27 / 62
その日の夜
しおりを挟む
その日はお母さんが声をかけてくれたが、聞こうとせず帰ってすぐ部屋にこもってベッドにうずくまって静かに泣いた。
「ねぇ、、、会社が辛いなら他を探すのも一つの手よ?そんなに深刻に考えないで。」
と母に扉の向こうから心配をかけていたが、
「ううん。大丈夫。仕事楽しいよ、」
と泣きながらでしか言えなかったので、
「何が辛いか私には分からないけど話ならいつでも聞くからね。」
と優しく見守ってくれていた。
その優しさが痛かった。
しばらくして、優しさの痛みに耐えきれず元気なふりをして一人暮らしを始めた。
これでいつでも泣ける……。仕事は辞めたくない。けど、研のこと忘れられない。衣食住を保つために、仕事に最低限集中できる。そうかんじていた。
「ねぇ、、、会社が辛いなら他を探すのも一つの手よ?そんなに深刻に考えないで。」
と母に扉の向こうから心配をかけていたが、
「ううん。大丈夫。仕事楽しいよ、」
と泣きながらでしか言えなかったので、
「何が辛いか私には分からないけど話ならいつでも聞くからね。」
と優しく見守ってくれていた。
その優しさが痛かった。
しばらくして、優しさの痛みに耐えきれず元気なふりをして一人暮らしを始めた。
これでいつでも泣ける……。仕事は辞めたくない。けど、研のこと忘れられない。衣食住を保つために、仕事に最低限集中できる。そうかんじていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
美人な姉と『じゃない方』の私
LIN
恋愛
私には美人な姉がいる。優しくて自慢の姉だ。
そんな姉の事は大好きなのに、偶に嫌になってしまう時がある。
みんな姉を好きになる…
どうして私は『じゃない方』って呼ばれるの…?
私なんか、姉には遠く及ばない…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる