大人になっても断れない私

七瀬蓮

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瑠奈ちゃんとの関係

アイドルショップ

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その日はアイドルの写真やグッズが売られている店に行って、2人は違うアイドルではあるが、同じ所属事務所のアイドルが好きであった為、私は、また2時間、熱狂的なファンの邪魔にならないよう、写真に映る動物を眺めて時間を潰した。



そもそも今日なぜ私がここにいるんだろう?アイドルオタクを悪く言うつもりはサラサラない。むしろ好きな事があっていいと思う。だけど、失礼ながらも興味のない私を連れてきて、2人はどうしたいの?


と私は2人に対する不信感が芽生えていた。


その後写真を吟味して購入を済ませた2人は、


「ここのお店最近できたばっかりだから、先着のこの紙袋に入れてもらえて良かったー!この紙袋可愛くない?」


「マジでそれは思う!カッコいい〇〇君の写真をこんな可愛い紙袋に入れてもらえてラッキーだよね!」


と上機嫌で話す2人に、



「確かに紙袋かわいいね。」



としか言えない私がいた。





この場に私要らなくない?




と心の中で答えのない自問自答が繰り広げられていた。



その後5区で、近くのゲームセンターに入り、プリクラを撮った。


今回は3人。プリクラの機械は全て400円。当時中学生だった私たちは、誰が100円多く払うかという議論が巻き起こった。


「えー☆私、さっきのアイドルの写真買い込み過ぎて、お金な~い☆」


と謎の理論を里紗ちゃんは言い出した。



私に100円多く払えって言ってる…?


と、あからさまに写真を買ってないからお金あるでしょ?


と、遠回しに言われた気がした。しかし、そもそも私は今回連れ回されてるだけなのである。私から、アイドルショップもゲームセンターも提案していない。ただ、連れ回されているだけなのである。


「あ、私ちょうど200円あるから払うね?」


と、瑠奈ちゃんが言ってくれたので、私は、瑠奈ちゃんにお礼を言ってプリクラの撮影をした。


しかし、何故か、里紗ちゃんが真ん中を陣取った。



え…?私、里紗ちゃんの横に映るの?



と内心私は戸惑っていたが、お金を入れたプリクラの機械は待ってはくれない。


戸惑ってしまった私は2人とは少し離れたところで見切れる寸前で写ってしまった。



フラッシュで撮影していく中で、



あぁ。このメンバーで、プリクラを撮ることはもうないよな…。



と心の中で思っていた。プリクラを取り終わり、ハサミで切り分けて、それぞれが受け取った後、6区に移動して、服屋や、雑貨屋が入っている商業ビルのウィンドーショッピングをしていたが、ここを寄ったことで後で問題が発生する事をこの時の私は知らなかった。
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