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彼と僕
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「なあ…瑞樹… 瑞樹、センセ…朝だよ 」
「んっ… なに…須賀くん… んっ…んうっ…ふ…」
いきなりのしかかってくる大きな身体… すぐさま唇を塞がれて、息苦しい…
須賀くんが裸で寝ている僕の上にぴたりと重なる…
大の男二人…いや、大小の男二人がベッドに乗っかっている…
しかも、昨夜の…あまりにも激しいセックス…ベッドがずっと軋むような音を立てていた…
そのうち、壊れやしないだろうかと… ふと、心配になる。
「んっ… んっ…」
…須賀くんの熱い舌が、僕の口内を這い回る… ああ…須賀くんのキスはすごく激しいけど、いつもなんだか気持ちいい… 頭がぼうっとしてくるほどに…
もちろん、本人にこんなことを言ったことはないけど。
キスはともかく…とりあえず体格差があるからか、本当にすごく、重い…
「ん… ん… っ」
僕がうめいても、須賀くんが僕の上から退いてくれる気配は微塵もない…
むしろ僕の苦しそうな表情を見て楽しんでいそうな猫のように笑った目で、こちらを見ている…
カーテンの隙間から、朝の光が差し込んできて、少し眩しい…
朝方まで抱かれていたから時間の感覚がない…今、一体何時なんだろう…
昨夜、久々に須賀くんが僕の部屋にやってきた。
彼はこの春から、大学一年生。
そして僕は、とある高校の教師になった。
彼は僕が教育実習で行った先の母校に生徒として在籍していて…
その当時付き合っていた彼氏にフラれたばかりの僕は、どんどん須賀くんの勢いに押されて…気が付いたらこんな関係になっていた。
いや、そういうと語弊があるか…
須賀くんには恥ずかしくて言っていないけど、きっと僕も、初対面から須賀くんに惹かれていたんだ…
それほどに彼はカッコ良く…その言動も全てが、魅力的過ぎて…本当に僕にはもったいない…
「は、あっ …ふ… 」
唇がやっと離れた… そして、重たい体も離れた…
「んっ… なに…須賀くん… んっ…んうっ…ふ…」
いきなりのしかかってくる大きな身体… すぐさま唇を塞がれて、息苦しい…
須賀くんが裸で寝ている僕の上にぴたりと重なる…
大の男二人…いや、大小の男二人がベッドに乗っかっている…
しかも、昨夜の…あまりにも激しいセックス…ベッドがずっと軋むような音を立てていた…
そのうち、壊れやしないだろうかと… ふと、心配になる。
「んっ… んっ…」
…須賀くんの熱い舌が、僕の口内を這い回る… ああ…須賀くんのキスはすごく激しいけど、いつもなんだか気持ちいい… 頭がぼうっとしてくるほどに…
もちろん、本人にこんなことを言ったことはないけど。
キスはともかく…とりあえず体格差があるからか、本当にすごく、重い…
「ん… ん… っ」
僕がうめいても、須賀くんが僕の上から退いてくれる気配は微塵もない…
むしろ僕の苦しそうな表情を見て楽しんでいそうな猫のように笑った目で、こちらを見ている…
カーテンの隙間から、朝の光が差し込んできて、少し眩しい…
朝方まで抱かれていたから時間の感覚がない…今、一体何時なんだろう…
昨夜、久々に須賀くんが僕の部屋にやってきた。
彼はこの春から、大学一年生。
そして僕は、とある高校の教師になった。
彼は僕が教育実習で行った先の母校に生徒として在籍していて…
その当時付き合っていた彼氏にフラれたばかりの僕は、どんどん須賀くんの勢いに押されて…気が付いたらこんな関係になっていた。
いや、そういうと語弊があるか…
須賀くんには恥ずかしくて言っていないけど、きっと僕も、初対面から須賀くんに惹かれていたんだ…
それほどに彼はカッコ良く…その言動も全てが、魅力的過ぎて…本当に僕にはもったいない…
「は、あっ …ふ… 」
唇がやっと離れた… そして、重たい体も離れた…
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