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第19話
翌日になり、私は治療院で働いている。
マウロ王子は別室で執務をしながら、私の近くにいてくれた。
ニールド国は平和だから、負傷者の数も減っているらしい。
昼になる前に全員を治すことができて、院長が私の元に来て話す。
「ミレナが優秀だから、今日も魔力切れがなく全員を治すことができた」
「そうですね。治療院の数は少ないですし、治せない人が出ないのはいいことです」
いつも通りの日常で、この国に来てよかったと思っているけど……今後ランアス国の使者が来るかもしれない。
それを警戒していたら、院長も先月の出来事を思い出していたようだ。
「……先月はこのタイミングで、ランアス国の使者が来ていたな」
「はい。これからランアス国の使者が、再び来るかもしれません」
「どれだけ好条件を出しても行かないと言ったのに、来るだろうか?」
来ても拒まれるだけだろうと、院長は考えている。
それでも行動を起こしそうで、私は推測を話すことにした。
「キサラが起こした問題で追い詰められてますからね……どんな手段を使っても、私をランアス国に連行しようとするはずです」
そう話していた時に、治療院の扉が開く。
負傷していない人達が現れたけど、その人物に驚くこととなる。
私は仮面を着けているから、驚いているとは知られていない。
驚いた理由は――治療院へ兵士長と一緒に、ルドノス王子が来たからだ。
マウロ王子は別室で執務をしながら、私の近くにいてくれた。
ニールド国は平和だから、負傷者の数も減っているらしい。
昼になる前に全員を治すことができて、院長が私の元に来て話す。
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「そうですね。治療院の数は少ないですし、治せない人が出ないのはいいことです」
いつも通りの日常で、この国に来てよかったと思っているけど……今後ランアス国の使者が来るかもしれない。
それを警戒していたら、院長も先月の出来事を思い出していたようだ。
「……先月はこのタイミングで、ランアス国の使者が来ていたな」
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