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昨日は途中色々あったが、無事に車を買う事が出来た。
そして愛車として常に近くに居てくれたランボルギーニ(9800円で買ったママチャリ)との生活が残り2週間となる事に、寂しさを感じながらダンジョンに向かった。
俺は貸切の駐輪場で装備を整えてからゲートに向かった。
今日の並びもそこまで多くなく、スムーズにゲートまで辿り着いた。
係員のおじさんに探索者証を渡して入場の処理をして貰った時、「お兄さんが例の探索者か・・・、気を付けな。行ってらっしゃい」と言われたので、「行ってきます」と答えてからゲートを通ってダンジョンに入った。
今日は2階層でファングボアと戦って、メイスを使った戦い方を身に付けるのが目標の一つだ。
問題無く戦う事が出来たら、モンスターハウスの攻略に挑戦出来たらいいなと思っている。
俺は周りに誰も居ない事を確認してから、1階の階段室まで転移した。
この転移スキルは非常に便利な物で、いつも数時間掛かる移動を短縮してくれる優れ物だ!
無事に転移出来たので、2階へ降りて、棍棒を収納袋に入れてからメイスを取り出した。
暫くの間、感覚を掴む為にその場でメイスを振り回して、メイスの使用感が掴めてきたので、探索を開始した。
ゴブ、スラ、コボとメイスで戦ってみたのだが、メイスの破壊力の前では、彼らはただの雑魚でしかなかった。
そしてお待ちかねのファングボアが登場した。
俺はメイスを構えて、地面をガシガシしながら突進する準備をするファングボアに歩み寄って行った。
痺れを切らしたファングボアは地面を蹴って俺に突進して来たが、俺は焦る事無くメイスをファングボアの脳天に叩き付けた。
俺に真っ直ぐ突進して来ていたファングボアは、メイスの強烈な破壊力の打撃を脳天に受けて、突進する力の方向が変わり、その場で宙を一回転してから地面に落ちた。
油断は大敵なので、足の破壊をする為に足を叩こうとすると、ファングボアは光の粒子になって、ドロップ品を残して消えていった。
「メイスやばい・・・、一昨日あれだけ苦戦したファングボアが一撃だ・・・」
俺は独り言を漏らしながらドロップ品を回収する。
そしてモンスターハウスに挑む為に、メイスでの戦闘経験を積む為に、ファングボアの乱獲を始めた。
メイスとファングボアの相性は良く、脳天でも横っ面でも一撃で倒す事が出来たが、胴体だと一撃で倒す事は出来ないが、胴体でも2~3発で倒す事が出来る事がわかったので、モンスターハウスに挑む事にした。
モンスターハウスへの移動中も、ファングボアを始めとしたモンスターが出て来たのだが、メイスの前では敵ではなかった。
そしてモンスターハウスに到着すると、俺は深呼吸をしてからモンスターハウスへ入って行った。
モンスターハウス内に俺が入った事に気付いたファングボアの群れは、俺を排除する敵と認めたようで、俺が立っている方へ一斉に顔を向けてきた。
その数、およそ30匹。
俺はファングボアの動きを待つ事なく、自分からファングボアに殴り掛かって行く。
初動で4匹ファングボアをいずれも一撃で倒した俺に向かって、仲間を殺られて怒りに満ちたファングボア達が襲い掛かって来る。
俺はメイスで脳天を叩き、横っ面を殴り、時に蹴飛ばしと全身をフル稼働させてファングボアと戦った。
突進して来るファングボアを躱し、突き上げようとして来るファングボアを蹴り飛ばし、身を守りながらの戦闘はなかなか刺激的だった。
そして数分間に渡る死闘の結果、ファングボアはドロップ品に姿を変えて、モンスターハウスの中に散らばっていた。
ノーダメージで完全勝利だ!
俺は収納袋を取り出して、ドロップ品を集めながら考えた。
ファングボアの肉塊が一つ約2kgくらい、それが数十個ともなれば一人で運べる重量と、リュックの収納量を超えてしまう。
ある程度は買取に出して、残りはダンジョン内での自炊用にして、家にも何個か入れたとしても、相当な量が余る。
死蔵だなこりゃ・・・。
収納袋持ちも便利な様で困る事があるのだ。
2階層のモンスターハウスを初攻略したので、モンスターハウス内を見回すと、壁際に箱があるのが見えた。
もしかしてと思い、箱に近付くと1階で出たのと同じ様な箱だった。
俺は収納袋からマチェットを取り出して、箱の本体とフタの隙間に切先を差し込み、捻じる様にしてフタをこじ開け、マチェットを振り上げてフタを一気に開いたのと同時に大きく飛んで、箱の近くから逃げた。
暫く待ったが、箱に異変は無かったので罠の類は無かったようだ。
こう見えてチキンな一面がある俺は、開いた箱に恐る恐る近付いて中を覗き込んだ。
箱の中には、液体の入った多角形の瓶が10本入っていた。
恐らく回復薬の類いだと思うが、正体が分からないまま飲む勇気は無い!
これは武器屋のおじさんに聞くか・・・、と思いながら収納袋に詰めておいた。
今日の目標は達成したので、ゲートに戻る事にした。
このまま階段室に向かっても良いが、無理は禁物だ!
だから俺は途中まで転移をしてからゲートに戻り、ゲートを通って地上に戻った。
それからは退場の処理をして貰って、買取カウンターでドロップ品を売って、武器屋へと向かった。
武器屋に入るとおじさんが俺に気付いた様で、手を挙げてきたので、俺も手を振っておじさんに答える。
こういうのなんかいいな、って思いながらおじさんの元へ行くと、おじさんが話し掛けて来た。
「今日の探索はどうだった?メイスは役に立ったか?」
役に立った?それどころでは無い!役に立ち過ぎた!
俺はメイスの凄さを熱く語ると、おじさんは笑顔で満足そうに頷きながら話を聞いてくれた。
そして思い出したかの様にリュックから例の瓶を取り出して、カウンターに乗せた。
「おじさん、これが何か分かりますか?今日2階にあるモンスターハウスを攻略したんですけど、その時に出て来た箱に入ってたんですが・・・」
俺がそう言うと、おじさんは驚きを隠せない表情で瓶を手に取り、何かブツブツと呟いていた。
そしてタブレットを持って来て何かを調べてから、武器屋の出入口に行って、[臨時休業]のプレートを外に付けてから出入口の鍵を閉めてカウンターに戻って来た。
この後おじさんが口にした事を聞いて、おじさんがした一連の動きの意味を知る事になる。
そして愛車として常に近くに居てくれたランボルギーニ(9800円で買ったママチャリ)との生活が残り2週間となる事に、寂しさを感じながらダンジョンに向かった。
俺は貸切の駐輪場で装備を整えてからゲートに向かった。
今日の並びもそこまで多くなく、スムーズにゲートまで辿り着いた。
係員のおじさんに探索者証を渡して入場の処理をして貰った時、「お兄さんが例の探索者か・・・、気を付けな。行ってらっしゃい」と言われたので、「行ってきます」と答えてからゲートを通ってダンジョンに入った。
今日は2階層でファングボアと戦って、メイスを使った戦い方を身に付けるのが目標の一つだ。
問題無く戦う事が出来たら、モンスターハウスの攻略に挑戦出来たらいいなと思っている。
俺は周りに誰も居ない事を確認してから、1階の階段室まで転移した。
この転移スキルは非常に便利な物で、いつも数時間掛かる移動を短縮してくれる優れ物だ!
無事に転移出来たので、2階へ降りて、棍棒を収納袋に入れてからメイスを取り出した。
暫くの間、感覚を掴む為にその場でメイスを振り回して、メイスの使用感が掴めてきたので、探索を開始した。
ゴブ、スラ、コボとメイスで戦ってみたのだが、メイスの破壊力の前では、彼らはただの雑魚でしかなかった。
そしてお待ちかねのファングボアが登場した。
俺はメイスを構えて、地面をガシガシしながら突進する準備をするファングボアに歩み寄って行った。
痺れを切らしたファングボアは地面を蹴って俺に突進して来たが、俺は焦る事無くメイスをファングボアの脳天に叩き付けた。
俺に真っ直ぐ突進して来ていたファングボアは、メイスの強烈な破壊力の打撃を脳天に受けて、突進する力の方向が変わり、その場で宙を一回転してから地面に落ちた。
油断は大敵なので、足の破壊をする為に足を叩こうとすると、ファングボアは光の粒子になって、ドロップ品を残して消えていった。
「メイスやばい・・・、一昨日あれだけ苦戦したファングボアが一撃だ・・・」
俺は独り言を漏らしながらドロップ品を回収する。
そしてモンスターハウスに挑む為に、メイスでの戦闘経験を積む為に、ファングボアの乱獲を始めた。
メイスとファングボアの相性は良く、脳天でも横っ面でも一撃で倒す事が出来たが、胴体だと一撃で倒す事は出来ないが、胴体でも2~3発で倒す事が出来る事がわかったので、モンスターハウスに挑む事にした。
モンスターハウスへの移動中も、ファングボアを始めとしたモンスターが出て来たのだが、メイスの前では敵ではなかった。
そしてモンスターハウスに到着すると、俺は深呼吸をしてからモンスターハウスへ入って行った。
モンスターハウス内に俺が入った事に気付いたファングボアの群れは、俺を排除する敵と認めたようで、俺が立っている方へ一斉に顔を向けてきた。
その数、およそ30匹。
俺はファングボアの動きを待つ事なく、自分からファングボアに殴り掛かって行く。
初動で4匹ファングボアをいずれも一撃で倒した俺に向かって、仲間を殺られて怒りに満ちたファングボア達が襲い掛かって来る。
俺はメイスで脳天を叩き、横っ面を殴り、時に蹴飛ばしと全身をフル稼働させてファングボアと戦った。
突進して来るファングボアを躱し、突き上げようとして来るファングボアを蹴り飛ばし、身を守りながらの戦闘はなかなか刺激的だった。
そして数分間に渡る死闘の結果、ファングボアはドロップ品に姿を変えて、モンスターハウスの中に散らばっていた。
ノーダメージで完全勝利だ!
俺は収納袋を取り出して、ドロップ品を集めながら考えた。
ファングボアの肉塊が一つ約2kgくらい、それが数十個ともなれば一人で運べる重量と、リュックの収納量を超えてしまう。
ある程度は買取に出して、残りはダンジョン内での自炊用にして、家にも何個か入れたとしても、相当な量が余る。
死蔵だなこりゃ・・・。
収納袋持ちも便利な様で困る事があるのだ。
2階層のモンスターハウスを初攻略したので、モンスターハウス内を見回すと、壁際に箱があるのが見えた。
もしかしてと思い、箱に近付くと1階で出たのと同じ様な箱だった。
俺は収納袋からマチェットを取り出して、箱の本体とフタの隙間に切先を差し込み、捻じる様にしてフタをこじ開け、マチェットを振り上げてフタを一気に開いたのと同時に大きく飛んで、箱の近くから逃げた。
暫く待ったが、箱に異変は無かったので罠の類は無かったようだ。
こう見えてチキンな一面がある俺は、開いた箱に恐る恐る近付いて中を覗き込んだ。
箱の中には、液体の入った多角形の瓶が10本入っていた。
恐らく回復薬の類いだと思うが、正体が分からないまま飲む勇気は無い!
これは武器屋のおじさんに聞くか・・・、と思いながら収納袋に詰めておいた。
今日の目標は達成したので、ゲートに戻る事にした。
このまま階段室に向かっても良いが、無理は禁物だ!
だから俺は途中まで転移をしてからゲートに戻り、ゲートを通って地上に戻った。
それからは退場の処理をして貰って、買取カウンターでドロップ品を売って、武器屋へと向かった。
武器屋に入るとおじさんが俺に気付いた様で、手を挙げてきたので、俺も手を振っておじさんに答える。
こういうのなんかいいな、って思いながらおじさんの元へ行くと、おじさんが話し掛けて来た。
「今日の探索はどうだった?メイスは役に立ったか?」
役に立った?それどころでは無い!役に立ち過ぎた!
俺はメイスの凄さを熱く語ると、おじさんは笑顔で満足そうに頷きながら話を聞いてくれた。
そして思い出したかの様にリュックから例の瓶を取り出して、カウンターに乗せた。
「おじさん、これが何か分かりますか?今日2階にあるモンスターハウスを攻略したんですけど、その時に出て来た箱に入ってたんですが・・・」
俺がそう言うと、おじさんは驚きを隠せない表情で瓶を手に取り、何かブツブツと呟いていた。
そしてタブレットを持って来て何かを調べてから、武器屋の出入口に行って、[臨時休業]のプレートを外に付けてから出入口の鍵を閉めてカウンターに戻って来た。
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