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第158話
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ニコラスから全てを聞いて――私は、本心を話そうとしている。
「僕に話したいことですか?」
「はい。全てが終わって――これで私は、何も気にすることなくニコラス様と一緒にいられます」
平民ミレサの方が好きと言われた私は、ラドンを愛することをやめた。
そして――私の元に来てくれて、助けてくれたニコラスのことが好きになっている。
「……それは、これからも僕と会ってくれるということですか?」
顔を少し赤くして話すニコラスに、私は笑顔で返答する。
「当然です。ニコラス様が会ってくださるのなら、ですけど」
「僕の方こそ当然です。ルーナ様――これからも、よろしくお願いいたします!」
ラドンとミレサが消えたことで、私はニコラスを異性として更に意識するようになっていた。
その後は屋敷の外でもニコラスと会えるようになって、ニコラスは過保護な気がしてしまう。
そんなニコラスと一緒にいられる日々が、幸せだと実感する。
今の私は――ニコラスを愛していた。
「僕に話したいことですか?」
「はい。全てが終わって――これで私は、何も気にすることなくニコラス様と一緒にいられます」
平民ミレサの方が好きと言われた私は、ラドンを愛することをやめた。
そして――私の元に来てくれて、助けてくれたニコラスのことが好きになっている。
「……それは、これからも僕と会ってくれるということですか?」
顔を少し赤くして話すニコラスに、私は笑顔で返答する。
「当然です。ニコラス様が会ってくださるのなら、ですけど」
「僕の方こそ当然です。ルーナ様――これからも、よろしくお願いいたします!」
ラドンとミレサが消えたことで、私はニコラスを異性として更に意識するようになっていた。
その後は屋敷の外でもニコラスと会えるようになって、ニコラスは過保護な気がしてしまう。
そんなニコラスと一緒にいられる日々が、幸せだと実感する。
今の私は――ニコラスを愛していた。
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