次は幸せな結婚が出来るかな?

キルア犬

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開拓予定地

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ヘザレス公爵領都を出発して街道を西に走り、2時間ほど走り、街道を少しだけ外れて草原を進み、開拓予定地の森からはみ出た微妙な森の近くに到着した。


簡単な地形を見せて貰ったエメリアーナは
、、、


(瓢箪の上部分?口からガム風船を作った感じ?魔の森からトレントが出て来て魔の森を作ったってこと?)


王女「視た感じではトレントは10体位で
他は普通の木ですよね?」



サイモン「魔の森では魔木はトレントのみ
ですが何故か危険のない木や植物などの成長が早いのです、、しかも、薬草やきのこ
など食べれる物は魔の森の奥に行くほどに
美味しく、価値があります」



王女「そうですの、、あそこには?」



サイモン「トレントがおりますので離れて視た感じでは確認出来ませんでした。それにあそこのトレントは数は少ないですが
大きさ異常でして、、」



王女「そうですね、、前回より大きいですね、、」



開拓予定地の魔の森には幹周り前回の討伐したトレントより太かった。


(あの太さだったら前世ならご神木扱いよね?危険がなければ、、桜の木だったりしたら凄かったよね~!)



サイモン「王女、、王女の魔法の威力でも
1撃でも1体倒すことが出来れば考えております。王女の魔力量は羨ましいことに無限でございますので思いっきりどうぞ!」



王女「えっ!?宜しいですの?」



サイモン「はい、あの太さですので前回より近づけません!攻撃を受ける恐れがありますので、、近い方が威力も絶大なのですが、、地中から根が出て来たり、枝からの
攻撃もありますので、、幹元をしっかりと狙って下さい」



魔法師副師団長であるサイモンからの許可でエメリアーナはやる気に満ち溢れた。


(最後の強調はいらないけど、、魔法がぶっ放せるなら構わない!)



エメリアーナはレオニスと手を繋ぎ、魔法を放つ所まで近づく、レオニスとは反対の横にはサイモン、ダンレスで後ろに魔法師達と結界師達、遠征騎士達が配置につき、離れた所でヘザレス公爵夫妻にマーカスと領騎士5人とエメリアーナのメイド達と護衛達がいた。


そして、ヘザレス公爵達からまた離れた所で商業ギルドと冒険者ギルドのギルドマスターと冒険者達がいた。



サイモン「では、前回と同じように風魔法で幹元を狙って下さい。幹元を!」



王女「はい、わかりました」


(ウザっ!!ちゃんと狙うし!!前回より離れてるんだから失敗しても許してよね!
いざ!やってやる!!!集中、集中!)



王女「エアーカッター!!」


シュパッーーーーー!!!!!


エメリアーナの放った魔法は1番手前のトレントに当たり、当たったトレントは倒れなかったが倒した証のように葉っぱが枯れ落ちた。












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