僕達はどうしても美少女を仲間にしたい

はたつば

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第二十八話 見られているようですよ?

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  勇者よ、調子に乗るでないぞ。

  美少女二人を傍らに置いている程度で僕よりも勝っていると思わない方がいい。チャーハンの件、僕はまだ忘れていないからな?


「白金さん、早く準備してくださいよ・・・師匠たちもう行っちゃいましたよ?」


  おだまりっ!

  もう少し、もう少しだけ早く起こしてくれても良かったではないかっ!なぜ、なぜ出かける日に限って、誰も起こしてくれないのさ!僕だってね!自分の工房で夜遅くまで働いているんですよ!誰おかげでこの屋敷の文明が進んでいるとお思いですか!?
  最近はトロルさんや畑丸君も畑にぞっこんだし・・・ランルカは修業が終わったら孤児院の子供たちと遊びに行っちゃうし・・・。僕の癒しが無いよ。


「置いてっちゃいますよ~遅れるとまた師匠に文句言われるんですから早くしてください」


  君にはもう二人JKがいるじゃないか・・・

  恨めしい・・・!この屋敷に泊まらない時はどーせお楽しみなんでしょう?知ってますよ。勇者なんて基本ヤリ○ンじゃないか。


「はいはい、それでいいですから早く」


  くっ!手を引くなっ!僕に触れるんじゃないっ!
  穢れるっ!ヤリ菌が移るっ!

  さすがは勇者。力だけは一般人でない。僕を引き摺って街の門前まで連れていく。街の人や衛兵さんが僕と勇者を目撃していたはずなのに、街のみんなはまるで当たり前のことのように街の日常を続けていた。みんな、薄情。

  門前までつくと、腕を組んでこちらを睨みつける颯馬さんがいらっしゃる。

  あれ?激おこですか?


「遅せぇよ・・・」


  わお、目がヤバい人なんですけど。声のトーンも低いし・・・あれ?僕、死ぬ?


「今日は三人の勇者が魔物殺りにいくって昨日のうちに言ったはずだが?」


  ・・・・・・言ったっけ?


「鶏かよ。言ったっつうの。お前は次の日の予定すら覚えられんのか」


  失礼な。
  僕だってそれくらいは・・・


「できてねぇんだよ」


  心を読むなバカタレ。

  覗き反対っ!

  僕の心の叫び全てを無視した颯馬は女の子二人の方を向いて、今後の説明を始めた。僕の対応が面倒になったらしい。人のこと罵倒しておいて次は女の子だなんて・・・なんて恐ろしい男なんだ。男には厳しく、女の子には優しくだなんて・・・人の心を忘れたかこの野郎。

  女の子と颯馬の会話を盗み聞きすると、今日は森に入って狩りをし、湖まで行って野営。次の日の日が落ちる前に帰宅する。そんなスケジュールみたいだ。今まであまり魔物と戦ったり人と戦ったりといった実戦経験が少ないらしい。人も殺したことがない。道場で修行した日本人、くらいの勇者らしい。
  まぁ、もともとは普通の高校の普通の高校生だからね。生き物を殺すのに抵抗があるのかもしれない。


「まずは俺たちで実演していくから、それを見ておいてくれ」


  えっと・・・装備的に山本千尋さんがヒーラーで、佐々木有香さんが攻撃魔法特化・・・なのかな?
  僕らで参考になるのかな?キアラもシアンも能力だけで言ったらぶっとんでるよ?ほぼ人間じゃないよ?颯馬のような化物が認めるような能力の持ち主ですよ?


「えっと、では私からやりますね」


  ちょこんと手を挙げて我らが主婦が前に出た。黒いがところどころに血に似た色の線が入っている少し、いや、かなり禍々しい杖を抱き抱えているのだけれど・・・あんな杖どこで売ってるんだろうか。魔王の杖みたいなんですけど。

  新しい杖を抱えて、やる気満々のキアラ。魔物絶対殺す状態で周囲への警戒を始める。

  森に入ったあとは、空間魔法で周りを探りながら移動している。魔法師からしたらそれだけでも凄いことらしく、魔法使いの佐々木さんはキラキラとした視線を向けている。


「あ、来ましたね」


  キアラがそう呟いてから数十秒後、こちらにのっそりのっそりと重い体を動かしてオークが現れた。
  こいつら、まだ生きてるんだね。繁殖力すごい。僕とキアラ、颯馬の三人だった時にかなり殺したと思ってたんだけど、結構生き残ってるんだなぁ~。


「な、何体いるんだ・・・これ・・・・・・」


  ヒーラーの山本さんが怯えた表情で呟いた。

  うーん、確かに多いねぇ。


「二十三体ですね。大丈夫ですよ、すぐに終わります」


  キアラが自分の前に杖を突き出す。


「光魔法『レイ』」


  杖の周りから幾つもの光の玉が生まれ、それが細い線を作ってオークへと突き刺さる。ホーミング性能付きで、全て頭に直撃した。
  それに、前まで詠唱していたのに、詠唱を省略して魔法を使っていた。
  勇者との修行中に「練習してるんですよね~」なんて言っていたが、もう完成しているとは・・・恐れ入りました。無詠唱もすぐでしょ。すぐすぐ。

  佐々木さんは更にキアラへと熱視線を送るようになりました、

  キアラも嬉しそうです。美少女に熱い視線を送られて、ニヤニヤと笑っているそのさまはとてつもなく親父くさい。キアラが可愛くなかったら正義の鉄拳で殴り飛ばしていたと思います。


「有香さん、いきなり詠唱省略は無理があると思いますが、練習を続けていけば少しずつ省いていけるようになりますので頑張ってくださいっ!」


  だらしない笑顔を浮かべたキアラからの言葉に佐々木さんは感動している。ツンツンしてるめんどくさいタイプの女の子かな~なんて思ってたけど、勇者以外へは普通に素直らしい。いい子でしたね。

  佐々木さんもキアラを見習ってさっそく魔法を使ってみたり。キアラと比べてしまうと威力は可愛いものだが、必死に頑張ってる感じが好印象です。
  腰布を巻いた定番ゴブリンに魔力の続く限り風魔法を放っている。討伐数もなかなかで、お小遣いが増えると小躍りしていた。

  魔力が切れてきたところでチェンジ。今度は


「私の番ですね!」


  神官服を着たシアンさんの番である。その手には新調したのであろう白い杖が握られている。これもまたキアラの杖と同じように赤い線が入っている。流行りなのかもしれない。

  シアンはヒーラーで、支援魔法に能力がすべて寄っている・・・のだが、どうやって実践するんだろうか・・・?転がってるゴブリンでも使う?死んでても傷は回復するし。


「ならば、勇者こっちこい」

「え?あ、はい」


  なんとなく分かってしまうのが辛い。


「どっこい・・・せっ!」


  颯馬が軽く勇者のことを掴んで投げ飛ばす。ヒューんとその場から吹っ飛んでいき、いくつかの木を薙ぎ倒していき、十数本目でようやく止まった。

  僕が走って安否確認に向かうと、辛うじて生きていたが、全身から血を流し、骨も何本か折れていた。

  ご愁傷様です。


「・・・って!えぇぇぇ!?黒田さん一体何をぉぉ!?」
「正明ぃぃい!?」


  佐々木さんと山本さんがほぼ同時に叫び、僕が背負っている勇者くんのもとへと全力疾走してきた。
  変わってもらっていい?とは言えない。


「大丈夫大丈夫。シアンなら半分以上死んでても元通りに出来るから」


  僕らの屋敷で行われていた修行はだいたいそんなもんだったしね。それに、続けて回復させていたからなのかシアンの腕も相当上がっているとか。駄女神との関係も良好なようで、颯馬経由で何度か話もしたらしい。意外とゲーム話で盛り上がれるとか。

  まぁそんなわけであんまり心配しなくていいよ?


「いやでも・・・これは・・・・・・」
「流石にやりすぎではないですか?」


  勇者に不安そうな目を向けている二人。うーん、健気。こんな野郎に優しくできるなんて、君たちは正真正銘の美少女だよ。
  優しい美少女二人を安心させてあげるためにも早足でシアンのもとへ。

  シアンが杖を勇者に向け、祈るように言う。


「エリアス様、御力を・・・」


  パァーっと勇者の体が光ると、血は止まり、折れていた骨も元通り。相変わらずの技量だ。素晴らしい以外の言葉が見当たらないよ。
  回復を終え、光がひいていくと、勇者が目を覚ました。


「あ、あれ?僕はたしか師匠に投げられて・・・これは死ぬなぁ・・・ってあれ?」


  おはよう勇者。

  目覚めたら美少女二人が傍らにいるなんて羨ましいよ。


「あ、これはシアンさんの魔法ですね。ありがとうございます」

「お礼ならば私ではなくエリアス様へ」

「あ、はい」


  シアンはブレないなぁ・・・。

  駄女神はほぼ関係ない気がするんだけどねぇ・・・だってさ、駄女神だよ?あのポテチに魂を売ったようなダメな子。創造神・・・だっけ?よくそんなのになれたよね。もしかしたら昔は優秀だったりしたのかな・・・?


「白金そんエリアス様の悪口は許しませんよ?」


  ・・・・・・君も人の心を読めるんですね。・・・このパーティーでいる時は滅多なことを考えてもダメらしいよ。みんな心読める系だもんね。ずるいよね。

  僕も誰かの心読めるようになりたいなぁ~。


「勇者。もう一回いくぞ」


  颯馬が勇者の腕をつかむ。

  腕を掴まれた瞬間に察したのか、勇者の表情は死に、心を無にしたままぶっ飛ばされた。さっきよりは威力が落ちているものの、またも木を薙ぎ倒していく。ドゴンドゴンと木をその身で貫いているさまは勇ましく見える。さすがは勇者。特攻隊みたいだよ。

  再び意識をおさらばさせた勇者。そして、回収しに行く僕。


「次は山本さんだね」


  再び駆け寄ってきた二人の美少女。山本さんの回復魔法を練習するため、勇者を合流したところで下ろす。
  山本さんは不安そうな顔で勇者の手を取った。


「私が治してあげるから・・・」


  僕も言われてみたいよ、そんな言葉。

  ・・・シアンはちょっと・・・・・・。エリアス教に入信させられそうで怖いから。

  山本さんはシアンとは違い、長々と回復魔法を詠唱し、魔法を行使した。
  やっぱり、詠唱を削るのって相当大変なんだろうね。勇者ですらまだできてないんだから。キアラとシアンがおかしいんだよね、そうだよね。あの二人は基準じゃないことを覚えておかないと。

  やれやれ、僕の周りには非常識が満ち溢れているようだ。


「あ、あれ?」


  ようやっと起きたか勇者よ。


「正明ぃぃ!心配したのよ!?」
「心配かけないでちょうだい・・・・・・」

「え?これ僕のせいなんですか?・・・師匠ではなく?」


  残念だったね、勇者よ。誰が言えるよ、「颯馬が犯人です!」なんて、誰が言えるよ。二人の美少女もね、なんとかなく察してるんだから。諦めたまえ。

  勢い余って勇者に抱きついた二人の美少女に若干ニヨニヨしながらも、うまくいったことを颯馬のもとへと伝えに行く。三人はしばらくその場にいさせた。僕はね、気遣いが出来るんですよ。

  僕が颯馬に話しかけようとすると、なぜかいつものアイコンタクトが発動した。


『敵  注意しろ』


  颯馬からのメッセージに僕は慌てて辺りを見渡した。

  敵?全く感じなかったけど・・・颯馬だけでなく、ルシウスやトロルさんもキアラとシアンを庇うように警戒しているところから察するに、本当にいるんだろう。

  情報が足りなすぎるため、次は僕から颯馬へとメッセージを送る。


『どこ』

『ミア  街  逆  方角』


  ミアの街とは逆の方向。

  このまま先に進めば敵と遭遇すると。敵は全方位ではなく、一方向のみ。ということは、単数か・・・それとも様子見、気づいてないだけってのもあるか。とにかく、今の状況ならば後手に回ることは多分無いね。


『どうする』

『俺  お前  仕掛ける  気配  消せ』

『了解』


  僕と颯馬、二人で気付かれないうちに無力化する。

  気配を消して、麻痺毒を打てばいいだろう。颯馬は颯馬、僕は僕で動くことになりそうだ。敵は複数みたいだし、仕方がない、僕が出るとしよう。


  まずは『情報収集』の能力で音、気配を完全に消す。誰にも察知されなくなったところでゆっくりと動き出す。気配がないとはいえ、ものっそい手練ならば風の流れで位置を特定される。揺れを少なく、しかし位置が悟られないように。

  みんなと離れて歩くこと数分、ようやく敵さんを見つけた。

  その敵なのだが・・・・・・


「姫様っ!我々のかなうような相手ではありませんぞ!ここは退きましょう!怪我でもなされたらっ・・・」

「静かになさい。気付かれたらどうするのよ!・・・いくら相手が手練であろうと奇襲すれば勝てるはずよ!我が国の存亡のため、ここで退くわけにはいかないわ!」


  圧倒的ど阿呆でした。

  国の存亡?僕らが?そんなわけないじゃん。僕らはただただミアの街で美少女を釣り上げるために日々を送っているだけの市民だよ?僕らってそんなに危険人物に見える?


「ですがあのトロール!特殊個体ですよ!?黒いオークも気になります!あれらは危険です!即刻本国へ知らせるためにも!」

「だからこそですわ!危険だからこそ、ここで殺しておかねばならないのです!」


  十人の騎士とお姫様は遠くでこちらを探っているみんなを警戒しているみたいだ。まぁ、筒抜けだったみたいだけどね。
  しかし合計十一人か・・・ちょっと人数が多いな。僕が五人、颯馬が六人でも厳しいものがありそうだ。殺すなるばまだしも、事情も聞かず・・・ってわけにはいかなそうだし。

  ・・・あれでも使ってみるか。

  二丁の拳銃を取り出す。もちろん非殺傷用だ。

  気配を消したまま近付き、一番強そうな騎士と二番目に撃つ!


「あ・・・・・・れ・・・?」
「なんだ・・・これは・・・・・・」


  二人の騎士はそのまま気絶した。


「んっ!?敵襲です!姫様っ!気付かれました!お逃げくだ――」


  僕はすぐさま二発目を放つ。また二人倒し、残りは八人だ・・・と思ったところで


「七人だろ馬鹿」


  僕の計算ミスを指摘しながら颯馬さんが六人の意識を刈り取った。

  心の中でくらい許して欲しい。
  しかし、僕の願いが含まれた心は読めないのか、スルーを決め込む颯馬。僕を無視した颯馬は「逃がさないぞ?」と言わんばかりにお姫様を追い詰める。

  獲物を逃がしはしない、と豹のような目をしている颯馬は正直怖いね。僕がお姫様の立場ならトラウマものだと思うよ。


「さて、お姫様。俺たちを狙っていた理由をお聞かせ願おうか?」


  颯馬さんは邪悪な笑みを浮かべてお姫様に対峙した。

  ・・・・・・可哀想に・・・。


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