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21歳の底無し沼
ご機嫌を取る私
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羽衣ちゃんの機嫌がなかなか治らなかったので、
「今の時間はランチタイムのメニューだって!これとか美味しそうじゃない?後1時間半後にはafternoon teaの時間でパンケーキ食べれるらしいから、とりあえずここの美味しそうなランチ食べてまた後で来ようよ!」
とにこやかに私は提案すると、羽衣ちゃんの機嫌はみるみる良くなり、
「そうだね!じゃあ、これとこれ美味しそうじゃない?これとこれ頼んでシェアしようよ!」
と私が食べるメニューが勝手に決められてしまった。そこに対しても、
勝手に決めないで!!
と言う思いがあったが、そこで機嫌が悪くなられたらめんどくさいと思い、
「いいね!そうしよー!」
と言いそのメニューを注文した。その後料理が運ばれてきたが、羽衣ちゃんはスマートフォンを取り出し写真撮影を始めた。そして、
「ねぇ。未来ちゃん!このお肉に私が今からソースをかけるから、それを動画に撮って欲しい!」
と謎のお願いをされた。断りきれずに、
「いいよ!」
と笑顔で言って、羽衣ちゃんのスマートフォンを受け取り、動画を撮った。
私は料理の写真って2、3枚とかで充分ではないかと思っている。あんまり写真に時間をかけていたら料理が冷めてしまい、それは、作ってくれた料理人の方や料理に対して失礼ではないか。と思っている。だが、それは言い出せない。そんな人間だ。私は。
「今の時間はランチタイムのメニューだって!これとか美味しそうじゃない?後1時間半後にはafternoon teaの時間でパンケーキ食べれるらしいから、とりあえずここの美味しそうなランチ食べてまた後で来ようよ!」
とにこやかに私は提案すると、羽衣ちゃんの機嫌はみるみる良くなり、
「そうだね!じゃあ、これとこれ美味しそうじゃない?これとこれ頼んでシェアしようよ!」
と私が食べるメニューが勝手に決められてしまった。そこに対しても、
勝手に決めないで!!
と言う思いがあったが、そこで機嫌が悪くなられたらめんどくさいと思い、
「いいね!そうしよー!」
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「いいよ!」
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