【BL・R18】俺とシテみたいって・・・何をですか?

もえこ

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森林と圭一

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最近、圭一に想いを寄せているであろう森林久美と圭一が、楽しそうに話しているのを、よく見かけるようになった。

森林は、なんというかサッパリした性格で、あまり女子女子しているタイプではない。どちらかといえば姉御肌で、圭一の一つ下とは言っても、そんな雰囲気はなく、まるで同級生のように圭一に対して接している気がする。

あ、もちろん、物言いはちゃんと年下なのをわきまえてか、敬語をきちんと使っている。

先日、俺はバイト先に早く着いたため、控え室で時間までコーヒーでも飲もうかとドアを開けると、ソファーに圭一と森林が座って、なにやら楽しそうに話しこんでいた。
「…で、…あ、お疲れ様でーす」
森林と圭一が口をそろえて俺に挨拶する。

俺が邪魔してしまったのか、突如、話が止んだみたいだ。

…しーん… そんな音がしそうな程、静けさが広がる。

なんだよ…何か知らんが、話せよ。
俺がいちゃ、ダメな話なのかな…気にしても仕方ないけど、なんか気になる空気だ…雑談、続ければいいのに。

俺は、制服に着替える前にコーヒーを楽しむつもりだったが、やはり今は微妙だなと考え直し、先に更衣室に向かう。

あの一件以来一度も、俺は圭一の家に行っていない。

前は、圭一の方から、漫画を見にこいだの面白いDVDがあるだの言われて、それに釣られて俺は奴の家を訪問したりしていた。

でも最近、誘われることも一切なくなった。以前借りた漫画は、そういえば借りっぱなしのままだ…

圭一、ホントどうしたんだろう…
もしかして、お前の方から…俺に見切りをつけて俺から去ろうとしているのか…それで森林と…?

俺は着替えながら、そんなことを考えていた。

                
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