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変化する私
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「例えば、土地を持っていて、駐車場として人に貸してたら、それだけで利益って出るよねっ?その土地が大きければ大きいほどたくさんの車を停めておくことができるからそれだけお金も貯まる。そんなビジネスを私と雅人はしてるんだー!」
と話を軌道に整えた麻衣美さんは、元のにこやかな顔に戻って私に営業してきた。
だから、この手の話聞き飽きてるよ!
と思いながら、
「それってパブロとブルーノ的な話ですよね?」
と私が言うと麻衣美さんも阿部雅人も、キョトンとした顔をしていた。
私に営業させろよ!私の方がうまく誘導できんぞ!麻衣美さんのポジションにつけてもらえれば、私のが格段に成約率高くなる自信があるぞ!
と2人の表情を見て思った。
パブロとブルーノは、以前私がトッピーに誘われて、参加したzoonで、春菜さんから、
「せっかくだしwaswayの仕組みが分かる動画見てもらおうかなー!」
と言って見せられたことがある為私は知っていた。どうせ、仕組みは一緒なのだから、回りくどく言わずに動画でいいじゃない!と思っていた。
「パブロ…?ブルーノ?」
と困惑したような麻衣美さんに、
「すみません、、、。なんでもないです。」
と言い、話を打ち消した。麻衣美さんは勧誘下手かよ!と心で思いながら笑顔で自分の発言を無かったものにした。
⚠︎この小説を読んでくださってるみなさんもパブロとブルーノという動画を見せてくる知り合いにはご注意を⚠︎
「ううん。全然大丈夫…。それで、話に戻るけど、土地を買うには、お金がたくさん必要です。未来ちゃんは好きな食べ物はなに?」
と麻衣美さんに聞かれて、
「うどんです。」
と答えた。すると、
「じゃあ、うどん屋さんがあって、未来ちゃんが食べに行って、ここのうどん屋さん美味しいですよ!ってネットに書き込んだり、友達に伝えると美味しいんだ!って噂が広がってお店の人としては未来ちゃんありがとうってなるわけでしょ?その口コミをビジネスにしてるんだ。化粧品を勧めるんだけど、本当にいい成分しか使ってないし、未来ちゃんが使っても本当に悩んでるニキビとかめっちゃ効くよ!私もニキビ肌で若い時悩んでたけど、この化粧品を使って、肌トラブルは解消されたからおすすめだよ!」
だから、私の肌のことはほっといてくれよ!失礼じゃないか!人の肌を見て勝手にニキビで悩んでるって決めつけるなんて。だから、勧誘の人は嫌いなんだよ!
と思っていた。
「でも、これを周りの友達に勧めてあげたら、友達もありがとう!ってなるし、化粧品作ってるところもありがとうってなるんだよ!こんなに感謝されるビジネスってなかなかないよ!」
と麻衣美さんは続けた。
友達に勧めたらありがとうって感謝されるのではなくて、縁切られるわ!
と私はツッコミを入れながら、
「そうなんですねー!そのビジネスすごーい!」
と笑顔で相槌を打った。
と話を軌道に整えた麻衣美さんは、元のにこやかな顔に戻って私に営業してきた。
だから、この手の話聞き飽きてるよ!
と思いながら、
「それってパブロとブルーノ的な話ですよね?」
と私が言うと麻衣美さんも阿部雅人も、キョトンとした顔をしていた。
私に営業させろよ!私の方がうまく誘導できんぞ!麻衣美さんのポジションにつけてもらえれば、私のが格段に成約率高くなる自信があるぞ!
と2人の表情を見て思った。
パブロとブルーノは、以前私がトッピーに誘われて、参加したzoonで、春菜さんから、
「せっかくだしwaswayの仕組みが分かる動画見てもらおうかなー!」
と言って見せられたことがある為私は知っていた。どうせ、仕組みは一緒なのだから、回りくどく言わずに動画でいいじゃない!と思っていた。
「パブロ…?ブルーノ?」
と困惑したような麻衣美さんに、
「すみません、、、。なんでもないです。」
と言い、話を打ち消した。麻衣美さんは勧誘下手かよ!と心で思いながら笑顔で自分の発言を無かったものにした。
⚠︎この小説を読んでくださってるみなさんもパブロとブルーノという動画を見せてくる知り合いにはご注意を⚠︎
「ううん。全然大丈夫…。それで、話に戻るけど、土地を買うには、お金がたくさん必要です。未来ちゃんは好きな食べ物はなに?」
と麻衣美さんに聞かれて、
「うどんです。」
と答えた。すると、
「じゃあ、うどん屋さんがあって、未来ちゃんが食べに行って、ここのうどん屋さん美味しいですよ!ってネットに書き込んだり、友達に伝えると美味しいんだ!って噂が広がってお店の人としては未来ちゃんありがとうってなるわけでしょ?その口コミをビジネスにしてるんだ。化粧品を勧めるんだけど、本当にいい成分しか使ってないし、未来ちゃんが使っても本当に悩んでるニキビとかめっちゃ効くよ!私もニキビ肌で若い時悩んでたけど、この化粧品を使って、肌トラブルは解消されたからおすすめだよ!」
だから、私の肌のことはほっといてくれよ!失礼じゃないか!人の肌を見て勝手にニキビで悩んでるって決めつけるなんて。だから、勧誘の人は嫌いなんだよ!
と思っていた。
「でも、これを周りの友達に勧めてあげたら、友達もありがとう!ってなるし、化粧品作ってるところもありがとうってなるんだよ!こんなに感謝されるビジネスってなかなかないよ!」
と麻衣美さんは続けた。
友達に勧めたらありがとうって感謝されるのではなくて、縁切られるわ!
と私はツッコミを入れながら、
「そうなんですねー!そのビジネスすごーい!」
と笑顔で相槌を打った。
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