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モンスターハウスの攻略を終えて、バスタードソードから出た謎の斬撃波の検証をしたが、結果は斬撃波は出ずに終わった。
周りに誰も居なかったのだが、その時の俺の見た目は[戦闘で昂った気持ちを抑える為に素振りをする冒険者]として見えていたと思うが、当の本人は[校舎の裏でかめ〇め波や魔法の練習をする少年]の様な気持ちだったと記しておこう。
無事に階段室に到着したので、俺は階段を降りて5階層へと進んで行く。
例のサイトによれば、5階層で出て来るモンスターは、コカトリス・ブラックカウ・スカイフィッシュの3種類だ。
コカトリスとブラックカウの説明は不要だと思うが、ご新規で登場するスカイフィッシュの説明をしておく。
ここ5階層で初めて登場するスカイフィッシュは、UMAの特番の常連さんのアレではなく、空中を自由自在に動くお魚さんだ。
お魚さんと聞いて、「なぁーんだ、魚類でこざるか。余裕で勝利出来るで候」と思ったそこのアナタ!大きな間違いです。
例のサイトによると、
【スカイフィッシュ:空中を最高時速150km/hで泳ぐ、体長3m・体重300kgを超える凶暴な大型魚類。高速での砲弾の様な体当たりは高ランクのベテランタンクですら一撃で倒す程の威力がある。ドロップ品の魚肉は非常に美味で、超高級な寿司ネタとしても有名。見た目はまんまクロマグロ】
との事だ。
想像してみて欲しい。
空中を四次元機動で自由自在に泳ぎ回る、巨大で凶暴なクロマグロの姿を・・・。
とてもじゃないけど勝てる気がしない・・・、まぁ勝たなきゃ先に進めないのでなんとかして勝つけど。
そんな可愛らしい名前の可愛らしくないモンスターが新たに出現する階層だ。
俺は気合いを入れ直してから、5階層のモンスターハウスに向かって進み始めた。
モンスターハウスまでの道中では、ブラックカウやコカトリスとの戦闘をこなしたり、収納の練習がてら薬草や鉱石を収納したりして進んでいたが、ふいに違和感を感じて立ち止まる事にした。
俺の鼻に[生臭い]臭いが飛び込んで来たからだ。
これは間違いなくスカイフィッシュが近くに居る・・・。
そう思った俺はバスタードソードを抜いて周囲の警戒を始めた。
そして生臭さが強くなったその時、空を『ブオンッブオンッ』と尾ビレで切り裂く重たい音と共に、そいつが現れた。
クロマグ・・・スカイフィッシュだ!
俺は相手の出方を見る為に、スカイフィッシュを睨みながら剣を構えていたが、スカイフィッシュは俺の横を通り過ぎて行き、空中でUターンをしてから再度俺に向かって来た。
図鑑で見た事がある、マグロは泳ぎ続けないと死んでしまうって・・・。
いくらモンスターであっても、そこまで設定に忠実である必要はないと思う。
泳ぎ続けていて止まらないって事は、向かって来たタイミングに合わせて攻撃を当てないと、こちらに勝機は無いって事だ。
それからはスカイフィッシュの体当たりに、剣を振るタイミングを合わせる為にスカイフィッシュの動きをひたすら見る事に徹した。
このモンスターのいやらしいところは、高速・中速・低速と突進して来る速度に緩急を付けたり、低速で突進して来てある程度近付いたらいきなり加速して来たりするところだ。
自慢ではないが俺は野球の経験が無い!
こんなやり手のピッチャーみたいな真似をされても、対応なんて出来る訳がない!
そう思っていたが、人間意外と上手く出来ている物で、突進して来るタイミングに合わせて剣をスイングするのではなく、突進して来るコース上に剣を構えておけば勝手に切れてくれるんじゃ?と、何度か突進を躱していると攻略法を思い付くものだ。
俺は早速先程思い付いた、突進して来るコース上に剣を構えておく[バスタードソードバント]を試してみる事にした。
幸いこのスカイフィッシュは、野球の変化球の様に曲がったりせず、基本直球勝負で挑んで来る。
空中で加速し、こちらに突進して来るのに合わせて、俺は突進して来るコース上に剣を構えた。
迫り来るスカイフィッシュ、まだだ・・・、まだだ・・・、まだだ・・・、今!
と、俺に到達する直前に、スカイフィッシュが突進して来るコース上に剣を構えた。
そしてついに突進して来るスカイフィッシュと俺の剣が接触した。
スカイフィッシュの吻の部分に剣が当たり、突進の速度とスカイフィッシュの自重で剣がスカイフィッシュの体に入って行く。
俺は剣が負けない様に、両手で剣をしっかり握り締めてその場で踏ん張る事だけに力を注いだ。
剣からはネットリとした感触と、体が持って行かれそうな重さが伝わって来ていたが、それは時間にして1秒にも満たない時間だった。
ネットリとした感触と重さが剣から伝わって来なくなると、俺の後ろには真っ二つになったスカイフィッシュが落下していった。
そして光の粒子になり、ドロップ品を残して消えていった。
スカイフィッシュのドロップ品は、そこそこ大きな魔石と、ブロック上に切り出されたスカイフィッシュの肉だった。
コツさえ分かれば、スカイフィッシュは簡単に倒せそうだ。
だが複数で現れた時にこの戦い方では、恐らくこちらが窮地に追い込まれるだろう。
効果的な戦い方を考えながら、ドロップ品を手早く収納し、俺はモンスターハウスへと向かって行く。
それから暫く歩いてモンスターハウスに到着したが、モンスターハウスの中は想像を絶する状況だった。
数にしておよそ20匹程のスカイフィッシュが、群れを成してモンスターハウスの壁沿いを時計回りにグルグル回遊していたのだ。
いくらマグロが回遊魚とはいえ、ここまで性質が同じだと、モンスターを創造した存在の感性を少し疑ってしまう。
俺は中に入る事に躊躇いを感じたが、自分で設定した目標にはこの階層のモンスターハウスの攻略も入っていたので、装備の点検をしてからモンスターハウスに足を踏み入れた。
マグロ漁・・・、いやスカイフィッシュの大量討伐の開始だ!
周りに誰も居なかったのだが、その時の俺の見た目は[戦闘で昂った気持ちを抑える為に素振りをする冒険者]として見えていたと思うが、当の本人は[校舎の裏でかめ〇め波や魔法の練習をする少年]の様な気持ちだったと記しておこう。
無事に階段室に到着したので、俺は階段を降りて5階層へと進んで行く。
例のサイトによれば、5階層で出て来るモンスターは、コカトリス・ブラックカウ・スカイフィッシュの3種類だ。
コカトリスとブラックカウの説明は不要だと思うが、ご新規で登場するスカイフィッシュの説明をしておく。
ここ5階層で初めて登場するスカイフィッシュは、UMAの特番の常連さんのアレではなく、空中を自由自在に動くお魚さんだ。
お魚さんと聞いて、「なぁーんだ、魚類でこざるか。余裕で勝利出来るで候」と思ったそこのアナタ!大きな間違いです。
例のサイトによると、
【スカイフィッシュ:空中を最高時速150km/hで泳ぐ、体長3m・体重300kgを超える凶暴な大型魚類。高速での砲弾の様な体当たりは高ランクのベテランタンクですら一撃で倒す程の威力がある。ドロップ品の魚肉は非常に美味で、超高級な寿司ネタとしても有名。見た目はまんまクロマグロ】
との事だ。
想像してみて欲しい。
空中を四次元機動で自由自在に泳ぎ回る、巨大で凶暴なクロマグロの姿を・・・。
とてもじゃないけど勝てる気がしない・・・、まぁ勝たなきゃ先に進めないのでなんとかして勝つけど。
そんな可愛らしい名前の可愛らしくないモンスターが新たに出現する階層だ。
俺は気合いを入れ直してから、5階層のモンスターハウスに向かって進み始めた。
モンスターハウスまでの道中では、ブラックカウやコカトリスとの戦闘をこなしたり、収納の練習がてら薬草や鉱石を収納したりして進んでいたが、ふいに違和感を感じて立ち止まる事にした。
俺の鼻に[生臭い]臭いが飛び込んで来たからだ。
これは間違いなくスカイフィッシュが近くに居る・・・。
そう思った俺はバスタードソードを抜いて周囲の警戒を始めた。
そして生臭さが強くなったその時、空を『ブオンッブオンッ』と尾ビレで切り裂く重たい音と共に、そいつが現れた。
クロマグ・・・スカイフィッシュだ!
俺は相手の出方を見る為に、スカイフィッシュを睨みながら剣を構えていたが、スカイフィッシュは俺の横を通り過ぎて行き、空中でUターンをしてから再度俺に向かって来た。
図鑑で見た事がある、マグロは泳ぎ続けないと死んでしまうって・・・。
いくらモンスターであっても、そこまで設定に忠実である必要はないと思う。
泳ぎ続けていて止まらないって事は、向かって来たタイミングに合わせて攻撃を当てないと、こちらに勝機は無いって事だ。
それからはスカイフィッシュの体当たりに、剣を振るタイミングを合わせる為にスカイフィッシュの動きをひたすら見る事に徹した。
このモンスターのいやらしいところは、高速・中速・低速と突進して来る速度に緩急を付けたり、低速で突進して来てある程度近付いたらいきなり加速して来たりするところだ。
自慢ではないが俺は野球の経験が無い!
こんなやり手のピッチャーみたいな真似をされても、対応なんて出来る訳がない!
そう思っていたが、人間意外と上手く出来ている物で、突進して来るタイミングに合わせて剣をスイングするのではなく、突進して来るコース上に剣を構えておけば勝手に切れてくれるんじゃ?と、何度か突進を躱していると攻略法を思い付くものだ。
俺は早速先程思い付いた、突進して来るコース上に剣を構えておく[バスタードソードバント]を試してみる事にした。
幸いこのスカイフィッシュは、野球の変化球の様に曲がったりせず、基本直球勝負で挑んで来る。
空中で加速し、こちらに突進して来るのに合わせて、俺は突進して来るコース上に剣を構えた。
迫り来るスカイフィッシュ、まだだ・・・、まだだ・・・、まだだ・・・、今!
と、俺に到達する直前に、スカイフィッシュが突進して来るコース上に剣を構えた。
そしてついに突進して来るスカイフィッシュと俺の剣が接触した。
スカイフィッシュの吻の部分に剣が当たり、突進の速度とスカイフィッシュの自重で剣がスカイフィッシュの体に入って行く。
俺は剣が負けない様に、両手で剣をしっかり握り締めてその場で踏ん張る事だけに力を注いだ。
剣からはネットリとした感触と、体が持って行かれそうな重さが伝わって来ていたが、それは時間にして1秒にも満たない時間だった。
ネットリとした感触と重さが剣から伝わって来なくなると、俺の後ろには真っ二つになったスカイフィッシュが落下していった。
そして光の粒子になり、ドロップ品を残して消えていった。
スカイフィッシュのドロップ品は、そこそこ大きな魔石と、ブロック上に切り出されたスカイフィッシュの肉だった。
コツさえ分かれば、スカイフィッシュは簡単に倒せそうだ。
だが複数で現れた時にこの戦い方では、恐らくこちらが窮地に追い込まれるだろう。
効果的な戦い方を考えながら、ドロップ品を手早く収納し、俺はモンスターハウスへと向かって行く。
それから暫く歩いてモンスターハウスに到着したが、モンスターハウスの中は想像を絶する状況だった。
数にしておよそ20匹程のスカイフィッシュが、群れを成してモンスターハウスの壁沿いを時計回りにグルグル回遊していたのだ。
いくらマグロが回遊魚とはいえ、ここまで性質が同じだと、モンスターを創造した存在の感性を少し疑ってしまう。
俺は中に入る事に躊躇いを感じたが、自分で設定した目標にはこの階層のモンスターハウスの攻略も入っていたので、装備の点検をしてからモンスターハウスに足を踏み入れた。
マグロ漁・・・、いやスカイフィッシュの大量討伐の開始だ!
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