61 / 99
第三章
龍の加護
しおりを挟む
「一つ、はっきりさせておきたいんだが」
アランがセキとコクに向き合う。
「俺の琥珀の瞳と黄龍の関与は関係ないとみていいんだな?」
黄龍の加護持ちだといわれ続けてきたアランの琥珀の瞳だ。
本人はただの遺伝だと主張しているが、周りはそれを認めない。いい加減、うんざりしていたアランが聞くと、セキもコクもきっぱりと否定した。
「「ないね」」
というか、とコクが補足する。
「さっきも言ったけど、龍の加護なんてない。あるとすれば、母様だけができる特殊な能力だけだね。母様は、人の子に龍語を話せる力を与えることができるんだ。でもね、これもあくまで話せるってだけだよ。他に何か特別なことができるわけじゃない」
「それがヨハンナということか?」
アランの問いに、セキがこくりと頷く。
「そうだよ。ヨハンナは母様が龍の涙を与えた子なんだ。お腹の中にいるときに、母様の涙を受けると、その子は母様の色を持って生まれ、龍語を話せる」
「龍語というのは、そんなに特別なものなのか? おまえたちはこうして人の姿をとって、俺たちと意思疎通できるじゃないか」
龍が人となって人の言葉を話すなら、何も龍語は特別なものではない。
アランがそう言うと、コクは、
「人型をとれるのは、僕たち世代が手に入れた能力なんだよ。母様は人型はとれない。僕たちと兄様の白龍だけの能力なんだ。それでも龍語は僕たちにとって特別な言葉だ。龍語は、対象に直接語りかける特殊な言葉なんだ。どれだけ離れてても聞こえる。僕たち龍にとって、心地のいい言葉なんだよ」
なるほどなとエグバルトが言い、続けて、
「龍語をもって、龍と意思疎通できるというのは、特別なことなのだな。龍は間違いなくこのメータ大陸で最強の生き物だ。そんな龍の言葉を話せれば、龍を自分の思いの通りに動かすこともできるということだ。もし私の想像する通りの龍が、首都ナーバーで大暴れしたなら、我々は太刀打ちできん。壊滅状態となるだろう。国を滅ぼすなど、造作もないことのように聞こえるぞ」
皇帝の言葉に、グラントリーとブライアンはうーむと唸り、腕を組んで沈黙した。
兄たちのことだ。
実際、そうなった際の対策を頭の中で算段し始めたのだろう。
――話を元に戻そう。
アランは兄たちの思考を遮り、強引にこちらに注意をむけさせた。
けれど、エグバルトは次兄のグラントリーに話の主導権を渡し、自らは腕を組み、そのまま黙考した。
「それで、テンドウの里への出入り口のことだが……」
アランが話をはじめへ戻す。
もともとセキとコクには、一つしかないテンドウの里への入口のことで相談を持ちかけていた。
潮の満ち引きで日に二度は通れるはずの道は、テンドウ族が里に入ってのち、まだ一度も潮が引かない状態が続いている。
その間に各地に走らせた内偵部隊が、次々に黄帝城へと知らせを寄越してきていた。
それらの中には、病気平癒の延命治療として、実際に神子を抱いたという人間もいた。
あの内陸部の屋敷で秘事として大金を支払い、神子と情を交わしたと。
そうして集められた資金が、今回の砲撃の武器へと化けたことは想像に難くない。
ザカリー所有の内陸部の屋敷も調べさせたが、部隊が到着したときにはもぬけのからで、何一つ残されていなかった。
その過程で商人ザカリーにも軍の内偵が入り、ザカリーは肺病の治癒のため、男神子と定期的に寝ていたこと、その見返りとしてセヴェリに資金提供していたことを供述した。
ザカリーはただちに捕らえられ、今は幽閉されている
が、彼の肺病は重く、長くはもたないだろうとの報告だ。
今回のテンドウ族の突破が、ザカリーはじめ、神子をだしにして集められた資金が元になっていることは間違いない。
現地に残された大砲は、最新式のものだったというし、応戦で放たれた銃も性能のいいものだった。
神子を売ることで資金を集め、それが帝国へ抵抗するための道具へと化けたことは見過ごせない。
十ハ年前と同じことが繰り返されようとしていることがわかった今、エグバルトはじめ、グラントリー、ブライアンの心は決まっていた。
――里への入口が開き次第突入する。
もたらされた報告からそう決定し、軍と議会でそれぞれ皇帝の意向が伝えられたのが二日前のことだ。
セービン伯爵はじめ、強硬派は勢いづき、マシューはじめ穏健派は皇帝の決定に異を唱えたが、それで皇帝の決定事項が覆ることはない。
マシューは、テンドウ族が神子を売っているというが、今現在テンドウの里への入口が塞がれているのだから、今は神子を売ることはできないはずだ、よって攻める意味はないと理屈をこねたが、やはり覆らなかった。
グラントリーはただちに軍を編成し、いつでも攻め込めるよう、テンドウの里へ向けて部隊を送り出した。
が――。
肝心の入口が水に浸かったままでは攻めることはできない。
そこでおそらく緑龍によって塞がれているのであろう里の入口を、開けるように緑龍を説得してもらえないか。
それに対する回答が、開口一番のセキとコクの言葉だった。
「とにかく僕たちの呼びかけに、母様は答えてくれないんだよ。だからさ、直接会いに行かないと、道をあけてもらうのは難しいよ」
セキがは再び菓子を口に頬張りながらそう言う。
「でもさ、僕たち今はまだヨハンナから離れたくないんだよ」とコク。
「そうそう。ヨハンナの心がもうちょっと治ってからにしたいんだよ。みんなで急いでるとこかわいそうだとは思うけどさ」とセキ。
「ううむ」
グラントリーはどうしたものかとアランへ視線を送る。
アランはそれを受けて「おい、セキにコク」と口を開く。
「ヨハンナのことは俺が見ている。心配するな」
「それが一番不安なんだよなぁ」
セキが目をすがめ、コクも同じくアランを睨む。
「だって昨日ヨハンナを泣かせちゃったじゃん」とセキ。
「そうだよ。僕たちがついていながら不覚だったよ」とコク。
ちゃっかり持ち出したお菓子のために、ヨハンナから目を離しておいてよく言う。
と思ったが、アランの落ち度は間違いないのでぐっとこらえた。
言い訳しない末の弟へ、こいつは何かやらかしたなという三人の兄の冷えた視線が飛んだ。
アランがセキとコクに向き合う。
「俺の琥珀の瞳と黄龍の関与は関係ないとみていいんだな?」
黄龍の加護持ちだといわれ続けてきたアランの琥珀の瞳だ。
本人はただの遺伝だと主張しているが、周りはそれを認めない。いい加減、うんざりしていたアランが聞くと、セキもコクもきっぱりと否定した。
「「ないね」」
というか、とコクが補足する。
「さっきも言ったけど、龍の加護なんてない。あるとすれば、母様だけができる特殊な能力だけだね。母様は、人の子に龍語を話せる力を与えることができるんだ。でもね、これもあくまで話せるってだけだよ。他に何か特別なことができるわけじゃない」
「それがヨハンナということか?」
アランの問いに、セキがこくりと頷く。
「そうだよ。ヨハンナは母様が龍の涙を与えた子なんだ。お腹の中にいるときに、母様の涙を受けると、その子は母様の色を持って生まれ、龍語を話せる」
「龍語というのは、そんなに特別なものなのか? おまえたちはこうして人の姿をとって、俺たちと意思疎通できるじゃないか」
龍が人となって人の言葉を話すなら、何も龍語は特別なものではない。
アランがそう言うと、コクは、
「人型をとれるのは、僕たち世代が手に入れた能力なんだよ。母様は人型はとれない。僕たちと兄様の白龍だけの能力なんだ。それでも龍語は僕たちにとって特別な言葉だ。龍語は、対象に直接語りかける特殊な言葉なんだ。どれだけ離れてても聞こえる。僕たち龍にとって、心地のいい言葉なんだよ」
なるほどなとエグバルトが言い、続けて、
「龍語をもって、龍と意思疎通できるというのは、特別なことなのだな。龍は間違いなくこのメータ大陸で最強の生き物だ。そんな龍の言葉を話せれば、龍を自分の思いの通りに動かすこともできるということだ。もし私の想像する通りの龍が、首都ナーバーで大暴れしたなら、我々は太刀打ちできん。壊滅状態となるだろう。国を滅ぼすなど、造作もないことのように聞こえるぞ」
皇帝の言葉に、グラントリーとブライアンはうーむと唸り、腕を組んで沈黙した。
兄たちのことだ。
実際、そうなった際の対策を頭の中で算段し始めたのだろう。
――話を元に戻そう。
アランは兄たちの思考を遮り、強引にこちらに注意をむけさせた。
けれど、エグバルトは次兄のグラントリーに話の主導権を渡し、自らは腕を組み、そのまま黙考した。
「それで、テンドウの里への出入り口のことだが……」
アランが話をはじめへ戻す。
もともとセキとコクには、一つしかないテンドウの里への入口のことで相談を持ちかけていた。
潮の満ち引きで日に二度は通れるはずの道は、テンドウ族が里に入ってのち、まだ一度も潮が引かない状態が続いている。
その間に各地に走らせた内偵部隊が、次々に黄帝城へと知らせを寄越してきていた。
それらの中には、病気平癒の延命治療として、実際に神子を抱いたという人間もいた。
あの内陸部の屋敷で秘事として大金を支払い、神子と情を交わしたと。
そうして集められた資金が、今回の砲撃の武器へと化けたことは想像に難くない。
ザカリー所有の内陸部の屋敷も調べさせたが、部隊が到着したときにはもぬけのからで、何一つ残されていなかった。
その過程で商人ザカリーにも軍の内偵が入り、ザカリーは肺病の治癒のため、男神子と定期的に寝ていたこと、その見返りとしてセヴェリに資金提供していたことを供述した。
ザカリーはただちに捕らえられ、今は幽閉されている
が、彼の肺病は重く、長くはもたないだろうとの報告だ。
今回のテンドウ族の突破が、ザカリーはじめ、神子をだしにして集められた資金が元になっていることは間違いない。
現地に残された大砲は、最新式のものだったというし、応戦で放たれた銃も性能のいいものだった。
神子を売ることで資金を集め、それが帝国へ抵抗するための道具へと化けたことは見過ごせない。
十ハ年前と同じことが繰り返されようとしていることがわかった今、エグバルトはじめ、グラントリー、ブライアンの心は決まっていた。
――里への入口が開き次第突入する。
もたらされた報告からそう決定し、軍と議会でそれぞれ皇帝の意向が伝えられたのが二日前のことだ。
セービン伯爵はじめ、強硬派は勢いづき、マシューはじめ穏健派は皇帝の決定に異を唱えたが、それで皇帝の決定事項が覆ることはない。
マシューは、テンドウ族が神子を売っているというが、今現在テンドウの里への入口が塞がれているのだから、今は神子を売ることはできないはずだ、よって攻める意味はないと理屈をこねたが、やはり覆らなかった。
グラントリーはただちに軍を編成し、いつでも攻め込めるよう、テンドウの里へ向けて部隊を送り出した。
が――。
肝心の入口が水に浸かったままでは攻めることはできない。
そこでおそらく緑龍によって塞がれているのであろう里の入口を、開けるように緑龍を説得してもらえないか。
それに対する回答が、開口一番のセキとコクの言葉だった。
「とにかく僕たちの呼びかけに、母様は答えてくれないんだよ。だからさ、直接会いに行かないと、道をあけてもらうのは難しいよ」
セキがは再び菓子を口に頬張りながらそう言う。
「でもさ、僕たち今はまだヨハンナから離れたくないんだよ」とコク。
「そうそう。ヨハンナの心がもうちょっと治ってからにしたいんだよ。みんなで急いでるとこかわいそうだとは思うけどさ」とセキ。
「ううむ」
グラントリーはどうしたものかとアランへ視線を送る。
アランはそれを受けて「おい、セキにコク」と口を開く。
「ヨハンナのことは俺が見ている。心配するな」
「それが一番不安なんだよなぁ」
セキが目をすがめ、コクも同じくアランを睨む。
「だって昨日ヨハンナを泣かせちゃったじゃん」とセキ。
「そうだよ。僕たちがついていながら不覚だったよ」とコク。
ちゃっかり持ち出したお菓子のために、ヨハンナから目を離しておいてよく言う。
と思ったが、アランの落ち度は間違いないのでぐっとこらえた。
言い訳しない末の弟へ、こいつは何かやらかしたなという三人の兄の冷えた視線が飛んだ。
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる