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転生!?だる!!(2)
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「そうと決まれば…早速準備をせねば!さぁ忙しくなるぞぉ~」
「なぁおい!ちょっと待ってくれ!?俺はさっきまでオフィスに居たんだよ。ここは何処だ!!」
「ああ、言っておりませんでしたな。魔王城にございます。今からここが貴方様の根城となるのですよ」
「ただの空気の悪い洞窟だろうが!悪い冗談なら早く帰してくれ!」
「またまた~それこそ悪い冗談ですのよ、魔王様!召喚で魔力を使い切ってしまったのでそんなことできるわけがございません!」
悠長な構えで語るツノ女。宗教の勧誘かエナジードリンクの毒が脳にまで回ったか知らないが、俺は今猛烈に眠たくてしかもまだやるべき仕事が山積しているんだ。こんなところで油を売っている訳にはいかない。
ここがどこなのか、なぜ、どのようにここに来てしまったのかなんて気にする余裕は当時の俺にはなく、仕事に復帰すること以外考えていられなかった。
「ふざけんな!!俺は独りで仕事に戻る!」
「ご協力…頂けないという事ですな」
「…ならば、力づくで従えるのみ!ご覚悟ください魔王さまぁ!!」
ただの変態コスプレ集団かと思っていたが、ツノ女の方は何かオーラを出し始め、ヤギ頭の方は筋肉で服を張り裂いた。どうやら伊達ではなくモノホンの魔族のようで、一瞬びっくりしたものの…何処か様子がおかしい。
「…え?攻めてこないの?」
「…動くとオーラ消えるんです」
「息…止めてないと…筋肉がぁ~~れぇ~~」
ヤギ頭の鼻から空気が抜けていく。こいつ、吸気で膨らんでただけじゃねえか。ツノ女の方もシーリングライトくらいの光を維持するのに汗をだらだらかいている。これではただの珍芸集団だ…
「…帰る!」
「…ふっ、ふはははは!無駄ですわ!ここから出ることなどできないぃ!!無理無理!!」
「いや、どう見たってこれが出口だろ。俺には仕事があるんだよ、お前たちとちがっt」
よそ見をしながら出口へ向かっていたら、突如見えない壁に行く手を阻まれる。勢いを殺しきれず全身を強く打ってしまった。
「いたぁ~~~~!!」
「だから言ったのに…逃げられませんよって」
「…なんだ…!どういうことだコレ!!」
「マップバグの勇者の仕業でございます」
「マップバグの勇者…?」
「ええ。空間に透明な壁を設けたり、本来つながるはずのない場所同士を繋いだりと…なんとも不思議な力を使う勇者ですわ。勇者はその力を使いマップを不正に弄り、我々をここに幽閉したというわけでございます」
「…?とりあえず、俺はここから出られないってことなのか!?まだ仕事が残ってるのに!?」
「いえ!魔王様の力を持ってすれば、ここから出るくらい容易いはずですわ!PCもあるのですから!!」
「…PCあるなら早く言えよ!よこせ!!俺は仕事をするんだぁ!!」
過労とは恐ろしいものだ。社畜でない正気の人間なら、こんな状況に置かれてまで仕事をしようとしない。まずは『自分はオフィスから全く別の洞窟に誘拐されたのだ』と現状を常識的に認識し、命を守る行動を取る。だが社畜は違う。社畜は畜、つまり会社という捕食者のために屠られることでその存在意義を認められる絶対下級の存在なので、自己判断で自分の命を守ることは許されていない。PCがあるにも関わらず仕事をしないのは怠慢であり、PCがそこにないにも関わらず自力で用意しないのは怠慢であり、仮にPCが存在しない世界線に飛ばされたとしても、PCを新たに作り出さないのは怠慢だとみなされ、社会人としての常識がないと侮蔑されることだろう。
「はっ…はい!こちらでございます!!伝承によれば、魔族に災いが降りかかった時、時の魔王は代々伝わる宝具たる”PC”を用いて、魔族を危機から救ったとのこと…PCは魔王召喚の道具であると同時に、勇者を討ち滅ぼす最終兵器なのです!そしてPCの力を制限なく使えるのは、魔王たるあなた様のみ!」
「知らん!!あとディスプレイとマウスとキーボードはどこだよ!!納期迫ってるから!!早く!!」
「…三種の神器!!なるほど、聖鏡ディスプレーイ・聖玉マウース・聖剣キーボードーをPCと融合させることによって勇者を退治するのですね!?さすがは魔王様ですわ!!今すぐご用意いたします!」
なあにが三種の神器だ。毎日嫌というほど見ててありがたみのかけらもないっつうの。言ってることも訳わからないし。とりあえず、PCのコード周りのセッティングを手早く済ませる。よし、これであとはプラグを入れて───
「コンセントがない!!」
「…コンセント!?申し訳ない、宝具コンセントは…我々が不甲斐ないばかりに、すでに勇者の手の中でございます…」
「おい!!コンセント抜きじゃPCは立ち上がらねえの!!なんか…代わりに電気を供給できるものはないのか!?」
「…レヴ!電撃魔法を使うのじゃ!魔王様がご入用とのこと!」
「は、はぁぁ~~!?無理に決まってますわ!こっちはひかえめの光魔法で息絶え絶えでしてよ!」
「このままでは魔族は我々の代で絶えるのだぞ!う~む、そうじゃ!あちらに倉庫がございます!何か役に立つものがあるやも知れませぬ!」
「ったく!手間がかかるぜおい!」
「うーん、これでもない、これは…違うな…、武器とか防具じゃなくてもっとこう、文明的なものはないのか!?」
「文明的と言われましても、私ども魔族ですからそういうのには疎くて…」
「…そういうのいいから!こう…もう少し複雑な作りのものを保管してある場所に案内してくれ!」
「はっ、はい!今ご案内いたします!」
にしても、倉庫にあった剣や鎧などにデジャヴを感じるというか…どこかで見た気がする。こんな所に来たことなんて無いから、そんなはずはないんだけどさ。
「…うん…?あっ!これは使えるかもしれん」
「まっまさかそれは…何ですの?」
「バッテリーだよ。埃かぶってるけど、とりあえずここにある中で一番値打ちが高いぞ」
「なんと…ただのガラクタだと思っていました。人間のゴミ捨て場から拾ってきたもので」
「はしたないな…矜持とか無いのか…?」
「我々とて生き残りをかけて必死になっているのですわ!綺麗事じゃおまんまはいただけないのでしてよ!」
こんな閉鎖空間に長いこといるとプライドを失うに止まらず、綺麗な言葉遣いでも卑しさが滲み出るようになってしまうんだな…常識を失ったら人間おしまいだ。とにかく、まあいい。とりあえずこれとPCのコードを繋いで…
「ボタンを押す!おし!電気は生きてるな!!」
「うおおお!!光が!!さすがは魔王様じゃ!!」
「このような魔術を使えるなんて!さすがは魔王様!!」
「うるさい!!変な場所に連れて行きやがって!仕事終わったら帰るぞ……」
PCの画面を見て驚愕する。俺のやってた作業がない!!
当たり前である。そりゃ別のPCなんだからあるわけがない。まあ確かに、PCの立ち上げ作業は朝オフィスに来てから一番最初に行う仕事なので、脳が寝てても体が動いてしまっていたのだろう。
「あれ…あれ、俺は一体…」
「どうですか!?魔王様!ここから出れそうですか!?」
「…あの、もう一度、状況を説明してもらえる…?」
「…おかしいだろ!!そんなことあるわけないだろ!魔法?召喚?勇者?ふざけるのも大概にしろよ!!帰る!!俺は帰ってしごt」
「~~~~~~~!!」
「だからぁ、無駄でございますわ。確かにどう見ても出口ですけど、何回やってもそこからは出れませんでしてよ」
「……じゃあ俺に、勇者を倒せって言うのか!?なんで俺がそんな面倒なことを…!?無給で…!?」
「嫌なら私どもとここで生涯を終えることになりますな!!ここには娯楽の類は一切ございませんぞ!せいぜい石を何個積めるか競うか、コウモリと戯れるくらいですぞ!」
「さあ!退屈で狂い死ぬかPCを使ってここから出るか!どちらか選ぶのです!」
「それって、お前たちが出れなくなったから呼び出しただけってことじゃねえか!理不尽すぎるってんだよ!第一、魔族なんて解き放ったらこの世はどうなるんだよ!?」
「どうもしません!私たち弱いので!影響力ゼロですわ!」
「…はぁぁぁ……巻き込まれる俺の身にもなってくれよ!なんで雑魚魔族の命運を背負わされてるんだよ…」
「し、辛辣ですな!!魔族のことそんなに下げなくてもよろしくないか!!まるで人間ですな!!」
「…そうだよ!俺人間だよ!そうじゃん!!そもそもなんで俺が魔族のヘルプに呼ばれてんの!?」
「…え?」
「あっ!そういえば鏡をお持ちしておりませんでしたわ。もしや長年の眠りについてた系のねぼすけ魔王様でしたかね?はい、どうぞ!!」
「えっ…えええええ!!??」
「なぁおい!ちょっと待ってくれ!?俺はさっきまでオフィスに居たんだよ。ここは何処だ!!」
「ああ、言っておりませんでしたな。魔王城にございます。今からここが貴方様の根城となるのですよ」
「ただの空気の悪い洞窟だろうが!悪い冗談なら早く帰してくれ!」
「またまた~それこそ悪い冗談ですのよ、魔王様!召喚で魔力を使い切ってしまったのでそんなことできるわけがございません!」
悠長な構えで語るツノ女。宗教の勧誘かエナジードリンクの毒が脳にまで回ったか知らないが、俺は今猛烈に眠たくてしかもまだやるべき仕事が山積しているんだ。こんなところで油を売っている訳にはいかない。
ここがどこなのか、なぜ、どのようにここに来てしまったのかなんて気にする余裕は当時の俺にはなく、仕事に復帰すること以外考えていられなかった。
「ふざけんな!!俺は独りで仕事に戻る!」
「ご協力…頂けないという事ですな」
「…ならば、力づくで従えるのみ!ご覚悟ください魔王さまぁ!!」
ただの変態コスプレ集団かと思っていたが、ツノ女の方は何かオーラを出し始め、ヤギ頭の方は筋肉で服を張り裂いた。どうやら伊達ではなくモノホンの魔族のようで、一瞬びっくりしたものの…何処か様子がおかしい。
「…え?攻めてこないの?」
「…動くとオーラ消えるんです」
「息…止めてないと…筋肉がぁ~~れぇ~~」
ヤギ頭の鼻から空気が抜けていく。こいつ、吸気で膨らんでただけじゃねえか。ツノ女の方もシーリングライトくらいの光を維持するのに汗をだらだらかいている。これではただの珍芸集団だ…
「…帰る!」
「…ふっ、ふはははは!無駄ですわ!ここから出ることなどできないぃ!!無理無理!!」
「いや、どう見たってこれが出口だろ。俺には仕事があるんだよ、お前たちとちがっt」
よそ見をしながら出口へ向かっていたら、突如見えない壁に行く手を阻まれる。勢いを殺しきれず全身を強く打ってしまった。
「いたぁ~~~~!!」
「だから言ったのに…逃げられませんよって」
「…なんだ…!どういうことだコレ!!」
「マップバグの勇者の仕業でございます」
「マップバグの勇者…?」
「ええ。空間に透明な壁を設けたり、本来つながるはずのない場所同士を繋いだりと…なんとも不思議な力を使う勇者ですわ。勇者はその力を使いマップを不正に弄り、我々をここに幽閉したというわけでございます」
「…?とりあえず、俺はここから出られないってことなのか!?まだ仕事が残ってるのに!?」
「いえ!魔王様の力を持ってすれば、ここから出るくらい容易いはずですわ!PCもあるのですから!!」
「…PCあるなら早く言えよ!よこせ!!俺は仕事をするんだぁ!!」
過労とは恐ろしいものだ。社畜でない正気の人間なら、こんな状況に置かれてまで仕事をしようとしない。まずは『自分はオフィスから全く別の洞窟に誘拐されたのだ』と現状を常識的に認識し、命を守る行動を取る。だが社畜は違う。社畜は畜、つまり会社という捕食者のために屠られることでその存在意義を認められる絶対下級の存在なので、自己判断で自分の命を守ることは許されていない。PCがあるにも関わらず仕事をしないのは怠慢であり、PCがそこにないにも関わらず自力で用意しないのは怠慢であり、仮にPCが存在しない世界線に飛ばされたとしても、PCを新たに作り出さないのは怠慢だとみなされ、社会人としての常識がないと侮蔑されることだろう。
「はっ…はい!こちらでございます!!伝承によれば、魔族に災いが降りかかった時、時の魔王は代々伝わる宝具たる”PC”を用いて、魔族を危機から救ったとのこと…PCは魔王召喚の道具であると同時に、勇者を討ち滅ぼす最終兵器なのです!そしてPCの力を制限なく使えるのは、魔王たるあなた様のみ!」
「知らん!!あとディスプレイとマウスとキーボードはどこだよ!!納期迫ってるから!!早く!!」
「…三種の神器!!なるほど、聖鏡ディスプレーイ・聖玉マウース・聖剣キーボードーをPCと融合させることによって勇者を退治するのですね!?さすがは魔王様ですわ!!今すぐご用意いたします!」
なあにが三種の神器だ。毎日嫌というほど見ててありがたみのかけらもないっつうの。言ってることも訳わからないし。とりあえず、PCのコード周りのセッティングを手早く済ませる。よし、これであとはプラグを入れて───
「コンセントがない!!」
「…コンセント!?申し訳ない、宝具コンセントは…我々が不甲斐ないばかりに、すでに勇者の手の中でございます…」
「おい!!コンセント抜きじゃPCは立ち上がらねえの!!なんか…代わりに電気を供給できるものはないのか!?」
「…レヴ!電撃魔法を使うのじゃ!魔王様がご入用とのこと!」
「は、はぁぁ~~!?無理に決まってますわ!こっちはひかえめの光魔法で息絶え絶えでしてよ!」
「このままでは魔族は我々の代で絶えるのだぞ!う~む、そうじゃ!あちらに倉庫がございます!何か役に立つものがあるやも知れませぬ!」
「ったく!手間がかかるぜおい!」
「うーん、これでもない、これは…違うな…、武器とか防具じゃなくてもっとこう、文明的なものはないのか!?」
「文明的と言われましても、私ども魔族ですからそういうのには疎くて…」
「…そういうのいいから!こう…もう少し複雑な作りのものを保管してある場所に案内してくれ!」
「はっ、はい!今ご案内いたします!」
にしても、倉庫にあった剣や鎧などにデジャヴを感じるというか…どこかで見た気がする。こんな所に来たことなんて無いから、そんなはずはないんだけどさ。
「…うん…?あっ!これは使えるかもしれん」
「まっまさかそれは…何ですの?」
「バッテリーだよ。埃かぶってるけど、とりあえずここにある中で一番値打ちが高いぞ」
「なんと…ただのガラクタだと思っていました。人間のゴミ捨て場から拾ってきたもので」
「はしたないな…矜持とか無いのか…?」
「我々とて生き残りをかけて必死になっているのですわ!綺麗事じゃおまんまはいただけないのでしてよ!」
こんな閉鎖空間に長いこといるとプライドを失うに止まらず、綺麗な言葉遣いでも卑しさが滲み出るようになってしまうんだな…常識を失ったら人間おしまいだ。とにかく、まあいい。とりあえずこれとPCのコードを繋いで…
「ボタンを押す!おし!電気は生きてるな!!」
「うおおお!!光が!!さすがは魔王様じゃ!!」
「このような魔術を使えるなんて!さすがは魔王様!!」
「うるさい!!変な場所に連れて行きやがって!仕事終わったら帰るぞ……」
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当たり前である。そりゃ別のPCなんだからあるわけがない。まあ確かに、PCの立ち上げ作業は朝オフィスに来てから一番最初に行う仕事なので、脳が寝てても体が動いてしまっていたのだろう。
「あれ…あれ、俺は一体…」
「どうですか!?魔王様!ここから出れそうですか!?」
「…あの、もう一度、状況を説明してもらえる…?」
「…おかしいだろ!!そんなことあるわけないだろ!魔法?召喚?勇者?ふざけるのも大概にしろよ!!帰る!!俺は帰ってしごt」
「~~~~~~~!!」
「だからぁ、無駄でございますわ。確かにどう見ても出口ですけど、何回やってもそこからは出れませんでしてよ」
「……じゃあ俺に、勇者を倒せって言うのか!?なんで俺がそんな面倒なことを…!?無給で…!?」
「嫌なら私どもとここで生涯を終えることになりますな!!ここには娯楽の類は一切ございませんぞ!せいぜい石を何個積めるか競うか、コウモリと戯れるくらいですぞ!」
「さあ!退屈で狂い死ぬかPCを使ってここから出るか!どちらか選ぶのです!」
「それって、お前たちが出れなくなったから呼び出しただけってことじゃねえか!理不尽すぎるってんだよ!第一、魔族なんて解き放ったらこの世はどうなるんだよ!?」
「どうもしません!私たち弱いので!影響力ゼロですわ!」
「…はぁぁぁ……巻き込まれる俺の身にもなってくれよ!なんで雑魚魔族の命運を背負わされてるんだよ…」
「し、辛辣ですな!!魔族のことそんなに下げなくてもよろしくないか!!まるで人間ですな!!」
「…そうだよ!俺人間だよ!そうじゃん!!そもそもなんで俺が魔族のヘルプに呼ばれてんの!?」
「…え?」
「あっ!そういえば鏡をお持ちしておりませんでしたわ。もしや長年の眠りについてた系のねぼすけ魔王様でしたかね?はい、どうぞ!!」
「えっ…えええええ!!??」
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