返りません。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる