異世界に来たら勇者するより旅行でしょう

はたつば

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第三章 御一行様は冒険者になるようです

第三十七話 弟子が天才すぎて困る

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  今日、アルバートが一時帰還してくるらしい。

  数日前に「一回帰るわ」と連絡が来た。

  やつらを追っていた時に見かけたが、その時はあまり話せなかったからな。弟子の里帰りに俺も絶望竜もウキウキなわけよ。
  つってもまだうちを出て数ヶ月と経っていないがな。まさか弟子の旅立ちがここまで寂しいものになるとは知らなんだ。暇だったので、毎日マリーに甘えてました。膝枕気持ちい。

  で、現在。俺と眷属達による大掃除が行われている。
  なぜかって?俺の家が獣臭かったからだ。それはもうとんでもなく。毎日毎日翡翠と冬馬がダンジョンにいる食糧たちを持ってくるので、倉庫からの匂いが凄いのだ。一応マリーが血抜きをしてくれているのだが、獣本来の匂いが消えず、客を迎えられるような状態ではない。
  という訳で、掃除、消臭を行うことに。
  いらないものは俺と冬馬が分解で消す。獣達もパーティーで使うもの以外は全てダンジョンの魔物達にプレゼント。投棄とも言う。

  マリーの天才的なメイドスキルにより、我が家はピッカピカだ。孤児院の子どもたちと、元奴隷メンツが住むマンションもマリーが超絶技で綺麗にした。
  一応これで迎え入れる準備が出来たわけだ。

  そろそろ迎えに行こうかな。絶望竜が言うには、女の子もいたそうだからダンジョンを揃って上がるのはまぁ無理だろう。だから俺の恩恵を使って送り迎えをしようというわけよ。

「マリー。アルバートを迎えに行ってくるよ」

「はい。かしこまりましたご主人様。いってらっしゃいませ」

  一言返事をして、マリーの頭を撫でる。特に目的はないが、マリーの頭は撫でやすい位置にちょうどあるのだ。ベスポジです。

  さ、行こか。『転移』

  ヒュッとその場から姿を消し、パッとある場所に現われる。
  ダンジョン前の草原に転移して、アルバートを待つ。いつくるか分からないが、それまではダンジョン前の見栄えを整える作業をしよう。
  アルバートから聞いた話だと、魔天奏のダンジョンは相当凝った造りだったらしいからな。負けず嫌いの俺からしたら他のダンジョンに劣るというのは悔しくてたまらない。
  だからダンジョンをいじる!張り合ってるよ?負けられないのさ。

  それにこっちには俺の『創造』があるんだぜ?負けるわけなかろうよ。勝ちゲーよ勝ちゲー。
  なんでも創れるが、デザインをどうしようか。かっこよくしたいなぁ。なんかこう禍々しい感じ?ラスボス感をアピールしたい。

「ま、やってみるか。失敗したら分解分解。『創造』!」

  作業すること三十分。
  ……決まったわ。アカン。超絶かっこいい。

  the絶望深淵って感じだ。素晴らしい。
  ダンジョン入口の脇に控える石の巨人。それらを囲むように立つ黒の柱。その周辺は雑草部分を石タイルに変えた。所々欠けていて、少し古く見えるのが厨二ポイントだ。
  その一つ一つが禍々しい黒の正気を纏っている。この瘴気を出すシステムを組み上げるのには苦労したぜ。

「……どうなってんだコレ……」

  俺が腕を組んでうんうんと一人で頷いていると、ヤツが現れた。

「わわわ……。この大陸にこんなダンジョンあったんですね~」
「なんか怖いです。黒いオーラが……」
「アル様?目的地とはここですか?」
「なによここ!超絶かっこいいじゃない!!」

  アルバート親衛隊には一人しかこの魅力を理解できる子がいなかったみたいだ。

「楓、これなんだよ……」

「ふっ。お前が言っていた魔天奏のダンジョンよりも遥かにかっこいいだろ?」

「張り合うなよ……。普通に門とかだけで良かったろ」

  つまらないじゃないか。やるなら徹底的に、だろ?

「あの~アル様?この方は?」

  ……この野郎。人様に文句言ってるくせに、自分は主人のことを伝えてなかったのか?一応俺ご主人様なんだけど。

「あぁこの人は……」

「俺の名前は『黒田 楓』。『絶望深淵のダンジョン』のダンジョンマスターだ」

「「「……???」」」

  あぁ……多分繋がりが見えてこないって感じかな?

「楓は俺の主人。ご主人様ってやつだよ」

  アルバートのその言葉に女の子達が固まる。
  そら驚くわな。アルバートの仲間ってことは俺の支配下、庇護下にいると言っても過言ではないからな。

「あ、アル様?今なんと……?」

「ん?楓が俺の主人と言っただけだが?」

「「「「え、ええええぇぇぇぇぇえええええ!?!?」」」」

  広い空間に木霊する女の子達の絶叫。

「あ、アル様のご主人様……?あ、ぁ。は、初めまして。わ、ワタクシは『マナリス』と言います。アル様にはお世話になってます…… 」
「初めまして~アル様の旅のお供をしてます『ナターシャ』です~」
「ミーナです。宜しくお願いします」
「『キューレ・アクワイル』です……。漆黒竜様にはお世話になっております……」

  口々に挨拶をする女の子。
  マナリスとキューレは脅えているのか、ぎこちない。ナターシャとミーナは落ち着きを取り戻し、しっかりと挨拶してきた。ミーナはマリーと雰囲気が似てるな。

「んじゃまぁ、立ち話を延々とするのも良くないだろう。俺の家まで案内する。四人ともこっちにおいで」

  緊張した様子の女の子達を手招きする。このまま転移して行こう。

「あと、アルバート。お前はダンジョンから登ってこい」

「はぁ!?なんでだよ!連れてけぇい!」

「アホ。お前見ないうちにかなり鈍ってやがるぞ。家までついたら俺が相手してやるからその肩慣らしでもしてこい」

「鈍ってる?鍛錬は毎日やってたぞ」

「気持ちの面だボケナス。いいからとっとと登ってこい。……『転移』」

  アルバートのみを残して、家の前に飛ぶ。
  家の前にはマリーが待ってくれている。

「ただいま、マリー。この子達がアルバートの仲間だ。ご飯が出来てるなら食べさせてあげよう。旅疲れで、お腹も減ってるだろうし」

「はい。かしこまりました。……ではこちらへ」

「あ、あの!アル様は……」

「安心しろ。悪いようにはならんよ。俺もあいつと少し二人で話したいことがあってね。終わったらすぐに連れてくる」

  俺はそう言って、女の子四人をマリーに引き渡す。俺自身は最後のボス部屋にてアルバートを待つことにする。
  あいつが魔天奏に現れた時、アルバートは殺気にまるで気付いていなかった。平和ボケしたのか知らないが、あれは流石にまずい。俺達の弟子として、あの子達を守る者としてな。だからもう一度、アルバートを鍛え直す。
  アルバートも俺から聞きたいことがあるみたいだしな。

  神速を持つアルバートだ。すぐにでもここまで来るだろう。フロアボスに手間取る可能性もあるが、それでも十分もかからないはずだ。むしろそれくらいでなければ困る。

  数分間一人で瞑想をしていると、ボス部屋の扉が吹き飛んでくる。 
  ……来たか。……てかダンジョンを壊すな。
  俺がアルバートの訪れを感じ取ると、岩盤が削れ、衝撃波がバンっ!と音を立てて、ダンジョンの壁に衝突する。
  半龍神化状態で、神速(改)をフルに使ってるわけか。
  額や腕、体の節々に打撲の症状が出てるな。俺自慢のフロアボスに鍛えてもらえてよかったね。

「来たぞ楓……!!」

  血走った目を向けてくるアルバート。
  ようやく戻ってきたか。だがまだ上がるはずだ。
  俺と絶望竜が天才と認めた者がこの程度で終わるわけがない。

「うちの優秀な怪物達はどうだった?」

「俺やあんたらからしたら雑魚だろうがよっっ!!」

  半龍神化したアルバートが神速の蹴りを顔面に向ける。
  俺はそれを首を横に傾けるだけで、最低限の動きだけで、避ける。
  当たれば頭が吹き飛ぶような一撃は、顔スレスレを過ぎ、生まれた衝撃波はダンジョンを大きく揺らす。

  危ねぇな~。そんな急に蹴りを食らわせてくるとは……。当たってないけど。
  それにうちの子達を雑魚って言うな。俺や眷属達を除いた最終ボスは俺と絶望竜が生み出した怪物だ。俺と絶望竜が暇時間を本気で使って、生きる限界値ギリギリのダメージを与えまくる作業を行って作った傑作。神話レベルは出てるはずなんだがね。故郷で戦った神よりは強いはず。……模擬戦で翡翠と冬馬にボコられたけど。
  まぁそんなわけで、結構頑張って作ったわけよ。それを雑魚とは……。
  お前も結構ダメージ負ってんじゃん。

「アルバート。遅いよ」

  化物の力を存分に使って、アルバートの背後に回って、横腹に蹴りを入れる。
  わざわざ遅いと口にしたのは、ただの煽りです。

  力任せの蹴りにより吹き飛ばされたアルバートは壁に衝突し、粉塵をあげる。
  追撃はしない。勝つ為の戦いじゃないからな。
  俺はアルバートが持つ手札の尽くを潰す。上には上がいることをもう一度認識させる為だ。

「……『龍神化』100%」

  アルバートを隠していた粉塵が晴れ、巨体が姿を見せる。
  龍のそれとしてはかなり小さいが、人間よりははるかに大きい。漆黒と白銀。その二種の色を持った蛇型の生物。胴と同色の翼は、大きく、一度羽ばたかせれば暴風を生み、周囲に雷を落す。能力全般が先程とは比べ物にならないくらい上がり、威圧感もかなり増している。

「ほぉ。なかなかにかっこいいじゃないか」

ーー『夜照の陽射し』

  むっ。魔法か。
  闇結界、それと属性付きの光玉か。極大魔法と考えれば悪くない。逃げ場も無いし、ダメージ量も多そうだ。
  しかしこの局面で使うものでは無いな。一対一ではあまり使えないし、相手が俺だ。MPの無駄にしかならない。

  七つの光玉から俺に向けて光線が放たれる。その間に、それらから魔法陣が現れ、七つの魔法陣が合成されていく。最終的に一つとなった魔法陣は、どんどんと縮んでいき、やがて小さな玉となった。すると、それまで光線を放っていた光玉達が小さな玉へと吸収されていった。

ーーグルァァァァ!!

  アルバートが咆哮を上げると、小さな玉は大爆発を起こした。

  ダイナマイトの爆発が小さく見える程の大爆発だ。強固な地面を無理矢理抉り、ダンジョンの壁を次々に破壊していく。

  これはこれは……。面白い魔法を作るもんだ。
  この爆発だとマリーたちの元まで届く可能性があるか。どの程度破壊できるか見てみたい気持ちもあるが、マリーの方が大切だ。

  俺は爆発の中心で、肩から先を化物と機械である本来の物に変える。
  精神を統一し、腕を横に伸ばす。そして、空間を掴む。
  何も無い場所を掴んで、無理矢理引っ張る。
  時間が戻っているかのように爆発はみるみるうちに俺の手の中へと収束していく。魔法の核を引っ張って一つの形に押し込む。爆発だけでなく、その場にあった空気を含む全てのものを圧縮していく。
  かなりの力を感じる。
  無理矢理過ぎたか?いやいける。もっとだ。

『神威』

  オーラを使って、手の中で荒れ狂う爆発の流れを一定の道筋を作って循環するよう調整する。
  ……完成だな。
  恩恵の力を使いたくなかったんだが、興が乗った。楽しかったからつい。

  さて、今の俺には龍神が放った魔法の威力を一点にまとめた物があるわけだが……。どうするかね。
  ここで解き放ったら『神威』の上乗せ分により、ダンジョンがマジで壊れる。……保留かな。後々使えそうだし、創造空間で隔離しとくか。暴走しないように守護結界を重ねまくっておこう。
  野郎。やってくれるぜ。

「アルバート。これで終わりか?足掻くならもっと足掻いて見せろ」

ーーグルルルルルルル……

  ……言葉が話せないのか?俺には称号の効果で全言語に対応した翻訳能力があるはず……。
  理性のない龍になって無ければいいんだがな。

  民間療法。叩けば治る。を実践してみるか?

  ひとまず割と強い力で、ぶん殴る。 
  超速で吹っ飛ぶアルバート。

  俺はアルバートの飛んでくる延長線上に立ち、待ち構える。
  そして、飛んできたアルバートを岩盤に叩きつける。轟音とともにアルバートの体が地に落ち、巨体が縮んでいく。
  元に戻ったかな?……民間療法すげぇ。

  しかし龍神化すると理性が失われるのか……。厄介だな。実践ではまだ使えない。
  そのへんも話しておかないとな。

  肩から先を元に戻し、『神威』も解除して、アルバートの元へと移動。
  人に戻ったボロボロのアルバートに『再生』を使って治療する。

「アルバートー起きろー」

  そういい、アルバートをグラグラと揺する。
  数十秒揺らしていると、アルバートの目が開く。

「……楓か。俺は一体……」

「やっぱり覚えてねぇのか。龍神化した時に理性がなくなってたぞ。その時の記憶はあるか?それと、まだ実践では使うな。味方に被害がいきかねん」
  
「そうか。俺もまだまだだな。記憶の方は龍神化時のものは無いが、他の記憶には被害は無いな」

「それについては後で面倒見てやるよ。それで?今回帰還した理由を聞こうか?」

  ここからが本題。
  ちょっと前置きが長かったかな。

「あー。そういや忘れてたな。楓に色々聞きたいことがあってな。くだらない事から割とマジなのまでな」

「ま、答えれる点だけ答えてやるよ」

  この世界のことについては世界眼が教えてくれるし、俺自体も意外と物知りだしな。

「じゃぁ早速。重要度の低いヤツからいこう。……ダンジョン同士で違いってあるのか?」

  ……そこ?いや、まぁ最初だしね。
  ダンジョン同士の違いねぇ……。そこんとこどーよ世界眼さん。

〈初めは大きな違いはありません。しかし、ダンジョンマスターの意思や思想に従おうとすると、はじめに用意された成長ルートからは離れることがあります〉

「だってよ」

「なるほど。じゃぁダンジョンの外からの見た目と、中身が噛み合ってないのもそれが原因か?」

〈はい。絶望深淵のダンジョンも埋まってはいますが、見た目と中身が違う部分が多々あります〉

  ……初耳。

「わかった。ありがとう。ではここからが本当に聞きたかった事なんだが……。世界とはなんだ?」

  ほう……。世界ときたか。こいつはどこまで知っているのか。想像出来ないのか、答え合わせなのか。

「ざっくりしすぎたか。細かくするわ。んじゃまず一つ目。なぜこの世界に楓の世界であった伝承にでてくる神話生物のコピーがいるんだ?」

  コピーか。
  世界眼には分かるか?

〈申し訳ありません。私は世界の意思へのアクセス権を持っていないため知ることができませんでした〉

  そうか。
  ここは俺の出番かなぁ。

「アルバート。詳しくは話せないが、世界は確かに意思を持っている。世界が願う事は一部を除いた全てを対象として強制力が働く。つまり、もし世界がアルバートを害悪と判断した時、殺そうと、そう決めればそこにいる全てのものがお前の敵となる。自然、生物、魔法、文字通り全てが敵となるわけだ。そんな感じで、世界は無理矢理動いてる。操られてなんかない。そう思うかもしれないが、それすらも世界の望み通りなんだわ」

  まじで自己中なやつだ。
  
「待て。待て待て待て。それじゃぁなにか?世界に逆らったら楓まで敵に回ると!?」

「一部を除くつったろ。その一部ってのは俺達のことだ。理から外れた。外されたと言うべきか」

「話が逸れるが、どんな奴がいるんだ?」

「俺みたいな元人間や、偶然生まれた機械兵器、古の神々に妄想の結晶体みたいな奴らもいる。単体で世界を破滅に追い込める逸材だよ」

「そいつらがコピー元なのか?」

「いや、違うぞ。俺達をコピーするのは世界如きでは不可能だ。できるのは世界が操れる所までだ」

「……待て。その言い方だと全ての世界が一つの意思によって動かされてることにならないか?」

「ここまでだ。ここから先は自分で知るんだな」

  知りすぎるのはよくない。
  まだアルバートには早い世界だ。世界や、あいつらの標的にならないようにまだ調整しておかないとな。
  俺が近くにいる間はあいつらも寄ってこないだろうが、旅の間が怖いな。アルバートは間違いなく天才だ。少しの知識で、多くの情報を得て、組み立てるだけの頭がある。

「そうか……。では、最後の質問だ。意思持つものの使命とはなんだ?」

  またまた際どいもんを。

「それをどこで知った?」

「楓との会話の中でだ。その反応から察するにやっぱりあるんだな」

  こいつ……。普通の人間と話している気でいると全ての情報を持ってかれそうだな。気を付けねぇと。

「まぁあるよ。意思あるものの使命。自分はなぜ生きているか。誰もが少年時代に考える人類の命題の一つだろうな」

  これに関してははっきりと伝えることが出来ないんだよなぁ。
  内容を教えると、アルバートが知っちまうだろうし……。

「意思ある者に課せられた使命。ざっくり言うと、『世界の理を知り、全てを一つに正す』ことだ」

「理を知る?世界を知れという事か?」

「んー。惜しいな。ま、これ以上は保身の為にも探ろうとするな。もっと知りたいというのなら、死を覚悟しろよ」

「はぁ。まだ俺は弱いか?」

  何を今更。

「俺から見たら楓は最上位にいる。楓から見て俺はどのへんだ?」

  ふーん。なるほどねぇ。  
  そういうのを気にする年頃か。自分で考えろと突き放すわけにもいかないよな。

「正直に言えば、雑魚だな。お前を天才だとは認めているが、こちらへ来るにはまだまだ足りん」

「……俺はどうすれば強くなれる?」

  絶望竜とかだったら俺が鍛えてやるって言うんだが。
  このくらいのガキのこういう時には冗談が通じねぇからなぁ。

「そーだなぁ。手っ取り早くってのだったら『死ぬ』ことかなぁ」

「は?し、死ぬ?それがなんで強さに繋がるんだ?」

  これ以上いうことは無い。強くなる為には自分で考えるしかないしな。
  天才なりに思うことは沢山あるんだろうが、全ての答えを教えてやるわけにもいかない。

「自分で考えてみろ。さ、飯くいに行くぞ。マリーやお前のとこの女の子達が待ってる」

「あ?あぁ。……分かった」

  納得いってない感じだが、こちらにも事情があるんだよ。
 
  さぁメシだメシだ。
  翡翠や冬馬がとってきた魔物の肉や、ダンジョンで奴隷達が育てた野菜を使った豪勢な料理が待っているはずだ。

  アルバートと食う飯も久しぶりだからな。楽しい席にしようじゃないか。




ーーーーーーー
はたつばです。
感動の再開は一体どこへ……?
そして、展開が遅い。感想でもお返ししましたが、なぜか毎回心理?描写が多くて、説明回みたいになるんですよね。
次回からはポンポンいく予定です。はたつばの妄想回が実現しましたからね!

てなわけで、次回は二十日月曜日です!宜しくお願いします!
また七時になるかもです。
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