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帰路
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時計を見た祖父は
「柊子ちゃん。理亜も留衣も、…雅道くんも元気そうでよかった。そろそろみんな帰らんとあかんじゃろう。長いこと引き止めて申し訳なかった。また来てくれたら、わしも婆さんもめちゃくちゃ嬉しい。
渚ちゃん。またこの家にも遊びに来るのは来にくいとは思うが、留衣のお友だちなんだから遠慮せずうちにも寄ってくれたらわしらも嬉しいから。留衣の事よろしくお願いします。」
と言い祖父と祖母の家を出る時間になったことに気がついた。
長いこと時間が経ってたことに誰も気がつかないくらい優しい穏やかな空間だった。
「父さん、母さん。また来ます。」
と柊子は言い、明るく帰路についた。
「3人とも駅まで行くのなら送ってく。」
と言われて、父が運転してきた車のセカンドシートに3人は乗り込み母は助手席へ乗った。
「ちょっと母さん。すまないけど、この子達を改札まで見送ってくる。母さんは車で待っててくれる?この辺駐車場なくて、路駐は心配だから。」
と言い、母を車に残し、父と娘2人と渚の4人で改札まで向かった。
「父さん。ありがとう。父さんはコーヒー派なのに、日本茶飲んでくれて。あのお煎餅には合うでしょ?」
と理亜がニヤリと笑いながら言うと、
「あぁ。確かにあの日本茶の良い香りをコーヒーが消してしまっては勿体無いね。今までなんで気がつかなかったんだろう。煎餅もとても日本茶に合ってたし、助かったよ。俺が日本茶嫌いなの、よく覚えてたな?」
と父は理亜に尋ねると、
「ううん。覚えてたのは瑠衣の方。私はそれを聞いて、思い出してちょっと甘めなお茶菓子を用意しただけ。後はコーヒーと一緒に父さんが好んで食べてたお菓子があったなって思って、買ってきて、お茶と食べたらあんまり美味しくなくて。コーヒーと合わせたら甘く感じたから、それに似た食感で美味しそうなのを店員さんに相談して買ってきたんだよ。ここのお店は母さんの好きなお菓子屋さんだから、みんなに笑顔になってもらえるかと思って。」
と理亜は笑顔で言った。
「柊子ちゃん。理亜も留衣も、…雅道くんも元気そうでよかった。そろそろみんな帰らんとあかんじゃろう。長いこと引き止めて申し訳なかった。また来てくれたら、わしも婆さんもめちゃくちゃ嬉しい。
渚ちゃん。またこの家にも遊びに来るのは来にくいとは思うが、留衣のお友だちなんだから遠慮せずうちにも寄ってくれたらわしらも嬉しいから。留衣の事よろしくお願いします。」
と言い祖父と祖母の家を出る時間になったことに気がついた。
長いこと時間が経ってたことに誰も気がつかないくらい優しい穏やかな空間だった。
「父さん、母さん。また来ます。」
と柊子は言い、明るく帰路についた。
「3人とも駅まで行くのなら送ってく。」
と言われて、父が運転してきた車のセカンドシートに3人は乗り込み母は助手席へ乗った。
「ちょっと母さん。すまないけど、この子達を改札まで見送ってくる。母さんは車で待っててくれる?この辺駐車場なくて、路駐は心配だから。」
と言い、母を車に残し、父と娘2人と渚の4人で改札まで向かった。
「父さん。ありがとう。父さんはコーヒー派なのに、日本茶飲んでくれて。あのお煎餅には合うでしょ?」
と理亜がニヤリと笑いながら言うと、
「あぁ。確かにあの日本茶の良い香りをコーヒーが消してしまっては勿体無いね。今までなんで気がつかなかったんだろう。煎餅もとても日本茶に合ってたし、助かったよ。俺が日本茶嫌いなの、よく覚えてたな?」
と父は理亜に尋ねると、
「ううん。覚えてたのは瑠衣の方。私はそれを聞いて、思い出してちょっと甘めなお茶菓子を用意しただけ。後はコーヒーと一緒に父さんが好んで食べてたお菓子があったなって思って、買ってきて、お茶と食べたらあんまり美味しくなくて。コーヒーと合わせたら甘く感じたから、それに似た食感で美味しそうなのを店員さんに相談して買ってきたんだよ。ここのお店は母さんの好きなお菓子屋さんだから、みんなに笑顔になってもらえるかと思って。」
と理亜は笑顔で言った。
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