婚約者に突き飛ばされて前世を思い出しました

天宮有

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第40話

 呪いをかけらたくない国王は、真相を公表している。
 それを確認することができたから、私はルドノスと宰相の呪いを解くことにした。

 ルドノス達も再び呪いをかけられたくないから、全てを白状して公表している。

 ミレナを崖から突き飛ばし、キサラを婚約者にして聖女の生まれ変わりと公表した。
 今までミレナに支えられていたキサラは、ミレナがいなくなり結果が出せなくなってしまう。
 そして崖から突き飛ばされたミレナはニールド国へ向かい、人々を救い仮面の聖女と呼ばれるようになっていた。

 今のミレナはランアス国に戻るつもりはなくて、ニールド国で出会ったマウロ王子と婚約している。
 真相が公表されるとランアス国の民はルドノス達を糾弾し、暴動が起きているようだ。

 真実が公表されたから、私は仮面を着けずミレナとしてニールド国の治療院で働いている。
 マウロ王子と婚約することもできて、城の部屋で私はマウロと話していた。

「本当は聖女の生まれ変わりなのに、公表しなくていいのか?」
 
「いいんです。昔は実績により聖女と呼ばれるようになったので、同じことをすれば私は聖女として認められますからね」

「そうか。ミレナがいいのなら、私は婚約者として傍にいよう」

 公表しなくても、国のために聖なる魔法を使い続ければ聖女になれる。

 今が幸せで、私は聖なる魔法をマウロと一緒に使っていく。
 私は聖女の生まれ変わりではなく、マウロの婚約者ミレナとして生きていこう。

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