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第三章
ルカルカルカ
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噴水の排水口を入ると、その先も立って歩けるほど大きな空間が広がっていた。
「ユリウス様!」
カレルの声が外から聞こえてくる。
「大丈夫だ。このまま外に出るだろうから、先に戻っていてくれ」
ユリウスはそう返すと、奥へと向かって歩き出した。通路は噴水の底と同じレンガ敷きだ。中は真っ暗かと思ったが、雨水を流すための排水溝の穴が天井にあいていて、月明かりが差し込んでいる。そのおかげで歩くのに支障のない程度の明かりは確保されている。
通路は少し行くと左に枝道が現れた。
左へ行くべきか。このまま真っ直ぐ行くべきか。
ユリウスは頭の中に王都の地図を思い浮かべた。真っ直ぐ行けばおそらく貴族街。左に行けば商店や庶民の家が立ち並ぶエリアだ。
ハルムが王宮から逃げ出してひっそりと暮らしているなら、左だ。
何か残せる目印があればよかったのだが。
ユリウスは進路を左にとり進みながら、これ以上通路が入り組んでいないことを祈った。
バッケル王国が、ここを王都と定めたのは歴史書によると今から約千年ほど前のことだ。当時から王都は水路の張り巡らされた水の都だったというのだから、この排水の通路も約千年前のものかもしれない。これだけの規模のものを、約千年も前の人々が築いたのかと思うと驚きだ。
地下水も長い年月、大量に汲み上げたのだから、干上がるのも当然なのかもしれない。
幸い、左へ折れてからは、小さな支流が合流するものの、他に枝道はない。ひたすら前へと進むと急に天井がなくなり、外へ出た。深い掘割はまだ先へと続いている。王都中に張り巡らされた水路のどこかに出たのだろう。
場所を確かめようと、ユリウスは掘割の縁に指をかけ、腕の力だけで体を持ち上げた。辺りを見渡すと、木造の小さな家が乱立する下町だった。このまま外に出ようかとも思ったが、ユリウスは再び水路の底へと戻った。
ルカを連れた男が、この水路を使って外に出たのは間違いない。ならばどこかに足場となるものを用意しているはずだ。人を担いだまま、この高さをよじ登るのは難しい。
外へ出たことで月明かりが水路の底まで照らしている。ところどころにある街灯の明かりもあり、ユリウスはさきほどよりペースをあげて進んだ。
外に出てからの水路はいくつも枝道に分かれていた。
どの道を選択すべきかわからず、とりあえず真っ直ぐ進むと王都の中央広場の噴水に行き当たった。もちろん噴水はかれている。ここから更に先に進めば、もう少し裕福な者たちの暮らすエリアになる。
ユリウスはもと来た水路を引き返した。
もう一度元の位置まで戻ると、今度は現れた右手の道へと進んだ。その道にもまたいくつかの枝道があり、これではきりがない。まるで迷路だ。
「ルカ、ルカ、ルカ」
それでも現状、他に打つ手がないのだから、こうやって地道に手がかりをさがすしかない。
ルカ無事でいてくれ。ユリウスは何度も小さくルカの名を呟いた。
行きつ戻りつしながら、確実に選択肢を減らしていき、元の水路から五番目の枝道を左へ、そこから更に右へと進路を取った先に、はしごがかかっているのを見つけた。
近づいて、足をかけてみると軋んだが崩れる様子はない。
ユリウスはそのはしごをのぼった。のぼったちょうど目の前に、小さな家の扉がある。薄い壁の家だ。ユリウスは耳を澄ませた。ルカの声が聞こえた。
「ルカ!」
ユリウスは扉に蹴りを入れると向こう側へ吹き飛ばした。
一部屋だけの小さな家だ。ベッドの上に、裸のルカの姿を見つけ、ユリウスは全身の毛が逆立つほど怒りを覚えた。しかも向かい合っている希少種の男は下半身を露出させ、辺りには精液と思われる白濁液が散っている。
どう見ても事後に見えた。
「ルカっ」
ユリウスはタキシードの上着を脱ぐと、なぜか目を丸くしているルカの全身を覆った。
「大丈夫か? ルカ」
顔を見ると、涙のあとがある。
やはりこの男は。
ユリウスはルカを抱き上げようとしたその手で、希少種の男の胸ぐらをつかんだ。
「きさまっ! ルカに何をした!」
「わっ。わっ。ちょ、ちょ、待って待って待って!」
希少種の男は、体格に似合わぬへっぴり腰な声を出し、側にあったルカのワンピースを頭から被った。
「頼むよ。扉を閉めてくれよ。俺、こんな髪を見られたら、ここにはいられなくなる」
「何を勝手なことを。ルカをさらっておいてよく言えたものだ」
「ユリウス! 閉めてあげて」
ルカが服の前をかきあわせながら言う。まさかこの男の肩を持つのか。ああ、くそっ。こんな時なのに、自分のタキシードにくるまったルカはかわいい。
「お願いユリウス」
そう言われてはユリウスに抗うすべはない。ひとまず男を放すと、ユリウスは吹き飛ばした扉を持って枠に嵌めた。
扉が閉まったことで、希少種の男はほっとしたようにルカのワンピースを頭から取り、それを腰に巻いて下半身を覆った。勝手なことをと思ったが、それより今はルカだ。
「ルカ……」
ユリウスは奪い取るようにルカを抱き上げた。目尻に浮かんでいる涙をすくい取った。
「大丈夫か? ルカ。この男に何をされた?」
聞くのは怖かったが、確かめないわけにはいかない。エメレンスとシミオンの言っていたレガリアの件もある。もしこの希少種がルカを抱いたなら、レガリアはこの男に移ったか、あるいは子ができてその子へと継承されることになる。
「大丈夫だよ。ユリウス。お尻に入れられたりしてないから」
それを聞いてひとまず安心した。未遂だったようだ。
「だが裸だったぞ?」
「それはハルムが無理矢理脱がせてくるから」
「なんだと?」
ユリウスが希少種の男、ハルムを睨むと、ハルムはひっと喉の奥を引きつらせた。
「お、お、お、俺、てっきりそいつは性奴隷だと思って、それで」
「ハルムは一人ではぁはぁ言って、全然わたしの言うこと聞いてくれなかったんだよ」
「それはけしからんな」
「あ、そう言えばお腹殴られたんだった。すっごく痛かったんだからね」
「なに? そうか。それならばお返ししておくか」
ユリウスはハルムの胸ぐらをつかむとこぶしで頬を殴った。
「いってー!」
「これでもまだ足りないくらいだ。ルカの涙分、これくらいですむと思うな」
もう二三発殴ってやりたいところだ。まだ気はおさまらなかったが、ルカがユリウスの首に腕を回してしがみついてきたのでやめた。
ユリウスはしっかりとルカを抱きしめ返した。
けれど次いでルカの放った言葉に、ユリウスは危うくルカを落とすところだった。
「ユリウス様!」
カレルの声が外から聞こえてくる。
「大丈夫だ。このまま外に出るだろうから、先に戻っていてくれ」
ユリウスはそう返すと、奥へと向かって歩き出した。通路は噴水の底と同じレンガ敷きだ。中は真っ暗かと思ったが、雨水を流すための排水溝の穴が天井にあいていて、月明かりが差し込んでいる。そのおかげで歩くのに支障のない程度の明かりは確保されている。
通路は少し行くと左に枝道が現れた。
左へ行くべきか。このまま真っ直ぐ行くべきか。
ユリウスは頭の中に王都の地図を思い浮かべた。真っ直ぐ行けばおそらく貴族街。左に行けば商店や庶民の家が立ち並ぶエリアだ。
ハルムが王宮から逃げ出してひっそりと暮らしているなら、左だ。
何か残せる目印があればよかったのだが。
ユリウスは進路を左にとり進みながら、これ以上通路が入り組んでいないことを祈った。
バッケル王国が、ここを王都と定めたのは歴史書によると今から約千年ほど前のことだ。当時から王都は水路の張り巡らされた水の都だったというのだから、この排水の通路も約千年前のものかもしれない。これだけの規模のものを、約千年も前の人々が築いたのかと思うと驚きだ。
地下水も長い年月、大量に汲み上げたのだから、干上がるのも当然なのかもしれない。
幸い、左へ折れてからは、小さな支流が合流するものの、他に枝道はない。ひたすら前へと進むと急に天井がなくなり、外へ出た。深い掘割はまだ先へと続いている。王都中に張り巡らされた水路のどこかに出たのだろう。
場所を確かめようと、ユリウスは掘割の縁に指をかけ、腕の力だけで体を持ち上げた。辺りを見渡すと、木造の小さな家が乱立する下町だった。このまま外に出ようかとも思ったが、ユリウスは再び水路の底へと戻った。
ルカを連れた男が、この水路を使って外に出たのは間違いない。ならばどこかに足場となるものを用意しているはずだ。人を担いだまま、この高さをよじ登るのは難しい。
外へ出たことで月明かりが水路の底まで照らしている。ところどころにある街灯の明かりもあり、ユリウスはさきほどよりペースをあげて進んだ。
外に出てからの水路はいくつも枝道に分かれていた。
どの道を選択すべきかわからず、とりあえず真っ直ぐ進むと王都の中央広場の噴水に行き当たった。もちろん噴水はかれている。ここから更に先に進めば、もう少し裕福な者たちの暮らすエリアになる。
ユリウスはもと来た水路を引き返した。
もう一度元の位置まで戻ると、今度は現れた右手の道へと進んだ。その道にもまたいくつかの枝道があり、これではきりがない。まるで迷路だ。
「ルカ、ルカ、ルカ」
それでも現状、他に打つ手がないのだから、こうやって地道に手がかりをさがすしかない。
ルカ無事でいてくれ。ユリウスは何度も小さくルカの名を呟いた。
行きつ戻りつしながら、確実に選択肢を減らしていき、元の水路から五番目の枝道を左へ、そこから更に右へと進路を取った先に、はしごがかかっているのを見つけた。
近づいて、足をかけてみると軋んだが崩れる様子はない。
ユリウスはそのはしごをのぼった。のぼったちょうど目の前に、小さな家の扉がある。薄い壁の家だ。ユリウスは耳を澄ませた。ルカの声が聞こえた。
「ルカ!」
ユリウスは扉に蹴りを入れると向こう側へ吹き飛ばした。
一部屋だけの小さな家だ。ベッドの上に、裸のルカの姿を見つけ、ユリウスは全身の毛が逆立つほど怒りを覚えた。しかも向かい合っている希少種の男は下半身を露出させ、辺りには精液と思われる白濁液が散っている。
どう見ても事後に見えた。
「ルカっ」
ユリウスはタキシードの上着を脱ぐと、なぜか目を丸くしているルカの全身を覆った。
「大丈夫か? ルカ」
顔を見ると、涙のあとがある。
やはりこの男は。
ユリウスはルカを抱き上げようとしたその手で、希少種の男の胸ぐらをつかんだ。
「きさまっ! ルカに何をした!」
「わっ。わっ。ちょ、ちょ、待って待って待って!」
希少種の男は、体格に似合わぬへっぴり腰な声を出し、側にあったルカのワンピースを頭から被った。
「頼むよ。扉を閉めてくれよ。俺、こんな髪を見られたら、ここにはいられなくなる」
「何を勝手なことを。ルカをさらっておいてよく言えたものだ」
「ユリウス! 閉めてあげて」
ルカが服の前をかきあわせながら言う。まさかこの男の肩を持つのか。ああ、くそっ。こんな時なのに、自分のタキシードにくるまったルカはかわいい。
「お願いユリウス」
そう言われてはユリウスに抗うすべはない。ひとまず男を放すと、ユリウスは吹き飛ばした扉を持って枠に嵌めた。
扉が閉まったことで、希少種の男はほっとしたようにルカのワンピースを頭から取り、それを腰に巻いて下半身を覆った。勝手なことをと思ったが、それより今はルカだ。
「ルカ……」
ユリウスは奪い取るようにルカを抱き上げた。目尻に浮かんでいる涙をすくい取った。
「大丈夫か? ルカ。この男に何をされた?」
聞くのは怖かったが、確かめないわけにはいかない。エメレンスとシミオンの言っていたレガリアの件もある。もしこの希少種がルカを抱いたなら、レガリアはこの男に移ったか、あるいは子ができてその子へと継承されることになる。
「大丈夫だよ。ユリウス。お尻に入れられたりしてないから」
それを聞いてひとまず安心した。未遂だったようだ。
「だが裸だったぞ?」
「それはハルムが無理矢理脱がせてくるから」
「なんだと?」
ユリウスが希少種の男、ハルムを睨むと、ハルムはひっと喉の奥を引きつらせた。
「お、お、お、俺、てっきりそいつは性奴隷だと思って、それで」
「ハルムは一人ではぁはぁ言って、全然わたしの言うこと聞いてくれなかったんだよ」
「それはけしからんな」
「あ、そう言えばお腹殴られたんだった。すっごく痛かったんだからね」
「なに? そうか。それならばお返ししておくか」
ユリウスはハルムの胸ぐらをつかむとこぶしで頬を殴った。
「いってー!」
「これでもまだ足りないくらいだ。ルカの涙分、これくらいですむと思うな」
もう二三発殴ってやりたいところだ。まだ気はおさまらなかったが、ルカがユリウスの首に腕を回してしがみついてきたのでやめた。
ユリウスはしっかりとルカを抱きしめ返した。
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