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穏やかな日々の終り
ゴブリンの強者達 1
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閃いた刃の鈍い輝きが、重厚な金属に弾かれて耳障りな音を立てる。
一掃したゴブリンの包囲も、その全ての息の根を止めたわけではない。
戦闘能力を失った彼らは自らが立ち入れないレベルの戦いに、ただ距離を取って眺めている事しか出来なかった。
「こんのぉぉぉ!!!」
アクスの鉈の一撃は、イダの大盾が防いでいる。
相手の攻撃に反発するように盾を押し出したイダの動きは、彼の腕を痺れさせた。
その隙にエミリアは、全身の力を乗せた斧を振り下ろす。
しかしその一撃は、アクスの無事な方の腕によって受け流されてしまっていた。
『はっはぁ!良い一撃だぁ!でもまだ、武器の重さに振り回されてんなぁ!動きが大振りだぜぇ!!』
「ちぃっ!」
逆にアクスの反撃を受けたエミリアは、腕に浅い傷を作っていた。
それは彼が痺れた腕で振るった鉈だから、それだけで済んだのだろう。
エミリアの大振りの一撃は、それだけの隙を生み出してしまっていた。
「それなら強化すればいいのにゃ!ストレング―――」
エミリアの攻撃どうしても大振りになってしまうのは、彼女がその斧を振るうには非力であるからだ。
であれば解決法は一つしかない、ティオフィラは黄金の輝きを手の平に纏わせると、それをエミリアへと向ける。
『させると思うか?』
「にゃぁ!?またにゃ!うーにゃー!!もう嫌にゃー!!」
彼女がエミリアに向けた手の平を狙って、ヴァイゼが静かに矢を放つ。
正確な狙いは確実にその手の平を打ち抜くだろう、ティオフィラは慌てて腕を引っ込めていた。
彼らと戦い始めてから幾度となく繰り返されたそのやり取りに、ティオフィラは癇癪を起こしたように地団駄を踏んでいる。
『アクス、狼が』
『おぉ!・・・お前らぁ!あいつを自由にさせるな!!』
後方から全体を見渡したヴァイゼは、静かにアクスへと注意を促した。
その言葉に人には聞こえない口笛を吹いたアクスは、やってきた狼へと命令を下す。
彼が鉈を向けた先には、狼達に襲われているクラリッサがいた。
「くっ!?まだ来るの!一体どれだけ・・・!」
狼の首筋に突き刺したナイフを引き抜いたクラリッサは、襲い掛かってきた狼へとそれを振り払う。
浅く薙いだ刃は狼の勢いを減じさせはしない、クラリッサの小さな身体はその重さを耐え切れずに、押し倒されていた。
「クラリッサ!!」
『おいおい、俺を無視してくれるなよ?』
「ぐっ!?」
クラリッサの危機にそちらへと向かおうとしたエミリアは、アクスの鉈によってその場へと縫い止められてしまう。
斧の上から思いっきり叩きつけた鉈の威力に、エミリアの身体は僅かに後退していた。
彼の一撃を斧で防げたのは偶然に近い、身体を押しのけられるほどの衝撃に態勢を崩したエミリアに、アクスは追撃を放つ。
「・・・やらせない」
『ふんっ!嬢ちゃんがいたなぁ、そういやよぉ!!』
エミリアとアクスの間に割って入ったイダによって、アクスは放った追撃は鈍いを音を立てるだけで終わっていた。
彼女はアクスの態勢を崩そうと逆に前に出て、大盾を構えたまま突進を狙う。
アクスは突進して来るイダの横へと回ると、その盾の後ろを狙おうとするが、僅かに方向を変えたイダによって肩を弾かれてしまっていた。
「クララ!?ティオが今助けるにゃ!!」
『私を忘れているのか?』
自らに背中を向けクラリッサの救援に向かうティオフィラを狙って、ヴァイゼの容赦のない矢が放たれていた。
野生の勘の仕業だろうか、それをなんとか避けて見せたティオフィラは、クラリッサを助けに走る。
その距離はまだ遠く、ヴァイゼが次の矢を番えるのには十分な時間があった。
『先ほどは見事だったな、しかし偶然は二度も続くまい』
撃たれる矢を予測してランダムに揺れるティオフィラも、クラリッサを助けに急げば、ほとんど直線に近い動きを取らざるを得ない。
ゆっくりと狙いを定めたヴァイゼは、必殺の確信を持って矢を放つ。
「リーンフォース・アァァマァァァ!!!」
『なにっ!?』
迫る来る矢に、もはや避けている暇はない。
ティオフィラは自らに強化魔法を発動させると、まだ輝きを放ったままの腕を掲げる。
飛来した矢は、彼女の腕へと突き刺さっていた。
「ぐぅ!?・・・こんなの、全然平気にゃー!!!」
腕を貫く威力を持った矢も、魔法によって強化された腕に骨までは達していない。
それでも深手といっていい傷に、ティオフィラは歯を食いしばると、クラリッサに覆い被さる狼に向かって飛び蹴りを放っていた。
「ぎゃん!!?」
「大丈夫かにゃ、クララ・・・!?」
狼を蹴り飛ばしたティオフィラは、その勢いに随分クラリッサから離れた場所へと着地する。
彼女は土煙を上げながら減速しクラリッサへと振り返るが、そこには起き上がろうとする彼女と、それに飛び掛っている狼達がいた。
「クララ!!?くっ、この!」
悲鳴を上げてクラリッサへと駆け寄ろうとするティオフィラに、彼女が蹴り飛ばした狼が襲い掛かる。
彼女はその拳に紫の光を纏わせると、それを狼へと叩きつけた。
弱体魔法で弱くなった皮膚に、地面へと叩きつけられる衝撃が奔る、今度こそ動かなくなった狼にも、それによって遅れた足は取り戻せない。
クラリッサに襲い掛かる狼は、彼女の首筋に噛み付こうとしていた。
「この、程度!!」
「ぎぃっ!!?」
圧し掛かられていた狼に咥えられていたためか、涎でべたべたのナイフを振るったクラリッサは、襲い掛かってくる二匹の狼の内より近い方へとその刃を向ける。
身体を起こそうとした半端な姿勢で振るったナイフは、圧し掛かられて消耗した体力に鋭さも失っていた。
それでも的確に狼の眼球を貫いたナイフは、その戦闘能力を失わせている。
しかし、そこまでだ。
もはや突き刺したナイフを抜く力も残っていないクラリッサには、襲い掛かってくるもう一匹の狼に、何も出来ることがなかった。
迫り来る狼の牙に、彼女は目蓋を閉じる。
「・・・?」
いつまで経ってもやってこない痛みに、クラリッサは恐る恐る目蓋を開ける。
そこには頭をナイフに貫かれ、横たわっている狼の死体があった。
『そうかい。嬢ちゃんは、そういう事も出来るのか』
「・・・間に合った」
アクスを盾で押し退けた隙に、クラリッサへと襲い掛かる狼へとナイフを放っていたイダは、うまくいった結果にほっと胸を撫で下ろしていた。
彼女の事をただの盾役だと認識していたアクスは、その振る舞いに驚きの声を上げる。
その隙を狙って、エミリアが斧の振るっていた。
「くっ、少しは油断しなさいよ!!」
『振り方がシャープになってんなぁ・・・こいつらこの実力で、発展途上って事か。末恐ろしいねぇ』
クロスした鉈で振るった斧を防がれたエミリアは、隙を見せるようで見せない彼の振る舞いに悪態を吐く。
必殺だと思って放った一撃を容易に防がれたエミリアは、悔しげに飛び退いていく。
しかしアクスは寧ろ、戦いの中で成長する気配を見せている彼女達の姿に驚きを隠せずにいた。
彼が呟いた内容は言葉の違いにエミリアに伝わる事はないが、その内容は恐怖すら含んでいるものだった。
「ティオ!杖を!!」
「にゃ!?こ、これかにゃ!!」
クラリッサは崖の近くに放り出されたままの杖を示すと、それを寄越すようにティオフィラに要求する。
腕に刺さっていた矢を抜こうと、おっかなびっくりそれを触っていたティオフィラは、慌てて近くにあった杖を拾うと、それをクラリッサへと放っていた。
一掃したゴブリンの包囲も、その全ての息の根を止めたわけではない。
戦闘能力を失った彼らは自らが立ち入れないレベルの戦いに、ただ距離を取って眺めている事しか出来なかった。
「こんのぉぉぉ!!!」
アクスの鉈の一撃は、イダの大盾が防いでいる。
相手の攻撃に反発するように盾を押し出したイダの動きは、彼の腕を痺れさせた。
その隙にエミリアは、全身の力を乗せた斧を振り下ろす。
しかしその一撃は、アクスの無事な方の腕によって受け流されてしまっていた。
『はっはぁ!良い一撃だぁ!でもまだ、武器の重さに振り回されてんなぁ!動きが大振りだぜぇ!!』
「ちぃっ!」
逆にアクスの反撃を受けたエミリアは、腕に浅い傷を作っていた。
それは彼が痺れた腕で振るった鉈だから、それだけで済んだのだろう。
エミリアの大振りの一撃は、それだけの隙を生み出してしまっていた。
「それなら強化すればいいのにゃ!ストレング―――」
エミリアの攻撃どうしても大振りになってしまうのは、彼女がその斧を振るうには非力であるからだ。
であれば解決法は一つしかない、ティオフィラは黄金の輝きを手の平に纏わせると、それをエミリアへと向ける。
『させると思うか?』
「にゃぁ!?またにゃ!うーにゃー!!もう嫌にゃー!!」
彼女がエミリアに向けた手の平を狙って、ヴァイゼが静かに矢を放つ。
正確な狙いは確実にその手の平を打ち抜くだろう、ティオフィラは慌てて腕を引っ込めていた。
彼らと戦い始めてから幾度となく繰り返されたそのやり取りに、ティオフィラは癇癪を起こしたように地団駄を踏んでいる。
『アクス、狼が』
『おぉ!・・・お前らぁ!あいつを自由にさせるな!!』
後方から全体を見渡したヴァイゼは、静かにアクスへと注意を促した。
その言葉に人には聞こえない口笛を吹いたアクスは、やってきた狼へと命令を下す。
彼が鉈を向けた先には、狼達に襲われているクラリッサがいた。
「くっ!?まだ来るの!一体どれだけ・・・!」
狼の首筋に突き刺したナイフを引き抜いたクラリッサは、襲い掛かってきた狼へとそれを振り払う。
浅く薙いだ刃は狼の勢いを減じさせはしない、クラリッサの小さな身体はその重さを耐え切れずに、押し倒されていた。
「クラリッサ!!」
『おいおい、俺を無視してくれるなよ?』
「ぐっ!?」
クラリッサの危機にそちらへと向かおうとしたエミリアは、アクスの鉈によってその場へと縫い止められてしまう。
斧の上から思いっきり叩きつけた鉈の威力に、エミリアの身体は僅かに後退していた。
彼の一撃を斧で防げたのは偶然に近い、身体を押しのけられるほどの衝撃に態勢を崩したエミリアに、アクスは追撃を放つ。
「・・・やらせない」
『ふんっ!嬢ちゃんがいたなぁ、そういやよぉ!!』
エミリアとアクスの間に割って入ったイダによって、アクスは放った追撃は鈍いを音を立てるだけで終わっていた。
彼女はアクスの態勢を崩そうと逆に前に出て、大盾を構えたまま突進を狙う。
アクスは突進して来るイダの横へと回ると、その盾の後ろを狙おうとするが、僅かに方向を変えたイダによって肩を弾かれてしまっていた。
「クララ!?ティオが今助けるにゃ!!」
『私を忘れているのか?』
自らに背中を向けクラリッサの救援に向かうティオフィラを狙って、ヴァイゼの容赦のない矢が放たれていた。
野生の勘の仕業だろうか、それをなんとか避けて見せたティオフィラは、クラリッサを助けに走る。
その距離はまだ遠く、ヴァイゼが次の矢を番えるのには十分な時間があった。
『先ほどは見事だったな、しかし偶然は二度も続くまい』
撃たれる矢を予測してランダムに揺れるティオフィラも、クラリッサを助けに急げば、ほとんど直線に近い動きを取らざるを得ない。
ゆっくりと狙いを定めたヴァイゼは、必殺の確信を持って矢を放つ。
「リーンフォース・アァァマァァァ!!!」
『なにっ!?』
迫る来る矢に、もはや避けている暇はない。
ティオフィラは自らに強化魔法を発動させると、まだ輝きを放ったままの腕を掲げる。
飛来した矢は、彼女の腕へと突き刺さっていた。
「ぐぅ!?・・・こんなの、全然平気にゃー!!!」
腕を貫く威力を持った矢も、魔法によって強化された腕に骨までは達していない。
それでも深手といっていい傷に、ティオフィラは歯を食いしばると、クラリッサに覆い被さる狼に向かって飛び蹴りを放っていた。
「ぎゃん!!?」
「大丈夫かにゃ、クララ・・・!?」
狼を蹴り飛ばしたティオフィラは、その勢いに随分クラリッサから離れた場所へと着地する。
彼女は土煙を上げながら減速しクラリッサへと振り返るが、そこには起き上がろうとする彼女と、それに飛び掛っている狼達がいた。
「クララ!!?くっ、この!」
悲鳴を上げてクラリッサへと駆け寄ろうとするティオフィラに、彼女が蹴り飛ばした狼が襲い掛かる。
彼女はその拳に紫の光を纏わせると、それを狼へと叩きつけた。
弱体魔法で弱くなった皮膚に、地面へと叩きつけられる衝撃が奔る、今度こそ動かなくなった狼にも、それによって遅れた足は取り戻せない。
クラリッサに襲い掛かる狼は、彼女の首筋に噛み付こうとしていた。
「この、程度!!」
「ぎぃっ!!?」
圧し掛かられていた狼に咥えられていたためか、涎でべたべたのナイフを振るったクラリッサは、襲い掛かってくる二匹の狼の内より近い方へとその刃を向ける。
身体を起こそうとした半端な姿勢で振るったナイフは、圧し掛かられて消耗した体力に鋭さも失っていた。
それでも的確に狼の眼球を貫いたナイフは、その戦闘能力を失わせている。
しかし、そこまでだ。
もはや突き刺したナイフを抜く力も残っていないクラリッサには、襲い掛かってくるもう一匹の狼に、何も出来ることがなかった。
迫り来る狼の牙に、彼女は目蓋を閉じる。
「・・・?」
いつまで経ってもやってこない痛みに、クラリッサは恐る恐る目蓋を開ける。
そこには頭をナイフに貫かれ、横たわっている狼の死体があった。
『そうかい。嬢ちゃんは、そういう事も出来るのか』
「・・・間に合った」
アクスを盾で押し退けた隙に、クラリッサへと襲い掛かる狼へとナイフを放っていたイダは、うまくいった結果にほっと胸を撫で下ろしていた。
彼女の事をただの盾役だと認識していたアクスは、その振る舞いに驚きの声を上げる。
その隙を狙って、エミリアが斧の振るっていた。
「くっ、少しは油断しなさいよ!!」
『振り方がシャープになってんなぁ・・・こいつらこの実力で、発展途上って事か。末恐ろしいねぇ』
クロスした鉈で振るった斧を防がれたエミリアは、隙を見せるようで見せない彼の振る舞いに悪態を吐く。
必殺だと思って放った一撃を容易に防がれたエミリアは、悔しげに飛び退いていく。
しかしアクスは寧ろ、戦いの中で成長する気配を見せている彼女達の姿に驚きを隠せずにいた。
彼が呟いた内容は言葉の違いにエミリアに伝わる事はないが、その内容は恐怖すら含んでいるものだった。
「ティオ!杖を!!」
「にゃ!?こ、これかにゃ!!」
クラリッサは崖の近くに放り出されたままの杖を示すと、それを寄越すようにティオフィラに要求する。
腕に刺さっていた矢を抜こうと、おっかなびっくりそれを触っていたティオフィラは、慌てて近くにあった杖を拾うと、それをクラリッサへと放っていた。
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