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森の中に謎のドームを見つける
ドームに入る
ドーム内を歩く
ドーム内で変なアナウンスを聞く←イマココ
『神令により、対象者の因果律改変を行います』
謎のアナウンスがドーム内に流れたが、気になるキーワードがある。
それは[神令]と[因果律改変]の二つ。
[シンレイ]とはなんぞや?幽霊とかの類いなのだろうか?
誰かに恨まれてはいると思うが、流石に相手が霊体になる様な真似はしていない。
そして[因果律改変]。
そんな狂戦士が暴れる漫画で出て来るようなフレーズ、俺になんの関係があるのだろう・・・。
そう思っていると、目の前にホログラムが現れ、そこに因果律改変についての説明が表示された。
【因果律改変とは:因果律の改変とは、原[因]と結[果]の関係性を改変し、被対象者にかかる負担を軽減する為の措置です。
一人の人間に因果からなる業を背負わせ過ぎると、その人間の人生が破綻する恐れがある為、神から発せられる[神令]により、因果律を強制的に改変し、被対象者の人生を保護します。】
なるほど・・・、心霊ではなくて神令なのね・・・。
そして因果律とやらを調整して、俺の人生を保護すると。
確かに探索者になってから、莫大な収入を得る事は出来たが、それを上回る揉め事が襲いかかっている様な気がする。
まだ俺個人にしか襲いかかって来てないが、これが家族や近しい人達に襲いかかった時、俺は正気を保てるのだろうか・・・。
そう考えると、この因果律改変とやらを受けるのも悪くはない気がする。
【因果律改変に伴い被対象者が得る物は、これから先の安定した人生です。
代償として失う物は、因果が狂い始めてから今日までの記憶と、その期間に得た経験や物、交友関係など全てを失います。
ですが世の中の情勢は変わりません。
どうするか決まったら、下のボタンをタップしてください。
YES NO 】
探索者になってから今日まで、辛い事はあっても、その期間を消したいと思った事は無い。
因果律の変更をすると、記憶や経験、金銭や物品、さらに仲良くなった人々や、今や家族同然の魔王軍の皆との関係性も無くなる様だ。
だが俺が居なければ、俺が黒級になっていなければ、探索者協会本部から刺客が放たれる事など無く、戦争も起こらなかっただろう。
俺はその場に座り込み、体感で1時間以上考えた。
そして俺は決断を下し、ホログラムをタップした。
「バイバイ」という言葉と共に・・・。
ーーーーーーーーーー
日本海海上では日本に向けて出港した、中国人民解放軍海軍 東海艦隊が日本に向け航海していた。
それと同時に、大韓民国海軍も日本に向けて艦隊を出港させており、日本海を航海していた。
高高度を飛行する竜族一団は、石川県上空で二手に分かれ、竜族の長が指揮する一団は中国海軍に向かい、エンシェントドラゴンが指揮する一団は韓国海軍に向かって行った。
それから約1時間後、中国海軍の東海艦隊は、レーダーに映らない謎の勢力からの、金属成分を含まない捕捉不可能な攻撃を受けた。
高高度からの、竜族の長は魔力を体内で圧縮し、それを口から東海艦隊に向けて勢い良く吐き出した。
吐き出された魔力弾は、現代のテクノロジーの粋を集めたレーダーでも捕捉する事は出来ず、東海艦隊は攻撃を受けた事すら認識出来なかった。
魔力弾の威力は絶大で、艦隊旗艦の空母の甲板に着弾し、それでも勢いは衰えず甲板下の航空機格納庫まで達した後、圧縮された魔力は周囲を巻き込んで爆発した。
その爆発で空母は火災を起こし、航行不能に陥る。
その攻撃を皮切りに、竜族の長に付き従ったドラゴン達は、東海艦隊に向けて一斉に魔力弾を吐き出した。
東海艦隊に向けて飛翔する魔力弾に紛れて、一体のドラゴンが海中に飛び込んで行く。
一斉に吐き出された魔力弾は、東海艦隊の海上艦に次々と命中し、東海艦隊はコントロール不能のダメージを負う。
そして水上艦は全て大破沈没した。
東海艦隊に随伴していた潜水艦は、魔力弾に紛れて海中へと飛び込んだドラゴンが、水中で起こした強力な衝撃波を受け、潜水艦の外殻を大きく破損し、浮上が出来なくなっていた。
潜水艦の乗員による、必死の復旧作業も虚しく、浮上出来ずに沈降して行った潜水艦は、限界深度よりも深く沈み圧壊した。
中国が秘密裏に出撃させた、中国人民解放軍海軍の東海艦隊は一人の生存者も残さず壊滅した。
同じ頃、韓国海軍に向かったエンシェントドラゴンの一団も、高高度からの攻撃を韓国海軍に向けて放ち、韓国海軍は戦闘が起こった事すら分からないまま、全滅してしまった。
大韓民国海軍の生存者も一人もいなかった。
混乱に乗じて、日本を占領する為に軍隊を動かした二国の海軍艦隊は、多数の艦船と多数の軍人と共に、地球上から永遠に姿を消した。
艦隊消失の事実を知った二国は情報収集を図るも、敵対勢力の情報を入手する事が出来ず、自国の軍隊を失った怒りの矛先を向ける相手が見つからないまま、次の出撃計画を立てるという暴挙に出る事となる。
一方で潜水艦での情報収集により、統合幕僚監部とアメリカ海軍第七艦隊は、日本に向かっていた二国の艦隊が大破沈没した報を告げられる。
その報を受け統合幕僚監部は、一国の海軍艦隊を物の数分で壊滅させた魔王軍を恐れ、専守防衛に徹する事を再度全部隊に厳守する様に命令を下した。
そしてアメリカ海軍第七艦隊は、中国人民解放軍海軍の東海艦隊壊滅と、大韓民国海軍艦隊の壊滅の報を受け、洋上警備を名目に母港である横須賀から出港し、いつでも攻撃態勢に入られる様にと、太平洋上で停泊する事を決めた。
二国の艦隊が壊滅した事を知った世界の国々は、騒動の中心である日本を軽蔑し、それと共に日本に武力行使をする危なさを知った。
ーーーーーーーーーー
その一方で内閣官房長官である中山は、内閣調査室が非合法作戦をする為に設立したペーパーカンパニーである、東洋情報サービスを使って、ある作戦を遂行する様に命令を下した。
この東洋情報サービス、内調の非公式な下部組織となっているが、陸上自衛隊の特殊部隊や公安、警察の特殊部隊出身者を集め、特殊工作を専門とする機関だ。
東洋情報サービスに下された任務は、渦中の人物である[安達臣]と、その家族の拉致であった。
メインターゲットである安達臣は、黒級探索者であり、戦闘能力も高い。
その家族は比較的簡単に拉致が出来ると思われるが、メインターゲットである安達臣は黒級探索者でもあるので、かなり激しい抵抗が予想される。
それを踏まえて東洋情報サービスが下したのは、陸上自衛隊 特殊作戦群に支援をさせる事だった。
内調からの支援要請を受けた陸上自衛隊幕僚長は、国民に銃口を向ける事に抵抗があり一度は支援要請を断るが、中山官房長官直々に支援要請を出され、支援要請を渋々受ける事になってしまう。
この作戦の為に投入された人員は、東洋情報サービスのエージェント20名、特殊作戦群からは一個小隊30名、合計50名。
この50名が市街地戦闘を想定した装備に身を包み、習志野駐屯地から2機のヘリに分乗し、メインターゲットの自宅のある街へと闇に紛れて飛び立って行った。
ドームに入る
ドーム内を歩く
ドーム内で変なアナウンスを聞く←イマココ
『神令により、対象者の因果律改変を行います』
謎のアナウンスがドーム内に流れたが、気になるキーワードがある。
それは[神令]と[因果律改変]の二つ。
[シンレイ]とはなんぞや?幽霊とかの類いなのだろうか?
誰かに恨まれてはいると思うが、流石に相手が霊体になる様な真似はしていない。
そして[因果律改変]。
そんな狂戦士が暴れる漫画で出て来るようなフレーズ、俺になんの関係があるのだろう・・・。
そう思っていると、目の前にホログラムが現れ、そこに因果律改変についての説明が表示された。
【因果律改変とは:因果律の改変とは、原[因]と結[果]の関係性を改変し、被対象者にかかる負担を軽減する為の措置です。
一人の人間に因果からなる業を背負わせ過ぎると、その人間の人生が破綻する恐れがある為、神から発せられる[神令]により、因果律を強制的に改変し、被対象者の人生を保護します。】
なるほど・・・、心霊ではなくて神令なのね・・・。
そして因果律とやらを調整して、俺の人生を保護すると。
確かに探索者になってから、莫大な収入を得る事は出来たが、それを上回る揉め事が襲いかかっている様な気がする。
まだ俺個人にしか襲いかかって来てないが、これが家族や近しい人達に襲いかかった時、俺は正気を保てるのだろうか・・・。
そう考えると、この因果律改変とやらを受けるのも悪くはない気がする。
【因果律改変に伴い被対象者が得る物は、これから先の安定した人生です。
代償として失う物は、因果が狂い始めてから今日までの記憶と、その期間に得た経験や物、交友関係など全てを失います。
ですが世の中の情勢は変わりません。
どうするか決まったら、下のボタンをタップしてください。
YES NO 】
探索者になってから今日まで、辛い事はあっても、その期間を消したいと思った事は無い。
因果律の変更をすると、記憶や経験、金銭や物品、さらに仲良くなった人々や、今や家族同然の魔王軍の皆との関係性も無くなる様だ。
だが俺が居なければ、俺が黒級になっていなければ、探索者協会本部から刺客が放たれる事など無く、戦争も起こらなかっただろう。
俺はその場に座り込み、体感で1時間以上考えた。
そして俺は決断を下し、ホログラムをタップした。
「バイバイ」という言葉と共に・・・。
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日本海海上では日本に向けて出港した、中国人民解放軍海軍 東海艦隊が日本に向け航海していた。
それと同時に、大韓民国海軍も日本に向けて艦隊を出港させており、日本海を航海していた。
高高度を飛行する竜族一団は、石川県上空で二手に分かれ、竜族の長が指揮する一団は中国海軍に向かい、エンシェントドラゴンが指揮する一団は韓国海軍に向かって行った。
それから約1時間後、中国海軍の東海艦隊は、レーダーに映らない謎の勢力からの、金属成分を含まない捕捉不可能な攻撃を受けた。
高高度からの、竜族の長は魔力を体内で圧縮し、それを口から東海艦隊に向けて勢い良く吐き出した。
吐き出された魔力弾は、現代のテクノロジーの粋を集めたレーダーでも捕捉する事は出来ず、東海艦隊は攻撃を受けた事すら認識出来なかった。
魔力弾の威力は絶大で、艦隊旗艦の空母の甲板に着弾し、それでも勢いは衰えず甲板下の航空機格納庫まで達した後、圧縮された魔力は周囲を巻き込んで爆発した。
その爆発で空母は火災を起こし、航行不能に陥る。
その攻撃を皮切りに、竜族の長に付き従ったドラゴン達は、東海艦隊に向けて一斉に魔力弾を吐き出した。
東海艦隊に向けて飛翔する魔力弾に紛れて、一体のドラゴンが海中に飛び込んで行く。
一斉に吐き出された魔力弾は、東海艦隊の海上艦に次々と命中し、東海艦隊はコントロール不能のダメージを負う。
そして水上艦は全て大破沈没した。
東海艦隊に随伴していた潜水艦は、魔力弾に紛れて海中へと飛び込んだドラゴンが、水中で起こした強力な衝撃波を受け、潜水艦の外殻を大きく破損し、浮上が出来なくなっていた。
潜水艦の乗員による、必死の復旧作業も虚しく、浮上出来ずに沈降して行った潜水艦は、限界深度よりも深く沈み圧壊した。
中国が秘密裏に出撃させた、中国人民解放軍海軍の東海艦隊は一人の生存者も残さず壊滅した。
同じ頃、韓国海軍に向かったエンシェントドラゴンの一団も、高高度からの攻撃を韓国海軍に向けて放ち、韓国海軍は戦闘が起こった事すら分からないまま、全滅してしまった。
大韓民国海軍の生存者も一人もいなかった。
混乱に乗じて、日本を占領する為に軍隊を動かした二国の海軍艦隊は、多数の艦船と多数の軍人と共に、地球上から永遠に姿を消した。
艦隊消失の事実を知った二国は情報収集を図るも、敵対勢力の情報を入手する事が出来ず、自国の軍隊を失った怒りの矛先を向ける相手が見つからないまま、次の出撃計画を立てるという暴挙に出る事となる。
一方で潜水艦での情報収集により、統合幕僚監部とアメリカ海軍第七艦隊は、日本に向かっていた二国の艦隊が大破沈没した報を告げられる。
その報を受け統合幕僚監部は、一国の海軍艦隊を物の数分で壊滅させた魔王軍を恐れ、専守防衛に徹する事を再度全部隊に厳守する様に命令を下した。
そしてアメリカ海軍第七艦隊は、中国人民解放軍海軍の東海艦隊壊滅と、大韓民国海軍艦隊の壊滅の報を受け、洋上警備を名目に母港である横須賀から出港し、いつでも攻撃態勢に入られる様にと、太平洋上で停泊する事を決めた。
二国の艦隊が壊滅した事を知った世界の国々は、騒動の中心である日本を軽蔑し、それと共に日本に武力行使をする危なさを知った。
ーーーーーーーーーー
その一方で内閣官房長官である中山は、内閣調査室が非合法作戦をする為に設立したペーパーカンパニーである、東洋情報サービスを使って、ある作戦を遂行する様に命令を下した。
この東洋情報サービス、内調の非公式な下部組織となっているが、陸上自衛隊の特殊部隊や公安、警察の特殊部隊出身者を集め、特殊工作を専門とする機関だ。
東洋情報サービスに下された任務は、渦中の人物である[安達臣]と、その家族の拉致であった。
メインターゲットである安達臣は、黒級探索者であり、戦闘能力も高い。
その家族は比較的簡単に拉致が出来ると思われるが、メインターゲットである安達臣は黒級探索者でもあるので、かなり激しい抵抗が予想される。
それを踏まえて東洋情報サービスが下したのは、陸上自衛隊 特殊作戦群に支援をさせる事だった。
内調からの支援要請を受けた陸上自衛隊幕僚長は、国民に銃口を向ける事に抵抗があり一度は支援要請を断るが、中山官房長官直々に支援要請を出され、支援要請を渋々受ける事になってしまう。
この作戦の為に投入された人員は、東洋情報サービスのエージェント20名、特殊作戦群からは一個小隊30名、合計50名。
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