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瑠奈ちゃんとの関係
グループの場合
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瑠奈ちゃんと2人で遊ばない時は、どんな風だったかというと、私は主にいじられキャラである。話のネタにされ続けていた。
「未来ちゃんってこの間〇〇だったんだってー!」
とまぁ、友達らのよくネタにされたものだった。
ただ、友達が揃うまでの時間は少し苦痛だった。普段瑠奈ちゃんは、時間にルーズな方で、遅刻の常習犯だと私は思っている。1時間待たされる事なんて、日常茶飯であった。遅刻してくる割には彼女の爪の爪は、毎回カラフルにマニキュアが塗られていた。
その爪塗ってる時間があったら、もっちょっと早く来れるんじゃないの?
と毎回思っていたが、口には出した事はなかった。しかし、彼女は別の友達の遅刻には、厳しかった。
なぜだかは、忘れてしまったが、別のクラスの里紗ちゃんと3人で、遊ぶ流れになった。しかし、私は里紗ちゃんとは顔見知り程度だった。里紗ちゃんとは、顔と名前が一致しているというぐらいだった。里紗ちゃんからして私もそうであったに違いない。
約束を瑠奈ちゃんと里紗ちゃんとの間で、決められていて、私は後から、瑠奈ちゃんから聞いて、集合時間にその場所に行くと、誰もいなかった。
あれ?…私ハメられた?
と、当時の私は途方に暮れた。30分後瑠奈ちゃんは何食わぬ顔して、
「おはよー!あれ?里紗ちゃんまだ来てないの?」
と、怒った顔して言うのを見て、
瑠奈ちゃんだって遅刻してんじゃん!
と心の中で叫び狂った。
「まだ来てないみたい。」
と私は笑顔を作り、瑠奈ちゃんにそう言った。
だが、1時間待っても里紗ちゃんは来なかった。
「里紗ちゃん遅くない?一回家行ってみようよ!」
と言われて、私はそんな顔と名前が一致してるだけの子の家を訪問することに抵抗を覚えた。
「え…家知ってるの?」
と私がせめてもの抵抗で尋ねると、
「里紗ちゃんに、プロフィール帳書いてもらってるから、家の大体の位置は分かる!だって!このまま待ってても時間の無駄じゃん!」
と私の背中を痛いぐらいバシバシ叩いて、アンタがそれを言うか?という言葉を私に浴びせた。
結局里紗ちゃんの家の周辺に行ったが、里紗ちゃんを見つける事はできずに、結局元の集合場所に戻ってくると、
「2人とも遅ーい!遅刻ダゾ☆」
とぶりっ子で言われて、遅刻したのはアンタたちだろう?なにぶりっこしてんの?
と私はその日一日怒るであろう心を落ちつかせる事で精一杯だった。
「遅くなってゴメンね!」
と私はその場を取り繕ったが、瑠奈ちゃんは、気持ちが収まらないようで、遅れても謝罪の言葉一つない里紗ちゃんにツーンと冷たい態度をしていて、私は肝を冷やした。
「未来ちゃんってこの間〇〇だったんだってー!」
とまぁ、友達らのよくネタにされたものだった。
ただ、友達が揃うまでの時間は少し苦痛だった。普段瑠奈ちゃんは、時間にルーズな方で、遅刻の常習犯だと私は思っている。1時間待たされる事なんて、日常茶飯であった。遅刻してくる割には彼女の爪の爪は、毎回カラフルにマニキュアが塗られていた。
その爪塗ってる時間があったら、もっちょっと早く来れるんじゃないの?
と毎回思っていたが、口には出した事はなかった。しかし、彼女は別の友達の遅刻には、厳しかった。
なぜだかは、忘れてしまったが、別のクラスの里紗ちゃんと3人で、遊ぶ流れになった。しかし、私は里紗ちゃんとは顔見知り程度だった。里紗ちゃんとは、顔と名前が一致しているというぐらいだった。里紗ちゃんからして私もそうであったに違いない。
約束を瑠奈ちゃんと里紗ちゃんとの間で、決められていて、私は後から、瑠奈ちゃんから聞いて、集合時間にその場所に行くと、誰もいなかった。
あれ?…私ハメられた?
と、当時の私は途方に暮れた。30分後瑠奈ちゃんは何食わぬ顔して、
「おはよー!あれ?里紗ちゃんまだ来てないの?」
と、怒った顔して言うのを見て、
瑠奈ちゃんだって遅刻してんじゃん!
と心の中で叫び狂った。
「まだ来てないみたい。」
と私は笑顔を作り、瑠奈ちゃんにそう言った。
だが、1時間待っても里紗ちゃんは来なかった。
「里紗ちゃん遅くない?一回家行ってみようよ!」
と言われて、私はそんな顔と名前が一致してるだけの子の家を訪問することに抵抗を覚えた。
「え…家知ってるの?」
と私がせめてもの抵抗で尋ねると、
「里紗ちゃんに、プロフィール帳書いてもらってるから、家の大体の位置は分かる!だって!このまま待ってても時間の無駄じゃん!」
と私の背中を痛いぐらいバシバシ叩いて、アンタがそれを言うか?という言葉を私に浴びせた。
結局里紗ちゃんの家の周辺に行ったが、里紗ちゃんを見つける事はできずに、結局元の集合場所に戻ってくると、
「2人とも遅ーい!遅刻ダゾ☆」
とぶりっ子で言われて、遅刻したのはアンタたちだろう?なにぶりっこしてんの?
と私はその日一日怒るであろう心を落ちつかせる事で精一杯だった。
「遅くなってゴメンね!」
と私はその場を取り繕ったが、瑠奈ちゃんは、気持ちが収まらないようで、遅れても謝罪の言葉一つない里紗ちゃんにツーンと冷たい態度をしていて、私は肝を冷やした。
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