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第68話
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魔物の大襲撃が終わり、私達は宿で休むことにしていた。
翌日――冒険者ギルドまで戻り、私達は大襲撃の被害を受付の人から聞く。
冒険者側は負傷者は何人も出ているけど、私の回復魔法で治しているから被害はなかったようだ。
「冒険者ギルドとしては、最高の結果でした」
「そうですね……主に被害が出たのは、サイール国の兵士達ですか」
アインが尋ねて、受付の人が頷く。
「はい。兵士達の暴言は録音して国王に報告しています……大襲撃が発生したことは周辺の国も知るはずなので、サイール国の防衛力の低さも知られてしまうでしょう」
昔、幾つもの国が滅んだ程の災害で、それが近くで起きたのなら調査するはずだ。
冒険者側は被害が一切なくて、サイール国の兵士は冒険者を見下した結果壊滅している。
その事実が周辺の国に知られると、評判が落ちるのは間違いない。
そして私は――聖女ローナと、その婚約者ジェイクの話を聞く。
どうやらジェイク達は行方不明になったようだけど、自業自得だと思うしかなかった。
翌日――冒険者ギルドまで戻り、私達は大襲撃の被害を受付の人から聞く。
冒険者側は負傷者は何人も出ているけど、私の回復魔法で治しているから被害はなかったようだ。
「冒険者ギルドとしては、最高の結果でした」
「そうですね……主に被害が出たのは、サイール国の兵士達ですか」
アインが尋ねて、受付の人が頷く。
「はい。兵士達の暴言は録音して国王に報告しています……大襲撃が発生したことは周辺の国も知るはずなので、サイール国の防衛力の低さも知られてしまうでしょう」
昔、幾つもの国が滅んだ程の災害で、それが近くで起きたのなら調査するはずだ。
冒険者側は被害が一切なくて、サイール国の兵士は冒険者を見下した結果壊滅している。
その事実が周辺の国に知られると、評判が落ちるのは間違いない。
そして私は――聖女ローナと、その婚約者ジェイクの話を聞く。
どうやらジェイク達は行方不明になったようだけど、自業自得だと思うしかなかった。
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