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父の愛
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カディールside
「……カディール。あの子を……ヴァレリウスを、よろしくお願いします……」
それが、最愛の妻が残した最期の言葉だった。
一族の誇りであり、私の魂の半分でもあった彼女は、新しい命と引き換えに、静かにこの世を去った。
産声が響く。私は震える手で、生まれたばかりの我が子を抱き上げようとした。
けれど、その瞬間に視界を覆ったのは、乳飲み子から放たれているとは思えないほど、どす黒く、濃厚な魔力の奔流だった。
「……闇属性、だと?」
立ち会っていた神官が、恐怖に顔を歪めて叫んだ。
「公爵様、離れてください! 危険です、その子は呪われている!」
「黙れ。この子は私の息子だ! 生まれて間もない我が子を抱くことさえ、許されないというのか!」
私は神官を突き飛ばそうとしたが、公爵家お抱えの老医師が必死に私を制止した。
「公爵様、落ち着いてください。今、あなたが近づくことはお坊ちゃまの命を奪うことになります。この子は、あまりにも魔力が多すぎる。我々のような魔力の強い成人が不用意に接触すれば、お坊ちゃまの未熟な魔力回路が共鳴し、魔力爆発を起こします」
「魔力爆発……。そんな、馬鹿なことが……」
「闇属性は、負の感情や周囲の魔力に過敏に反応するのです。この子が自らの魔力を制御できるようになるまで、強大な魔力を持つ者――すなわち公爵様ご自身が接触することは、この子の心臓に剣を突き立てるも同義なのです」
私は、差し出した手を空中で止めることしかできなかった。
愛しい妻が命を賭して守り抜いた宝物。その小さな頬を撫でることさえ、父親である私には許されない。
それが、私とヴァレリウスの間に引かれた、残酷な「境界線」だった。
---
私はヴァレリウスを守るために、彼を屋敷の地下へと隔離した。
壁には魔力を吸い取る魔石を敷き詰め、暴走を防ぐための結界を何重にも張った。身の回りの世話をするのは、魔力量の極端に少ない者、あるいは魔力を持たない平民の乳母に限った。
私は毎日、地下へと続く扉の前まで足を運んだ。
けれど、一度もその扉を開けることはできなかった。
「ヴァレリウスの様子はどうだ?」
「……本日もお話ししてはいただけませんでした。お食事も、半分ほど残されております」
乳母の報告を聞くたびに、胸が締め付けられる。
あの子は親の温もりを知らず、暗い地下で一人、自分の存在を呪いながら育っている。
私が行けば、あの子を殺してしまうかもしれない。
そんな恐怖が、私の足を縛り付けていた。私は公爵として国を統べる立場にありながら、一人の息子と向き合う勇気さえない臆病な父親だったのだ。
そんなある日、報告が入った。
「公爵様! ヴァレリウス様がお熱を! 意識が混濁しております!」
私は正気を失いそうになりながら、地下へと駆け下りた。
魔力爆発の初期症状には高熱が伴う。もし、このままあの子が死んでしまったら。
私は扉の前で、ガタガタと震えながら立ち尽くした。
「公爵様、お下がりください! 今、あなたが中に入れば、余波でお坊ちゃまの命が尽きます!」
医師に突き飛ばされ、私は冷たい廊下に崩れ落ちた。
部屋の中から聞こえる、幼い息子の苦しげな呼吸。
助けたい。抱きしめてやりたい。大丈夫だと言ってやりたい。
けれど、私の愛は、あの子にとっては猛毒でしかなかった。
数日後、熱が引いたという報告を聞いたとき、私は生まれて初めて神に感謝した。
「……公爵様。お坊ちゃま、元気になられました。それに、今日初めて私と、少しだけお話ししてくださいましたよ」
「そうか……そうか。よかった……」
安堵とともに、耐え難いほどの渇望が私を襲った。
あの子と話したい。あの子の成長を、この目で見たい。
そのためには、あの子に魔法を、自らの闇を御する術を教える必要があった。
しかし、この国において闇魔法は忌むべきもの。教えられる者など、どこにもいなかった。
闇属性の多くは、その境遇に絶望し、過激派組織「ラクヴェレ」へと身を落とす。あの子をあんな破滅的な連中に近づけるわけにはいかない。
私は、あの子を孤独から救うための「楔」として、親戚筋から一人の少年を養子に迎えることにした。
イル。太陽のような輝きを持つその子は、魔力がまだ未発達なため、ヴァレリウスの側にいても安全だった。
---
月日が流れ、ヴァレリウスは美しく、そしてどこか冷淡な少年に成長した。
医師の診断によれば、魔力は驚くほど安定しており、多少の接触であれば問題ないという。
ある日、イルが私の元を訪ねてきた。
「お父様! お兄様が、街へ出かけたいと仰っているんです!」
私は驚愕した。
今まで、自分の部屋から出ることさえ拒んでいたヴァレリウスが、外の世界に興味を示した。
それは喜ばしいことだった。あの子の心が、ようやく地下の闇から抜け出そうとしている。
「……許可しよう。ただし、くれぐれも気をつけるのだぞ」
私は精一杯、厳格な父親を演じてそう告げた。
本当は、一緒に歩きたかった。一緒に街の景色を見て、美味しいものを買い与えてやりたかった。
けれど、あの子の瞳には、私への不信感と拒絶が張り付いている。
私があの子を遠ざけてきた時間は、あまりにも長すぎたのだ。
「……これから、少しずつでいい。埋め合わせていこう」
私は、執務室の窓から出発する馬車を見送りながら、自分に言い聞かせた。
妻との約束。あの子を守り、幸せにすること。
ようやく、そのスタートラインに立てる気がしていた。
――しかし、その淡い希望は、一瞬にして地獄へと叩き落とされた。
「公爵様! 緊急事態です! ヴァレリウス様が……外出中のヴァレリウス様が、賊に襲われ、連れ去られました!」
報告に来た騎士の顔は青ざめ、声は震えていた。
「なっ……! 護衛はどうした! 10人もの精鋭をつけたはずだぞ!」
「全員、一瞬にして無力化されました。現場には不気味な魔力の残滓が……。恐らくは、ラクヴェレの仕業かと」
目の前が真っ暗になった。
ラクヴェレ。闇属性を「生贄」や「器」として弄ぶ、あの狂信者ども。
あの子が、あんな奴らの手に落ちた。
「……ヴァレリウス……っ!!」
私は拳を机に叩きつけた。
守りたかった。だから遠ざけた。
傷つけたくなかった。だから触れなかった。
その私の「正解」が、結果としてあの子を孤独にし、こんな最悪の事態を招いてしまった。
「すぐに捜索隊を編成しろ! 私も出る! 王国の騎士団にも要請を出せ、アスタロト家の全戦力を投入するんだ!」
私は壁にかけられた剣を掴み、部屋を飛び出した。
妻の声が、耳の奥で響いている。
『あの子を……よろしくお願いします』
「ヴァレリウス、待っていなさい。今度こそ……今度こそ、父親として、お前を助け出してみせる!」
後悔の雨が心に降りしきる中、私は漆黒の闇の中へと、愛する息子を求めて馬を走らせた。
今度は絶対に、その手を離さないと誓って。
「……カディール。あの子を……ヴァレリウスを、よろしくお願いします……」
それが、最愛の妻が残した最期の言葉だった。
一族の誇りであり、私の魂の半分でもあった彼女は、新しい命と引き換えに、静かにこの世を去った。
産声が響く。私は震える手で、生まれたばかりの我が子を抱き上げようとした。
けれど、その瞬間に視界を覆ったのは、乳飲み子から放たれているとは思えないほど、どす黒く、濃厚な魔力の奔流だった。
「……闇属性、だと?」
立ち会っていた神官が、恐怖に顔を歪めて叫んだ。
「公爵様、離れてください! 危険です、その子は呪われている!」
「黙れ。この子は私の息子だ! 生まれて間もない我が子を抱くことさえ、許されないというのか!」
私は神官を突き飛ばそうとしたが、公爵家お抱えの老医師が必死に私を制止した。
「公爵様、落ち着いてください。今、あなたが近づくことはお坊ちゃまの命を奪うことになります。この子は、あまりにも魔力が多すぎる。我々のような魔力の強い成人が不用意に接触すれば、お坊ちゃまの未熟な魔力回路が共鳴し、魔力爆発を起こします」
「魔力爆発……。そんな、馬鹿なことが……」
「闇属性は、負の感情や周囲の魔力に過敏に反応するのです。この子が自らの魔力を制御できるようになるまで、強大な魔力を持つ者――すなわち公爵様ご自身が接触することは、この子の心臓に剣を突き立てるも同義なのです」
私は、差し出した手を空中で止めることしかできなかった。
愛しい妻が命を賭して守り抜いた宝物。その小さな頬を撫でることさえ、父親である私には許されない。
それが、私とヴァレリウスの間に引かれた、残酷な「境界線」だった。
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私はヴァレリウスを守るために、彼を屋敷の地下へと隔離した。
壁には魔力を吸い取る魔石を敷き詰め、暴走を防ぐための結界を何重にも張った。身の回りの世話をするのは、魔力量の極端に少ない者、あるいは魔力を持たない平民の乳母に限った。
私は毎日、地下へと続く扉の前まで足を運んだ。
けれど、一度もその扉を開けることはできなかった。
「ヴァレリウスの様子はどうだ?」
「……本日もお話ししてはいただけませんでした。お食事も、半分ほど残されております」
乳母の報告を聞くたびに、胸が締め付けられる。
あの子は親の温もりを知らず、暗い地下で一人、自分の存在を呪いながら育っている。
私が行けば、あの子を殺してしまうかもしれない。
そんな恐怖が、私の足を縛り付けていた。私は公爵として国を統べる立場にありながら、一人の息子と向き合う勇気さえない臆病な父親だったのだ。
そんなある日、報告が入った。
「公爵様! ヴァレリウス様がお熱を! 意識が混濁しております!」
私は正気を失いそうになりながら、地下へと駆け下りた。
魔力爆発の初期症状には高熱が伴う。もし、このままあの子が死んでしまったら。
私は扉の前で、ガタガタと震えながら立ち尽くした。
「公爵様、お下がりください! 今、あなたが中に入れば、余波でお坊ちゃまの命が尽きます!」
医師に突き飛ばされ、私は冷たい廊下に崩れ落ちた。
部屋の中から聞こえる、幼い息子の苦しげな呼吸。
助けたい。抱きしめてやりたい。大丈夫だと言ってやりたい。
けれど、私の愛は、あの子にとっては猛毒でしかなかった。
数日後、熱が引いたという報告を聞いたとき、私は生まれて初めて神に感謝した。
「……公爵様。お坊ちゃま、元気になられました。それに、今日初めて私と、少しだけお話ししてくださいましたよ」
「そうか……そうか。よかった……」
安堵とともに、耐え難いほどの渇望が私を襲った。
あの子と話したい。あの子の成長を、この目で見たい。
そのためには、あの子に魔法を、自らの闇を御する術を教える必要があった。
しかし、この国において闇魔法は忌むべきもの。教えられる者など、どこにもいなかった。
闇属性の多くは、その境遇に絶望し、過激派組織「ラクヴェレ」へと身を落とす。あの子をあんな破滅的な連中に近づけるわけにはいかない。
私は、あの子を孤独から救うための「楔」として、親戚筋から一人の少年を養子に迎えることにした。
イル。太陽のような輝きを持つその子は、魔力がまだ未発達なため、ヴァレリウスの側にいても安全だった。
---
月日が流れ、ヴァレリウスは美しく、そしてどこか冷淡な少年に成長した。
医師の診断によれば、魔力は驚くほど安定しており、多少の接触であれば問題ないという。
ある日、イルが私の元を訪ねてきた。
「お父様! お兄様が、街へ出かけたいと仰っているんです!」
私は驚愕した。
今まで、自分の部屋から出ることさえ拒んでいたヴァレリウスが、外の世界に興味を示した。
それは喜ばしいことだった。あの子の心が、ようやく地下の闇から抜け出そうとしている。
「……許可しよう。ただし、くれぐれも気をつけるのだぞ」
私は精一杯、厳格な父親を演じてそう告げた。
本当は、一緒に歩きたかった。一緒に街の景色を見て、美味しいものを買い与えてやりたかった。
けれど、あの子の瞳には、私への不信感と拒絶が張り付いている。
私があの子を遠ざけてきた時間は、あまりにも長すぎたのだ。
「……これから、少しずつでいい。埋め合わせていこう」
私は、執務室の窓から出発する馬車を見送りながら、自分に言い聞かせた。
妻との約束。あの子を守り、幸せにすること。
ようやく、そのスタートラインに立てる気がしていた。
――しかし、その淡い希望は、一瞬にして地獄へと叩き落とされた。
「公爵様! 緊急事態です! ヴァレリウス様が……外出中のヴァレリウス様が、賊に襲われ、連れ去られました!」
報告に来た騎士の顔は青ざめ、声は震えていた。
「なっ……! 護衛はどうした! 10人もの精鋭をつけたはずだぞ!」
「全員、一瞬にして無力化されました。現場には不気味な魔力の残滓が……。恐らくは、ラクヴェレの仕業かと」
目の前が真っ暗になった。
ラクヴェレ。闇属性を「生贄」や「器」として弄ぶ、あの狂信者ども。
あの子が、あんな奴らの手に落ちた。
「……ヴァレリウス……っ!!」
私は拳を机に叩きつけた。
守りたかった。だから遠ざけた。
傷つけたくなかった。だから触れなかった。
その私の「正解」が、結果としてあの子を孤独にし、こんな最悪の事態を招いてしまった。
「すぐに捜索隊を編成しろ! 私も出る! 王国の騎士団にも要請を出せ、アスタロト家の全戦力を投入するんだ!」
私は壁にかけられた剣を掴み、部屋を飛び出した。
妻の声が、耳の奥で響いている。
『あの子を……よろしくお願いします』
「ヴァレリウス、待っていなさい。今度こそ……今度こそ、父親として、お前を助け出してみせる!」
後悔の雨が心に降りしきる中、私は漆黒の闇の中へと、愛する息子を求めて馬を走らせた。
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