たとえどんな世界でも

白井

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体の変化

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私は町を歩いていた。回りには住宅街があり、近所のお爺ちゃん、お婆ちゃんが話していた。そして公園に行こうとしたら、妹がいじめられていた。

「やめて、やめて」

そんな声がして私は妹の方へと走った。私は妹を庇った。この行為に後悔などない

「私の妹をいじめるな」

いじめた子達は怒鳴った私の悪口を言いながら。どこかに行った。

「お姉ちゃん。」

「何?」

「そのありが◼◼◼」

妹の言葉は変な雑音とともに消されてしまった。

「ハッ」

目を開けるとそこは学校にもある保健室みたいな所だった。私は確か撃たれて、そして……死んだ

「う、オエェ」

今その感覚を思い出すと押さえきれない感情とその時感じた事が迫ってきて気持ち悪い

「おいおい、こんな所ではくないよ。」

「貴方のせいだろうが」

「まぁ、そうなんだけどね」

男性はニコニコして言った。この人私を撃った時は冷酷な目をしていたのに。今となってはもとどうりだ。

「貴方は何故此処にいるの?」

「その貴方っていうのやめない?俺の名前はジェルガー・フィールド三度目の正直はないから。二度目で覚えてね」

「わかった」

「よろしい」

ジェルガーていう人は今でもスキップをしそうな目でこちらを見てる。何故そんな事ができるのだろうか。人を撃ち殺したくせに。撃ち殺した……

「ジェルガー。何で私は生きてるの?」

「あぁ、そうだったね。君は一言で言うと人間ではないからだ。」

「は?」

何を言ってるんだ。ジェルガーは 。こればかりを冗談だと思った。けど死んでないってことは本当なのか?

「信じられないっていう顔をしてるね。けど俺は人と人外の区別ができるからな。」

「ジェルガーが何を言ってるのか私はわからないよ。」

「え~、知って貰わないと困るな。君にはその能力を使って働いて貰うから。勿論給料も出すよ」

勝手に話を進めないで貰えますかと言いたい所だか
言う意欲さえわかない。私には理解不能だ

「ところで君の体がどんな状況か知りたくない?」

「な、何で?」

「うーん、そっちの方がいい反応も見られるかも知れないし」

ジェルガーはサイコパスかも知れない。だって知りたくない事を話そうとしていてるもん。それに私を銃弾で撃ったし。……でも少しだけ気になる

「……わかった。話して」

「うん、でも君には理解が出来ないかもよ。神様とか信じて無さそうだし。」

当たり前だ。神様とかそう言うのは信じてないし。でも子供の頃は信じてた気がする

「はっきり言うね。君の体は死を超越してしまったんだよ。」

「……つまり私は不老不死と?」

「うん、普通に死を超越した訳じゃなくて厄介な物をつけてるね」

ジェルガーは興味深い表情をしている。会ったばかりだが、この人がこんな顔をしてるから、やばいだろう
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