大人になっても断れない私

羽衣ちゃんとの決別

再会の前

「じゃあ、そろそろ向かおっか。羽衣ちゃん遅れてくるみたいだけど。あの子より後に行くとかなんか癪じゃん？」



と希ちゃんに言われて、私は希ちゃんと駅まで向かった。


「相方さんと希ちゃんのせっかくお休みがあったのに、こんな訳のわからない私といて大丈夫？」



と私は不安になって聞いた。



「あー。全然大丈夫だよ？それより、私は未来ちゃん先月会った時彼とお泊まり行くって言って乗り気じゃなかったから、そんな時に誘って大丈夫だったかな？って思ってた。」



と言われて、



「あー。まぁ、泊まりで旅行行ったんだけど、彼とそう言う雰囲気になって、、、結局未遂で終わったんだけど、自分の中で知らないうちにストレスになっちゃってたっぽくて女の子の日が三ヶ月きてなくて焦ってたんだ。まぁ、今朝来たから一安心だよー。希ちゃんと会えるってなって普段の警戒心が全部抜けたのかも！」



と笑顔で話した。だが、私は三ヶ月間1人で悩み続けていた。病院に行く勇気が出なかった。



希ちゃんと、羽衣ちゃんとの待ち合わせ場所に着いた。しかし、



「ごめん。電車が事故で止まってて！後１時間ぐらいは動かなさそう😭」



というRINEが希ちゃん個人に送られてきて、



それを私もみて、2人で、



「事故で遅れるのは、羽衣ちゃんが悪いわけではないけど、ないわー。今日はある今最後のチャンスと思って会うつもりできたけど、会う前から疲れちゃったね！スタべでも行こっか！」


と言い2人で近くにあるスタべに行き、


「私抹茶ラテに最近ハマってて！」


と希ちゃんが教えてくれたので、私も同じものを頼んだ。