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須賀くん

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「須賀君… あ… あの… ぬ、脱いだ…けど… 」
須賀くんが見守る中、僕は須賀くんに言われたとおり、裸になった…

「こっち…来て。瑞樹… センセ… 」
須賀君の低い声に、ゾクリとする…

やっぱり、先輩のことを怒っているのか…でも、過去のことだから、
今の僕にはどうしようもない…

「あっの… ちょっと恥ずかしいから、電気、消しても…い」

「駄目だ。そのまま。」

「え…っ…」

「そんなんいいから、早く…来いって… 」

「う、わっ… ! 」

少しイラついたような表情の須賀君に、いきなり腕を引かれ、
僕はドサリとベッドに…
ベッドに仰向けになった須賀君の上に、裸のままで、倒れ込む。

「… …須賀 …く… ん… あの… 」

「なぁ… 先生… 俺なんか今、すっげー--イライラしてんだけど…」

「は… ?… ん… うん… 」
しっかり服を着たままの須賀君の上に、裸の僕が乗っかっているこの状況が、
すごく、恥ずかしい…

須賀くんはそんな僕の内心に構うことなく言葉を続ける。
「なんか、モヤモヤするっていうか、なんていうか…さっきさ…瑞樹があの…元カレのこと…じいっと、見てた、からかな…」

「そ…そ、んな…別に…じいっとなんて… 見てない…!」慌てて、否定する。

「… ホント?先生…少しも、気持ちぐらつかなかった…?」
疑っているような、須賀君の目…

「え… っと、…うん… 」なんとか、肯定する。

「はい。失格、だな… 完全に、答えに、間があった…。も…優しくは出来ない。 」

「えっ…!? あっ…!」 

ビクンと跳ねる僕の身体… 
須賀君がいきなり、僕の両方の胸の先を引っ張った…からだ…

「やぁっ…、な…須賀…く…ん… んっ…!あ、 んっ… 」

引っ張られて、ねじられ… ちりと、痛みが走る… 
須賀君の身体の両端に手をついて、刺激に耐える…

「お仕置き、決定…。覚悟してね、センセ… 」

妖しい声音の須賀君の声が… 耳に届いた後に、「んっ… !」

   僕は須賀君に、唇を塞がれていた…  















 
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