18 / 23
18話
愛を確認し合ってから、都と京の関係はさらに深まった。
朝、都は京と一緒に目を覚ます。
京の腕の中で。
「おはよう」
「……おはよう」
都は京にキスをする。
それが、日課になっていた。
「今日も、いい天気だな」
京が窓の外を見た。
「うん」
都は京の胸に顔を埋めた。
「もう少し、このままでいたい」
「仕事があるんだが……」
「…んー…あと五分」
都は甘えた声で言った。
京は困った顔をしたが——
「……仕方ないな」
都を抱きしめた
「五分だけだぞ」
「うん」
都は幸せそうに微笑んだ。
こんな日常が、都にとっては何よりも大切だった。
朝食は、みんなで食べるようになった。
京、都、勉、そして時々、砺波や中野や遠野も。
「お兄ちゃん、今日は何するの?」
勉が尋ねた。
「んー、絵を描こうかな」
「僕も見ていい?」
「もちろん」
都は勉の頭を撫でた。
「勉も、一緒に描く?」
「うん!」
勉は嬉しそうだった。
京が、二人を見て微笑んでいた。
「お前たち、本当に仲がいいな」
「だって、兄弟だもん」
都は京を見た。
「京には、兄弟いないの?」
「いや、いる」
京は答えた。
「妹が一人」
「え、そうなの?」
都は驚いた。
「ああ。今は海外に留学している」
「会いたいな」
都は素直に言った。
「いつか、紹介して」
「……本当に?」
京は少し驚いた表情を見せた。
「うん」
都は頷いた。
「京の家族のこと、知りたいから」
京の目が、優しく細められた。
「分かった。今度、帰国したら紹介する」
「約束だよ」
「ああ、約束だ」
二人は笑い合った。
食後、都は庭で勉と一緒に絵を描いた。
勉は自由に、色を塗っていく。
「お兄ちゃん、これ見て!」
「どれどれ」
都は勉の絵を見た。
そこには、家族の絵が描かれていた。
都と勉。
そして——
京も、描かれていた。
「これ……」
「僕たちの家族!」
勉は嬉しそうに言った。
「京さんも、家族だよね?」
「……うん」
都は勉を抱きしめた。
「そうだね。家族だね」
都の目に、涙が浮かんだ。
嬉しい涙。
こんな日が来るなんて、思ってもみなかった。
午後、京が仕事から戻ってきた。
都は玄関で出迎えた。
「おかえり」
「ただいま」
京は都にキスをした。
自然な動作。
「疲れた?」
「少しな」
「じゃあ、お茶入れるね」
都は台所に向かった。
京は、都の後ろ姿を見て微笑んだ。
こんな日常が、こんなに幸せだとは。
リビングで、都が入れたお茶を飲みながら、京は仕事の話をした。
「今日、取引先と交渉があってな」
「大変だった?」
「まあ、いつも通りだ」
京は都の隣に座った。
「でも、お前の顔を思い浮かべたら、頑張れた」
「……何それ」
都は顔を赤くした。
「恥ずかしいこと言わないでよ」
「本当のことだ」
京は都の手を取った。
「お前が待っていてくれる。それだけで、俺は頑張れる」
「……」
都は京に寄りかかった。
「俺も、京が帰ってくるの、待ってる」
「……そうか」
京は都を抱き寄せた。
「なら、これからも待っていてくれ」
「うん」
都は京の胸に顔を埋めた。
「ずっと、待ってる」
二人は、しばらくそのままでいた。
ただ、一緒にいる。
それだけで、幸せだった。
夕方、都は夕食の準備を手伝うようになっていた。
屋敷には専属の料理人がいたが、都は自分でも料理を作りたかった。
「佐野さん、お手伝いありがとうございます」
料理人が微笑んだ。
「いえ、こちらこそ教えてもらって」
都は野菜を切っていた。
「若頭、喜ばれるでしょうね」
「……そうかな」
「ええ。いつも、佐野さんのことを話されていますから」
料理人は優しく笑った。
「『都が、こんなことを言った』『都が、こんな顔をした』って」
「……」
都は顔が熱くなった。
「そんなに、話してるの……?」
「ええ。もう、惚気が止まらないんです」
料理人は楽しそうだった。
「でも、いいことですよ。若頭があんなに幸せそうなの、初めて見ました」
「……」
都は、胸が温かくなった。
京も、幸せなんだ。
俺と一緒にいて。
それが、都にとっても嬉しかった。
夕食は、都が作った料理も並んだ。
肉じゃが、味噌汁、サラダ。
簡単な料理だが、都が一生懸命作ったもの。
「いただきます」
みんなで手を合わせた。
京は、都の作った肉じゃがを口に運んだ。
「……」
京の表情が、柔らかくなった。
「美味い」
「本当?」
都は不安そうに尋ねた。
「ああ、本当だ」
京は都を見た。
その目は、愛情に満ちていた。
「お前の作った料理、最高だ」
「……よかった」
都は安堵した。
勉も、もぐもぐと食べている。
「お兄ちゃんの料理、美味しい!」
「ありがとう、勉」
都は微笑んだ。
こんな食卓。
家族で囲む食卓。
都が、ずっと夢見ていたもの。
それが、今ここにある。
食後、京と都は二人でソファに座っていた。
テレビを見ながら、ゆっくりと過ごす。
「なあ、都」
「ん?」
「お前、幸せか?」
京の質問に、都は京を見た。
「うん、幸せだよ」
都は微笑んだ。
「すごく」
「……そうか」
京は安堵した表情を見せた。
「よかった」
「京は?」
「ん?」
「幸せ?」
都の質問に、京は頷いた。
「ああ。人生で、一番幸せだ」
「……」
「お前がいてくれる。それだけで、俺は幸せだ」
京は都を抱き寄せた。
「ありがとう、都」
「……こちらこそ」
都は京の胸に顔を埋めた。
「京が、俺を愛してくれて、ありがとう」
二人は、静かに抱き合っていた。
テレビの音だけが、部屋に響いている。
平和な夜。
幸せな夜。
その夜、都は京の部屋で眠った。
もう、別々に寝ることはなくなっていた。
「おやすみ、京」
「おやすみ、都」
京は都を抱きしめた。
都は、安心して目を閉じた。
もう、悪夢を見ることもなくなった。
見るのは——
幸せな夢だけ。
京と一緒にいる夢。
勉と笑い合う夢。
みんなで幸せに暮らす夢。
都は、穏やかに眠りについた。
そして、京も。
二人の呼吸が、重なる。
心臓の鼓動が、同じリズムを刻む。
番として。
愛し合う者として。
二人は、完全に一つになっていた。
窓の外では、月が静かに輝いていた。
二人を見守るように。
これから先、どんなことがあっても——
二人なら、乗り越えられる。
そう、都は信じていた。
翌朝、都が目を覚ますと、京はもう起きていた。
でも、都の隣にいた。
都の寝顔を、見つめていた。
「……いつから起きてたの?」
都が尋ねた。
「少し前だ」
「なんで起こさなかったの?」
「お前の寝顔を見ていたかったんだ」
京は都の頬に触れた。
「可愛い寝顔だ」
「……恥ずかしい」
都は顔を隠そうとした。
京は都を抱き寄せた。
「愛している、都」
「……俺も、愛してる」
都は京の胸に顔を埋めた。
「ずっと、一緒だよ」
「ああ、ずっとだ」
二人は、抱き合ったまま、しばらくベッドにいた。
朝、都は京と一緒に目を覚ます。
京の腕の中で。
「おはよう」
「……おはよう」
都は京にキスをする。
それが、日課になっていた。
「今日も、いい天気だな」
京が窓の外を見た。
「うん」
都は京の胸に顔を埋めた。
「もう少し、このままでいたい」
「仕事があるんだが……」
「…んー…あと五分」
都は甘えた声で言った。
京は困った顔をしたが——
「……仕方ないな」
都を抱きしめた
「五分だけだぞ」
「うん」
都は幸せそうに微笑んだ。
こんな日常が、都にとっては何よりも大切だった。
朝食は、みんなで食べるようになった。
京、都、勉、そして時々、砺波や中野や遠野も。
「お兄ちゃん、今日は何するの?」
勉が尋ねた。
「んー、絵を描こうかな」
「僕も見ていい?」
「もちろん」
都は勉の頭を撫でた。
「勉も、一緒に描く?」
「うん!」
勉は嬉しそうだった。
京が、二人を見て微笑んでいた。
「お前たち、本当に仲がいいな」
「だって、兄弟だもん」
都は京を見た。
「京には、兄弟いないの?」
「いや、いる」
京は答えた。
「妹が一人」
「え、そうなの?」
都は驚いた。
「ああ。今は海外に留学している」
「会いたいな」
都は素直に言った。
「いつか、紹介して」
「……本当に?」
京は少し驚いた表情を見せた。
「うん」
都は頷いた。
「京の家族のこと、知りたいから」
京の目が、優しく細められた。
「分かった。今度、帰国したら紹介する」
「約束だよ」
「ああ、約束だ」
二人は笑い合った。
食後、都は庭で勉と一緒に絵を描いた。
勉は自由に、色を塗っていく。
「お兄ちゃん、これ見て!」
「どれどれ」
都は勉の絵を見た。
そこには、家族の絵が描かれていた。
都と勉。
そして——
京も、描かれていた。
「これ……」
「僕たちの家族!」
勉は嬉しそうに言った。
「京さんも、家族だよね?」
「……うん」
都は勉を抱きしめた。
「そうだね。家族だね」
都の目に、涙が浮かんだ。
嬉しい涙。
こんな日が来るなんて、思ってもみなかった。
午後、京が仕事から戻ってきた。
都は玄関で出迎えた。
「おかえり」
「ただいま」
京は都にキスをした。
自然な動作。
「疲れた?」
「少しな」
「じゃあ、お茶入れるね」
都は台所に向かった。
京は、都の後ろ姿を見て微笑んだ。
こんな日常が、こんなに幸せだとは。
リビングで、都が入れたお茶を飲みながら、京は仕事の話をした。
「今日、取引先と交渉があってな」
「大変だった?」
「まあ、いつも通りだ」
京は都の隣に座った。
「でも、お前の顔を思い浮かべたら、頑張れた」
「……何それ」
都は顔を赤くした。
「恥ずかしいこと言わないでよ」
「本当のことだ」
京は都の手を取った。
「お前が待っていてくれる。それだけで、俺は頑張れる」
「……」
都は京に寄りかかった。
「俺も、京が帰ってくるの、待ってる」
「……そうか」
京は都を抱き寄せた。
「なら、これからも待っていてくれ」
「うん」
都は京の胸に顔を埋めた。
「ずっと、待ってる」
二人は、しばらくそのままでいた。
ただ、一緒にいる。
それだけで、幸せだった。
夕方、都は夕食の準備を手伝うようになっていた。
屋敷には専属の料理人がいたが、都は自分でも料理を作りたかった。
「佐野さん、お手伝いありがとうございます」
料理人が微笑んだ。
「いえ、こちらこそ教えてもらって」
都は野菜を切っていた。
「若頭、喜ばれるでしょうね」
「……そうかな」
「ええ。いつも、佐野さんのことを話されていますから」
料理人は優しく笑った。
「『都が、こんなことを言った』『都が、こんな顔をした』って」
「……」
都は顔が熱くなった。
「そんなに、話してるの……?」
「ええ。もう、惚気が止まらないんです」
料理人は楽しそうだった。
「でも、いいことですよ。若頭があんなに幸せそうなの、初めて見ました」
「……」
都は、胸が温かくなった。
京も、幸せなんだ。
俺と一緒にいて。
それが、都にとっても嬉しかった。
夕食は、都が作った料理も並んだ。
肉じゃが、味噌汁、サラダ。
簡単な料理だが、都が一生懸命作ったもの。
「いただきます」
みんなで手を合わせた。
京は、都の作った肉じゃがを口に運んだ。
「……」
京の表情が、柔らかくなった。
「美味い」
「本当?」
都は不安そうに尋ねた。
「ああ、本当だ」
京は都を見た。
その目は、愛情に満ちていた。
「お前の作った料理、最高だ」
「……よかった」
都は安堵した。
勉も、もぐもぐと食べている。
「お兄ちゃんの料理、美味しい!」
「ありがとう、勉」
都は微笑んだ。
こんな食卓。
家族で囲む食卓。
都が、ずっと夢見ていたもの。
それが、今ここにある。
食後、京と都は二人でソファに座っていた。
テレビを見ながら、ゆっくりと過ごす。
「なあ、都」
「ん?」
「お前、幸せか?」
京の質問に、都は京を見た。
「うん、幸せだよ」
都は微笑んだ。
「すごく」
「……そうか」
京は安堵した表情を見せた。
「よかった」
「京は?」
「ん?」
「幸せ?」
都の質問に、京は頷いた。
「ああ。人生で、一番幸せだ」
「……」
「お前がいてくれる。それだけで、俺は幸せだ」
京は都を抱き寄せた。
「ありがとう、都」
「……こちらこそ」
都は京の胸に顔を埋めた。
「京が、俺を愛してくれて、ありがとう」
二人は、静かに抱き合っていた。
テレビの音だけが、部屋に響いている。
平和な夜。
幸せな夜。
その夜、都は京の部屋で眠った。
もう、別々に寝ることはなくなっていた。
「おやすみ、京」
「おやすみ、都」
京は都を抱きしめた。
都は、安心して目を閉じた。
もう、悪夢を見ることもなくなった。
見るのは——
幸せな夢だけ。
京と一緒にいる夢。
勉と笑い合う夢。
みんなで幸せに暮らす夢。
都は、穏やかに眠りについた。
そして、京も。
二人の呼吸が、重なる。
心臓の鼓動が、同じリズムを刻む。
番として。
愛し合う者として。
二人は、完全に一つになっていた。
窓の外では、月が静かに輝いていた。
二人を見守るように。
これから先、どんなことがあっても——
二人なら、乗り越えられる。
そう、都は信じていた。
翌朝、都が目を覚ますと、京はもう起きていた。
でも、都の隣にいた。
都の寝顔を、見つめていた。
「……いつから起きてたの?」
都が尋ねた。
「少し前だ」
「なんで起こさなかったの?」
「お前の寝顔を見ていたかったんだ」
京は都の頬に触れた。
「可愛い寝顔だ」
「……恥ずかしい」
都は顔を隠そうとした。
京は都を抱き寄せた。
「愛している、都」
「……俺も、愛してる」
都は京の胸に顔を埋めた。
「ずっと、一緒だよ」
「ああ、ずっとだ」
二人は、抱き合ったまま、しばらくベッドにいた。
あなたにおすすめの小説
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった。しかしハルの血が特殊だと知ったダンピールはハルを連れ帰って?
いっそ美味しい『血』(治癒)と『体液』(バフ)と『癒し』を与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
ただのハイスペックなモブだと思ってた
はぴねこ
BL
神乃遥翔(じんの はると)は自分のことをモブだと思っていた。
少年漫画ではいつだって、平凡に見えて何か一つに秀でている人物が主人公だったから。
その点、遥翔は眉目秀麗文武両道、家も財閥の超お金持ち。
一通りのことがなんでも簡単にできる自分は夢中になれるものもなくて、きっと漫画のモブみたいに輝く主人公を引き立てるモブのように生きるのだと、そう遥翔は思っていた。
けれど、そんな遥翔に勉強を教わりに来ている葛城星 (かつらぎ ほし)は言った。
「BL漫画の中では、神乃くんみたいな人がいつだって主人公なんだよ?」
そう言って、星が貸してくれた一冊のBL漫画が遥翔の人生を一変させた。
自分にも輝ける人生を歩むことができるのかもしれないと希望を持った遥翔は、そのことを教えてくれた星に恋をする。
だけど、恋をした途端、星には思い人がいることに気づいてしまって……
眉目秀麗文武両道で完璧だけど漫画脳な遥翔が、お人好しで気弱な星の心に少しずつ少しずつ近づこうと頑張るお話です。
番に囲われ逃げられない
ネコフク
BL
高校の入学と同時に入寮した部屋へ一歩踏み出したら目の前に笑顔の綺麗な同室人がいてあれよあれよという間にベッドへ押し倒され即挿入!俺Ωなのに同室人で学校の理事長の息子である颯人と一緒にα寮で生活する事に。「ヒートが来たら噛むから」と宣言され有言実行され番に。そんなヤベェ奴に捕まったΩとヤベェαのちょっとしたお話。
結局現状を受け入れている受けとどこまでも囲い込もうとする攻めです。オメガバース。
束縛彼氏から逃げたのに、執着が想像以上に重すぎた
鱗。
BL
束縛の強い恋人、悠真から逃げた湊。
逃げた先で出会ったのは、優しく穏やかな占い師、榊啓司だった。
心身を癒やされ、穏やかな日常を取り戻したかに見えた——はずだった。
だが再び現れた悠真の執着は、かつてとは比べ物にならないほど歪んでいて。
そして気付く。
誰のものにもなれないはずの自分が。
『壊れていく人間』にしか愛を見出せないということに。
依存、執着、支配。
三人の関係は、やがて取り返しのつかない形へと崩れていく。
——これは、『最も壊れている人間』が愛を選び取る物語。
逃げた先にあったのは、『もっと歪んだ愛』だった。
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」