【完結】人妻の危険な誘い

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田代の妻が、突然手紙をよこした。

俺は驚く…　

　　　　まさかやはり…

奴は家族に、俺のことを愚痴っていたのだろうか…

ただ、美穂の手紙には夫がいなくなった理由…死んだ理由がわからないと確かに書いてあるし、葬儀の時の美穂の様子からは、特に俺や会社の奴に…恨みを抱いているようにも見えなかった。

そして、あの…田代の妻の、人目を惹くほどの美貌…

清楚で、汚れのない雰囲気の顔に反して、あのグラマーな身体つき…　
漆黒の憂いをまとった着物を身にまとっていたにもかかわらず…ふくよかな胸と尻のラインが、女を主張していた…　

黒縁メガネの冴えない男…田代のくせにアイツは毎晩…
あの美人妻をベッドに組み敷いて、淫らに喘がせていたのか…
なんだか無性に…腹が立ってくる…。

うん…悪くない…　　
未亡人が俺に相談だと…食事の相手…普通に、元部下の妻との会食…
しかも誘いは向こうからだ…　

別に、問題はなかろう…

俺はすぐに、その指定された携帯番号に、承諾の連絡を入れた。