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第10話
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レインはベネサを追い詰めようとしていたけど、気になることもあって私は尋ねる。
「魅了魔法の存在を操られていた人達が知ることができても、ベネサはとぼけそうね」
かなり苦しい状況だと思うけど、罰を与えることができるのかが不安だ。
ベネサは罰を受けるべきだと考えていて、レインも同じ考えのようだ。
「ベネサは否定する以外に方法はないはずだが、その時に備えて俺は言い逃れのできない証拠を俺は用意していた」
魅了魔法を使ったことによって、生じた不自然な出来事をレインは証拠として記録したようだ。
それを国王が知るようレインは根回ししたみたいで、現時点で国王はベネサを怪しんでいるらしい。
「国王が怪しんでも、断定できないからあまり調べていないはずだが……魅了魔法が封じられた瞬間に、証人が現れる」
そして陛下は、証拠を先に陰で動いたレインによって手に入れている。
ベネサが否定したとしても、その間に魅了魔法をかけた人が多ければ言い逃れができなくなるはず。
「そうなれば、ベネサは終わりね」
「魅了魔法が使えないベネサは何もできない。リーゼはもう、何も気にしなくて大丈夫だ」
レインが私を気遣ってくれて、お互い微笑む。
これならベネサは間違いなく終わりで、私は安堵することができていた。
「魅了魔法の存在を操られていた人達が知ることができても、ベネサはとぼけそうね」
かなり苦しい状況だと思うけど、罰を与えることができるのかが不安だ。
ベネサは罰を受けるべきだと考えていて、レインも同じ考えのようだ。
「ベネサは否定する以外に方法はないはずだが、その時に備えて俺は言い逃れのできない証拠を俺は用意していた」
魅了魔法を使ったことによって、生じた不自然な出来事をレインは証拠として記録したようだ。
それを国王が知るようレインは根回ししたみたいで、現時点で国王はベネサを怪しんでいるらしい。
「国王が怪しんでも、断定できないからあまり調べていないはずだが……魅了魔法が封じられた瞬間に、証人が現れる」
そして陛下は、証拠を先に陰で動いたレインによって手に入れている。
ベネサが否定したとしても、その間に魅了魔法をかけた人が多ければ言い逃れができなくなるはず。
「そうなれば、ベネサは終わりね」
「魅了魔法が使えないベネサは何もできない。リーゼはもう、何も気にしなくて大丈夫だ」
レインが私を気遣ってくれて、お互い微笑む。
これならベネサは間違いなく終わりで、私は安堵することができていた。
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