【完結】あの可愛い人妻を、誰か俺に譲ってください。

もえこ

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快楽

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「あっ…ん、んん やあ…ん、ふっ…」
俺の腰の動きに合わせて発せられる…彼女の可愛くて…でも、控え目な喘ぎ声が…俺の耳を甘やかに刺激する。

ああ…もっと激しくしたい…
本当は、俺のモノを一気に彼女の中に突き入れたかった…。

でも、由良さんとの初めてのセックスで、そんなことはできる筈もなく、俺の中の激しい欲望をなんとか理性で抑え込みながら…ゆっくりと彼女の中へ入っていく。

…由良さんのナカは…狭くて…キツくて…適度な締め付けがあって…奥に進むにつれて…俺のが彼女の内壁に優しく…それでいてキツく、包み込まれて…温かくて…本当に夢のようだ…

中の締め付けが気持ち良過ぎて…しかも今でもまだ信じられないような、今のこの状況に…頭がおかしくなってしまいそうな…そんな気さえする。

ああ…

やっぱり…もっと動きたい…。
彼女を思うままに抑えつけて、激しく揺さぶりながら身体中を蹂躙したい…

挿入が深くなるにつれて彼女との距離が縮まり、ついに至近距離で彼女と目が合う…濡れたような黒目がちの瞳が、ゆらゆらと不安そうに揺れる。

由良さんはすぐに恥ずかしそうに俺から目を逸らし、なんともいえない妖艶な表情で俺の背中を抱きながら、小さく呻く…。

ギシギシとベッドをきしませながら、俺は少しずつ…彼女への抽挿を早くしていく…
「あっ…あっあ…  んん、やっ…、んん…はぁ…ん」

色っぽい彼女の喘ぎ…ヤバいよ…その声、

…そして少し汗ばんだ彼女の身体から溢れ出る色気…ぷるんと揺れ動く白い胸…まじでもうヤバい…

俺はいきなり達しないように、頭では敢えて別のことを考えようとする…が、やっぱりなかなかうまくいかない…。窮屈な由良さんのナカ…想像以上に締まりが良過ぎて、少しでも気を抜くと…途端に達してしまいそうだ。

もともとがそういうタイプ…なのかもしれないけど…なんだか本当に…彼女は旦那とセックスみたいなことをしばらくしてないんじゃないかと… 俺は身勝手にそんな想像をしてしまっていた。
だってあまりに…キツ過ぎる…まるで処女としているかのような、錯覚すら覚える。

でももし、仮に旦那とご無沙汰だとすると、なんとなく…嬉しい…。

だって、俺にこうやって抱かれてあられもない声をあげながら…家では旦那にも普通に愛されてます…なんて言われると…俺の胸は途端に苦しくなるから。

ちなみに、そのことについてはいまだに俺は彼女に直球で聞くことができていない…。
由良さん自らが、そこに触れない以上…俺からは聞けないし…それに今更…聞くのも怖い気がした…

由良さんが今も旦那に抱かれているなんて…
…もはや、そんな話、聞きたくもないし想像すらしたくない…

俺はなんとなく、勝手に苛つき…

挿入したまま彼女の腰を抱え直し、由良さんのお尻を掴んで少し乱暴に、自らの腰を何度も打ち付ける…彼女の一番深くまで、感じたい一心で…

グチュグチュと摩擦の音をたてながら、最後にズンと思い切り奥深くまで突き上げ、そのまま腰を揺さぶる…ついでに片手で胸を揉みしだきながら、突起をつまんでいじくる。なんか…最低かな、俺…でも、もう止まらない…

「やっあ、!いやぁ!っ…あっ、んンっ…!…

…は、あ…んん、あ…やっ…やだっ…あっ、あん…やめて、も…いやぁっ、いや…ぁ…あん…はぁ」

甘い声が漏れ出る…ここまできて…やめてやるわけがない…いやじゃなくて、イイ…なんだろ、由良さん…

でも、俺自身…もうダメだった…
これ以上はとてもイクのを我慢できそうに、ない…気持ち良すぎて…気を失いそうだ。

これが最後だと言わんばかりに一層、彼女の中を…狂ったように激しく…深く、俺のモノで突きまくる。
ギシギシとベッドが音を立てて、揺れる…

「白石さ…ん、我慢しないでイッていいよ…?顔…見せて…俺も…もう…いく…から…くっ!」
上擦った声で話しかけて、彼女を抱きしめ、俺たちの結合がこのうえなく、深くなった瞬間…

「やっ…木下さぁ、っんっ!…ダメっ!もう…だめぇっ…!…い、やぁ…あぁっ!…ああ…ぁ…は、ん…」

彼女の身悶える声とともに、俺たちは多分ほぼ同時に…   果てた… 

   もう、俺…死んでもいいかも。
    いや…いっそ、死にたい…

 完全に…性の快楽に飲まれた瞬間だった。
       



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